先日ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ/鹿取洋子の記事の中で個人的に相性が悪いアレンジャーとして井上鑑を挙げたが、もう1曲彼の作品で好きなのがあった。
木枯らしに抱かれて/小泉今日子(1986)
作詞:高見沢俊彦 作曲:高見沢俊彦 編曲:井上鑑
まだ彼女がデビューしたてころ、バイト先の先輩が彼女のファンだった。毎日かわいいかわいいを連発していたのだけど、正直なところ当時のキョンキョンは髪が長くモサッとしていて、毎年現れては消える大勢のアイドルに埋没し、特に魅力を感じる事もなかった。
が、しかし
ある日突然、髪を短くした小泉今日子が『キョンキョン』となって自己主張を始めたのだ。これはビックリだった。アイドルのワクを簡単に超えてしまった彼女はとても爽快だった。そしてその後の勢いは凄まじく、以降アイドル≒キョンキョンとなったのである。
前置き長すぎ
「木枯らしに抱かれて」は、ヒットしていた頃は特に興味がなかったのだけれど、後々気がつくと好きな曲になっていた。作曲のところに高見沢俊彦の名前を見たとき、初めて彼が顔だけじゃなくてミュージシャンとしてリッパな人なんだと知った。ちなみにやはり職場の先輩に彼のファンの子がいたのだが、それを知ったときにああ、高見沢さんにファンがいるというのは都市伝説じゃなかったんだ~と思った。(失礼)
胸に静かに入り込む切ないメロディーはもちろんだが、国籍不明のアジアンな編曲がいい。高見沢さんが作曲の枠を超えてどのあたりまで編曲部分に食い込んでいたのかわからないが、「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」や、それと似た感じのこういう曲調の場合は井上鑑アレンジが引き立つんだろうか。他にも同じパターンがあるか探してみようかと思う。
これはアルフィーのバージョン

木枯らしに抱かれて/THE ALFEE(1987)「サファイアの瞳」のB面
作詞:高見沢俊彦 作曲:高見沢俊彦 編曲:ALFEE
彼らの曲の中で好きだったのがこれ

星空のディスタンス/ALFEE(1984)
作詞:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦
この頃はまだ名前にTHEがなくて、ただのALFEEだった。
* 井上鑑 関連記事
ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ/鹿取洋子
木枯らしに抱かれて/小泉今日子(1986)
作詞:高見沢俊彦 作曲:高見沢俊彦 編曲:井上鑑
まだ彼女がデビューしたてころ、バイト先の先輩が彼女のファンだった。毎日かわいいかわいいを連発していたのだけど、正直なところ当時のキョンキョンは髪が長くモサッとしていて、毎年現れては消える大勢のアイドルに埋没し、特に魅力を感じる事もなかった。
が、しかし
ある日突然、髪を短くした小泉今日子が『キョンキョン』となって自己主張を始めたのだ。これはビックリだった。アイドルのワクを簡単に超えてしまった彼女はとても爽快だった。そしてその後の勢いは凄まじく、以降アイドル≒キョンキョンとなったのである。
前置き長すぎ
「木枯らしに抱かれて」は、ヒットしていた頃は特に興味がなかったのだけれど、後々気がつくと好きな曲になっていた。作曲のところに高見沢俊彦の名前を見たとき、初めて彼が顔だけじゃなくてミュージシャンとしてリッパな人なんだと知った。ちなみにやはり職場の先輩に彼のファンの子がいたのだが、それを知ったときにああ、高見沢さんにファンがいるというのは都市伝説じゃなかったんだ~と思った。(失礼)
胸に静かに入り込む切ないメロディーはもちろんだが、国籍不明のアジアンな編曲がいい。高見沢さんが作曲の枠を超えてどのあたりまで編曲部分に食い込んでいたのかわからないが、「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」や、それと似た感じのこういう曲調の場合は井上鑑アレンジが引き立つんだろうか。他にも同じパターンがあるか探してみようかと思う。
これはアルフィーのバージョン

木枯らしに抱かれて/THE ALFEE(1987)「サファイアの瞳」のB面
作詞:高見沢俊彦 作曲:高見沢俊彦 編曲:ALFEE
彼らの曲の中で好きだったのがこれ

星空のディスタンス/ALFEE(1984)
作詞:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦
この頃はまだ名前にTHEがなくて、ただのALFEEだった。
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