希望の党で、衆院比例選の供託金返還

「だまされる人が悪いのか？希望の党立候補者」
と題して、立候補者の供託金について触れましたが、
さすがの希望の党も、このままではまずいと思ったようです。

希望に不協和音、供託金の返還「落選者を優先」

読売新聞の記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20171107-OYT1T50007.html?from=ytop_ylist

大島幹事長は２日の両院議員懇談会で、比例選の供託金の返還は落選者を優先し、
現職は返還をしばらく見合わせる方針を説明した。

比例分だけでも、落選者に負担してもらった供託金の一部を
返そうとしたようですが、当選者から異議が出たようです。
もともと当選すれば、自分に戻ってくるべき出資金ですからね。

しかし、供託金は、党が準備するべきもので、これを無理やりかき集めた
候補者に出させたわけですから、落選者にとってはまったく詐欺にあったようなものになります。

面白おかしく、「不協和音」と書いていますが、また一つ党分裂の要因になるか、
裁判になるか、どちらもなりそうですね。