アマチュア無線局 JE0KBP

サテライト通信やコンテスト、移動運用の記録等

ようやく実現したサテライト移動運用

2022-08-19 21:04:59 | 衛星通信(システム編)

2022年8月19日(金)新潟県上越市名立区(日本海海岸近く) JCC:0822

 

◎アンテナはJO2ASQさんの記事を見ながら自作した145/435MHzのクロス八木。

◎リグはFT-847。先月ヤフオクで入手した中古品。ファンやキャリングハンドルを交換した。

◎ローテーター(頒布まで数ヶ月待ってようやく入手)はJA6IRKさんのPocke TATOR mini

◎ポールはアンテン製4.5m、コメットの「ふみたてくんMCB」

失敗の連続

1 何もできずに帰ってきた移動運用(COM接続できず-回り込みか??)

移動1回目は、パソコンとリグを繋ぐCOMポートが開かないという失敗。車中で接続の確認、ノートPCの再起動等をするが認識せず。これでは、衛星のドップラーシフト制御ができないため何もできずに帰宅。

2回目は、自宅でCOMポートが開くことを確認してから出発。衛星の来る時間を見計らってループテスト開始。送信を始めたらCOMポートを認識しなくなった。何もできずに帰宅。

本日3回目。ノートPCを14インチのダイナブックから12インチのレッツノートに交換。立ち上げるソフトウエア3種類を見るには大画面のほうが都合が良いが、自宅での実験でダイナブックは送信すると回り込みのためCOMポートが外れる現象発生。文字が小さくて見にくいが回り込みの起きにくいレッツノートにソフトウエアを全部移植して使用することにした。出発前に自宅前に車を止めて実験。前回は送信した瞬間にCOMが外れたが、1分ほど正常動作後やっぱりCOM外れ。これではだめなので、パッチンコアをUSBシリアルケーブルに4個装着。同軸ケーブル、ローテータコントロールケーブル、電源ケーブルなどすべてのケーブルにも装着。リグの145、435コネクタにバンドパスフィルター代わりにデュープレクサを挿入。これらの対応をして出発した。

2 車中からアンテナの方位が見えない

タイヤベースでポールを踏みアンテナを自立させる。後部シートに座って運用するいつものスタイルではアンテナが視界に入らず衛星を追いかける方位が見えない。タイヤベースを外して見える位置に移動し、シートに戻った途端アンテナ全体が風で倒れた。エレメントが外れたり曲がったりした。

次回からは運転席で運用し、フロントガラス越しにアンテナが見えるように改善しようと思う。

3 ループ音が普段使っているTS-2000とかなり違う

短点の送信でループが取れたように思ったが実際に自分のコールサインを打つと戻りのループ音を確認し難い。CTESTWINのF5で連続送信しながら調整。RS44のMELを過ぎ、もうだめかなと思った時7L1ETPさんのコールバックが聞こえた。599を返してからは自分のコールサインが聞こえるようになった。ここから次々呼ばれて4分で10局と交信できた。嬉しい。ETPさんありがとう。CSATmateのoffset値が自宅のシステムと違う。

4 電源容量が足りなかった。

FT-847の電源としてPanasonicバッテリーCAOS(車検で交換した取外し品)を使ったが、サテライト前に7MHzCWを30分ほど運用したため容量が下がっていたようだ。7MHzはちょっと運用のつもりが「J-クラスタ」に上がったのでパイルアップを捌くことになってしまった。SATでは自分のCWループ音が「ピヨッ、ピヨッ」と聞こえる。交信した方々は皆599をくださったが、完全な直流音でなかったと思う。

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