JE8KQR 業務日誌 

JARL社員(北海道区域)2期目

ノーサイド (長文)

2023年07月01日 | アマチュア無線

ラグビーの試合では試合終了の合図として「ノーサイド」と言います。
そして 双方の選手が健闘を称えます。
以前 大泉洋さんが主人公のノーサイド・ゲームというドラマがありましたね。
「敵(サイド)も味方(サイド)もない」と日本では使われることがあると思います。


第12回 JARL定時社員総会(以下:社員総会と略します)から
少し 遡った事を書きます。

2020年6月 JARL社員の有志により、2019年の会計帳簿を開示請求したところ
JG1KTC 髙尾義則 会長(当時)(以下:同氏を会長と記載します)が130件以上という
多数の飲食費(約160万円)が経費として支出されていた事が判明しました。
「会長ほか〇名 打合せ」 これが3年後(今回)の社員総会につながります
その後 2021年も会計帳簿開示の請求→JARL側拒否→東京地裁仮処分命令→開示
2022年会計帳簿開示の請求→JARL側拒否を繰り返します。

その後の2022年10月 会長に就任した平成28年から令和4年まで 
7年間の会計帳簿を開示するよう訴えを起こします。
概要や結果は 7K1BIB 山内社員のブログをご覧下さい


2023年3月30日に開示を認める判決が出ましたが
会長は東京高裁に控訴しました。
会計帳簿を開示しない・控訴も理事会に諮ることなく(後日 理事会に経緯説明)
独断の運営となれば、もう話し合いは無理、
「山内(社員)はJARLを乗っ取ろうとしている」という会長の本音も聞こえてきます。
予てより 双方が話し合いをするべきだとの声もあり、有志としても望んでおりました。
政権奪取が目的じゃない、会長や理事を続けて頂いて活性化を図るのはお願いしたい
ただし、人の意見を聞いて行動してほしいと望んでおりました。
もちろん その根拠としてJARL社員総会の場で総会議長が話し合いを呼び掛けたり
個別にメールでの呼びかけ、開示請求訴訟中も相手側弁護士に呼びかけますが
望んでいる紳士的な対応はしてもらえませんでした。

相手側弁護士をJARLの顧問弁護士なのか?会長の顧問弁護士なのか?
その対応に疑問を抱いたほどでした。


このままではJARLの将来に悪影響が及ぶ可能性は甚大であると判断し
有志社員の提案として、会長の理事解任が提案され賛同するに至りました。

社員総会は6月25日である事は予め解っており
社員提案の提出期限も定められている事から
会長は社員総会の招集通知を発送するよりも早い段階で
ご自身の理事解任提案は知りうる立場であったかも知れません。

その直後の第65回理事会では 理事から会長解職議案が出され(反対多数で否決)
社員総会でも社員12名からの理事解任提案が上程される事となり
同時に社員35名からJR3QHQ 田中理事の解任議案も上程された。
提案社員35名では知りえない理事会の内容も含まれていたらしい。
(総会の質疑応答で会長主導であった事が判明)

その後 理事会の開催要求が理事から出され
6月25日 (社員総会当日の朝)開催の第66回理事会の招集通知が届いたそうです。
また別な理事からは社員総会終了後の理事会開催も要求されて
第67回理事会が開催されたそうです。

この6月上旬から社員総会前日まで 会長の動きや心境は分かりませんが
(想像するに)差し迫る包囲網(理事と社員から解職の声)に抵抗は難しいと
判断したのか、噂の話として6月24日の数日前から
JARL事務所から私物を運び出していたらしい。

そして6月24日 社員総会の前日 リハーサルを終えた夕方に
事務局長に辞任届を提出という前代未聞の行動
(今思えば 事務局長は その場で直ぐに副会長や監事に連絡をしなかったのか疑問)
6月25日朝の第66回理事会は欠席、社員総会にもその姿はありません。
なぜ辞めるのか? あとの事をどうするのか? 
組織のリーダーとしての責任感欠如 敵前逃亡と言われても仕方ありません。


令和5年6月25日の社員総会を終えて
会長はJARLを去りました。

もう 〇〇派などの派閥のようなものは有りませんし
そういう低い次元の事はやめましょう
敵視されたり・揚げ足取り  そういう事はやめて
全国のアマチュア無線を普及するため お互いに協力して
盛り上げて行きたいと思っています。

ノーサイド