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-日本ファッション協会・情報センタースタッフブログ-

メイド喫茶(カフェ)最新事情

2007-08-20 18:14:29 | Weblog
秋葉原で2,3年前に登場し始めたメイド喫茶ですが、一時的なブームに終わらず、現在も減るどころか秋葉原以外でも中野、新宿、上野、池袋などで見かけるようになり、東京以外でも北海道から九州まで至るところで増殖しつづけています。



なぜこれほどまでにメイド喫茶が広がったのかを調査するべく、先日秋葉原へ取材に行き、メイドさんとスタッフの方などにお話しを伺ってきました。
お店で働くメイドさんたちは10代後半〜20代前半で、自らもアニメ好き、姫系グッズ好きが多く、「秋葉原」という街自体も好きだという女の子がほとんどでした。彼女たちにとって秋葉原は今やアニメとメイドの街、電気街というイメージはあまり無いらしい。

一方、客層の方は10代〜50代までと幅広く、最近ではアメリカ、フランスといった海外からの方も少なくないといいます。また、女性や親子のお客さまももいるそうで、すでにメイド喫茶への偏見はなく、一般化してきていると言えるでしょう。
 
メイド喫茶が他の地域でも増えるにつれ、秋葉原では新たなメイド系サービスもいろいろ増えています。


 
代表的なものでは、フットケアやリラクゼーションのサービスが受けられるもの、メイド・バー、メイド居酒屋、メイド服レンタル、メイド美容室などもあります。変わり種ではメイドさんと行く秋葉原観光ツアーなんていうのもあり、秋葉原は街ぐるみで「メイドの街」を名物にしようとしているところもあります。

今、秋葉原へ来る人の主な年齢層は20代〜30代。彼らはみなアニメやゲームで育った世代でもあります。その年齢層に共通する「かわいい」「面白い」といったニーズに「メイド」はピタりとハマったのではないかと、メイド喫茶「ロイヤルミルク」のスタッフの方も語っておられました。またそれは客サイドだけでなく、働き手にとっても楽しいということが、このようなブームを作った要因でもあるのではないでしょうか。

※取材協力「Royal Milk」

(HINE)

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