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-日本ファッション協会・情報センタースタッフブログ-

姉さん、大変です。日本が鎖国しちゃいました。

2007-06-25 11:13:44 | Weblog
今回は「べクシル -2077 日本鎖国-」の試写に行ってきました。
ガンダム世代のNです。自分にとって、この手の作品は好物です!しかも知人の紹介でお知り合いになることができた(とは言っても、あこがれの大先輩であって、遥か届かない彼方の雲の上の人の)曽利さんが監督した作品。見てないわけにもいかないので、一通りの仕事を終え急いでマスコミ試写へ。
(試写も大事な仕事です・・(笑))

まず感想。あくまでも個人の感想で想像。いや、スゴい。フル3DCGアニメーションなんですが、背景にあるCGとアナログな人間の表情や動き、そして存在感。この対比がすごく映画の世界観に深みを感じさせます(たぶん)。タイトルにある日本鎖国も重要なキーワードのように思えましたね。現に日本に近い国でも鎖国に近い体制を築いている国もあるわけですし、国家を支えているのは人であるわけで、国と人とは切れない関係ですから。単純に“日本国”の鎖国ではなく、国家・民族・心、全てに“鎖国”を掛けているのではないでしょうか?

今から70年後、100年後・・、この日本はどうなっているか?想像できます?たぶん間違いなく自分は別の世界にいるので考えたことありません(汗)。ただ、核家族化や家庭内での事件・事故・・個人化に社会や家庭での孤立といった現実問題もこの映画のテーマに大きく関っているように思えるので、他人事ではないです。
溢れんばかりの情報量にテクノロジーの進歩、環境が進化するにつれ希薄していく人間らしさ。個々のつながりや家族の大切さが重要なのに気にならない、気にしないこんな時代。皆さんはこの作品を見て、何を感じ、そして人間が生きる意味を、この世界をどう感じるのでしょうか?


「べクシル -2077 日本鎖国-」
ボイスキャスト:黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子
監督:曽利文彦 音楽:ポール・オークンフォールド
配給:松竹
(8/18より、全国公開)

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