JE8KQR 業務日誌 

JARL社員(北海道区域)2期目

当選証書が届きました

2011年09月28日 | アマチュア無線
本日 JARLから臨時社員選挙の当選証書が届きました。



ホームページでは 既に報告させて頂きましたが
こちら(ブログ)でも報告させて頂きます。
9月23日に開票作業が行なわれ、皆さんのご支援のお陰で
何とか当選する事が出来ました。
ご支援を頂いた皆さん有難うございました。

素直に嬉しい気持ちであると同時に皆さんの声を
代弁者としての責任も痛感し、身の引き締まる思いです。
この気持ちを決して忘れる事無く、皆さんと同じ目線
皆さんと同じ気持ちで活動して行こうと思います。

また臨時社員という役割や立場を履違えないよう
充分留意したいと思います。

そして 審議した事項は何だったのか?
審議に関する議論・考え・議決権の行使など
随時 報告したいと思います。

また 皆さんからの意見は勿論ですが
助言やアドバイス・時にはお叱りも受けたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。


見直しをしたい点

2011年09月04日 | アマチュア無線
JARLには見直しをしなければならない事が山積しています。

1.財政面

  真っ先に着手しなければならないのは、旅費交通費です。
  皆さん ご存知でしたか? JARLの理事などに支払われている
  旅費交通費が定価であることを・・・何か変だと思いませんか?
  
  具体的には航空運賃は定価・JR新幹線に至っては座席指定の
  料金が支払われています。(宿泊費は自己負担)
  
  札幌から羽田までの航空運賃なら往復(定価)で概ね6万7千円
  ご存知だと思いますが、ビジネスパッケージなどを選択すると
  3万円前後でビジネスホテルと往復の飛行機も付いています。
  今もなお こんな時代錯誤の状態が当たり前になっています。
  (受取っている理事さんに もし差益が発生したなら・・・)
  昨年のJARL理事会には375万円。評議会には145万円
  支部長連絡会には450万円 計970万円が支出されてます
       (1万円未満は切り捨て表記)
    (資料の出所 第53回 JARL通常総会資料)  

短い期間でしたが石狩後志支部の会計を担当させて頂いていた際
  登録クラブの代表者会議や、支部役員の交通費については廃止を
  提案し間接経費の削減に取り組みました。
  (今でも石狩後志支部では 交通費は支出していないようです)


2.選挙規定

  これは 昨年11月に行われた臨時総会で承認されたのですが
  来春に予定している全国理事・地方本部長の選挙以外は
  選挙公報が無いのです。
  今回 北海道地方本部区域では私以外に11人の方が立候補
  されております。(関東地方本部区域では実に44人の立候補)
  どのような判断基準で 皆さんは投票されますか?

  せめて 有権者が判断する基準の一つとして
  選挙公報くらいは設定して欲しいですね。



質問を頂きました

2011年09月03日 | アマチュア無線
北海道内のJARL会員の方から質問を頂きました。

質問内容は 「包括免許に関し、どのような考えか?
        それに関し、何か行動の予定は?」
私は回答は…

包括免許に関しては、条件付で賛成。
条件とは、モラル(道徳)やマナーの面を向上させながら・・

包括免許に関連し、私が考えている具体的な問題点は2点あり
① オーバーパワーや申請していない無線機による運用
② インターネット回線と接続した通信(VoIP)における問題 

上記の①と②についてJARLが中心となって
モラルが向上する活動しながら包括免許の実現に向けた
折衝を行うべき・・と考えています。

(上記の②についての補足)
・1つの無線免許による異なる2つの地点からの同時運用
・同じ免許人による同じコールサインで 異なる2つの地点から運用
(移動する局・移動しない局の2つの免許で運用している等)

ごく一部の心無い人達による 乱れた運用スタイルが
人づてに知れ渡り、「この位なら良いか・・」というような甘えが
現状は有ると私は思います。
本来であれば、JARLの各支部や地方本部が
販売店や総務省と連携して、モラル向上の牽引役を担うべきと
私は考えております。

また具体的な行動を起こすか?についてですが
不法局の対策やモラル・マナーの向上を各支部が中心となって
活動しつつ、JARLは各無線機メーカー・JARDと連携し
総務省と折衝してもらう提案を考えております。

その理由としては、包括免許制度に変更してもらうには
現状の問題点を洗い出し、これを解決に向けた活動をしながら
制度変更してもらいたい・・と考えます。

このような 包括免許の事と不法局やモラル・マナーの事を
一緒に論じるのは、筋違いだと思われるかも知れません。

免許制度等の規則変更や緩和(変更)を決めるのは
総務省本省だけで決めるのではなく、各地方局(総合通信局)の
意見を求めるのだそうです。
役所の担当者も感情を持っていまから ただ単に
規制緩和を求めるだけではなく現状認識(問題点など)し
情報を共有しつつ実態や要望に沿った形へ規則を改正するのが
良いのでは?と私は考えております。

(質問を頂いた内容等は 一部 修正してあります)

JARL 臨時社員選挙

2011年09月02日 | アマチュア無線
この度 JARLの臨時社員選挙において
多くの方からの推薦を頂き 北海道地方本部区域毎の社員として
立候補致しました。

この度の選挙では選挙公報(所信を記載する)が無い為
インターネット上において多くの皆さんに広く見て
頂く事に致しました。

【略 歴】

年 齢:40歳   出身地:小樽市
職 業:会社役員 (法人保険代理店)

【アマチュア無線歴】
昭和59年12月 電話級(現:第4級)取得 JA8YAAの運用
昭和60年 8月 JE8KQR 開局 
平成 元年 4月 就職
平成14年 9月 JA8YAAに復帰
平成16年 4月 小樽市にレピータ局(JP8YDX)開設
平成17年 7月 石狩市厚田区のレピータ局(JR8VT)のお手伝い
平成17年 9月 JARL石狩後志支部のお手伝い(平成18年5月迄)
平成18年12月 ノルディックスキー世界選手権札幌大会の記念局開設
平成21年 6月 有志により北広島市に無線ファームを開設 
平成21年 7月 JA8YAA 事務局担当 (平成23年6月迄)
平成22年 9月 北広島市にレピータ局(JP8YED)を開設
平成23年 6月 JA8YAA 監事
         
第2級アマチュア無線技士  JARL一般会員

運用周波数 7MHz~2400MHzまで
主に 14・18・21・50MHzでSSB・CW・RTTYを運用中 
車からは APRSを主に運用中

【今回の選挙について】
皆さんご存知の通り、平成22年5月に開催した名古屋総会での
一般法人化移行の審議否決、同年11月の臨時総会での修正可決
そして今年5月の通常総会の経緯を経て、JARLの会員なら誰でも
出席できる総会は今後は無くなり、この度の社員選挙で選ばれた人
(北海道からは4名・この他に選挙に当選した各支部長)総員140名にて総会が開かれ、事業計画や事業報告を審議をする事になり
地域を代表して総会において議決権を行使する大切な役割を担っています。

また今後のJARLは、法人制度改革に従って
今年11月を目処に一般社団法人に移行する事が総会で決まっております。

ここで大事な点は、今のJARLで先送りされている事は
前納会員(終身会員とも言う)の処遇です。
今回の臨時社員選挙(地方本部区域毎・支部区域毎)では
この点を柱に議決する役割を担っております。

私は、今回の立候補にあたり JARLが抱える諸問題について
次のように考えております


1.前納会員(終身会員)について

 この制度が発足した正確な年月日は分かりませんが
 無線人口の減少とJARL会員の減少等から
 運営に一番重く圧し掛かっている財政的な面が
 一番の問題である事は御存知かと思います。

 前納会員の会費が5万円⇒7万円⇒8万円⇒20万円と
 日本経済の状況変化に合わせ 変わっていく中で
 歴代の運営者が 迅速な見直しをする判断が甘かった・・・と
 書くのは簡単ではあります。

 この問題の責任を誰に追及するか?は簡単だと思いますが
 私自身 振り返って思い返してみると、問題を先送りしてきた
 歴代の理事にも責任は有ると思いますが
 大変 残念な事は 事実や問題点など情報公開をせず 
 全ての会員に対して この問題を真剣に考える活動を
 しなかった事が悔やまれてなりません。
 過ぎてしまった事は仕方ありませんが
 今 やらねばならない事は、今後 どうしていくか・・
 ではないでしょうか?
 
 会員制度という契約締結の観点から考えると…
 会員としては「何を今更 契約は成立している」と訴えたい気持ち
 運営者側としては「財政的に苦しいから」・・・という
 相反する気持ちがある訳ですが、このまま先送りして
 次の世代を担う人たちに負の遺産とも言える様な問題を
 抱えさせる事は、法人としての姿勢が問われる事になります。
 いつかは この問題に取り組まねばならない事ですから
 一刻も早く問題解決すべきであると思います。

 私としての考えは、次の通りです。
 前納(終身)会員は、その制度が発足し、
 昨今の経済状況・物価上昇等を鑑み、会員としての地位は維持し
 会員が利用できるサービスを前納(終身)会員としての
 会員暦・納付した会費に応じて有料で利用する。

  
 有料サービスとして考えられる主なもの
  
 ・QSL転送サービス  ・JARLニュース

 【JARLニュースについて】
  インターネット版を新設し、無料で閲覧可能にする。
  一方で現在の年会費等で会員になっている方については
  会費を下げて、均衡を図る。

  紙ベースのJARLニュースは有料化にする
  (現行のような会費に含めない)

  【QSL転送サービスについて】
  物価状況や受益者負担の観点から
  将来的には 発送した側(会員)と受取る側(会員)が
  従量制による負担をする。
  また様々な電子化が進む状況からJARLが運営・管理する
  電子QSLを提案します。


2.社員としての姿勢

  この度の選挙で選ばれた社員は、JARLの事業計画や
  事業報告に対して地域を代表して、議決する役割を担っています。
  
  北海道は約3900弱の正会員がおりますが
  この広い北海道で選挙で選ばれた支部長さん(8人)と
  今回の選挙で選ばれる4人の僅か12人が3900弱の
  会員の声(意見)に耳を傾けて 総会の場において 
  議決権を行使しなければなりません。

  私は、出来るだけ 多くの地域に足を運び 多くの方から
  沢山の声(意見)に耳を傾けたいと考えています。

  また インターネットを活用して 情報発信をして行く考えです。