テレビで、トイレの神様をやっていました。
酔っぱらい親父は、いつものようにボロボロ、涙腺緩みっぱなしでした。
親父も小学生の間は、夏休みとかはずっと福知山の田舎で母方の婆ちゃんに育てられました。
タバコ農家やったから、夏は結構、手伝いもしました。
川で泳ぎ・山を走り回り、バイクは小３から乗っていました。
婆ちゃんは、野菜の行商もしていたから、リアカーを押していました。
山の中やから坂ばっかり、お陰で体だけは今でも強いです。
あの時代、トイレは外やったです。
真っ暗な夜中のトイレは怖かったです。
トイレの神様を聞き、涙し田舎に行きたくなりました。
電車でも７時間以上かかります。
金も無いけど、墓参りに今年も行こうと決心しました。
いつになるかは解らんけど、近いうち、べっぴんさんの婆ちゃんに会いに行こう。
テレビで、世界の子供からのSOS。
アカン。また涙腺が緩みっぱなしや。
子供の笑顔が、一番涙をさそうなぁ。
涙を流すことしか出来ない親父の力の無さが情けないなぁ。
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