HFワイヤーアンテナの修理
長年使っているサガ電子3.5/7MHz用EL-40X。現在は2代目。付き合いが長いのでちょっと具合が悪いとすぐわかる。
VSWRは、3.5MHz→2.5前後。7MHz→2くらい。1月に大雪でポールが折れたため設置し直したときは両バンドともVSWR1.5以下だったのでアンテナを降ろして点検してみた。
3.5MHzの短縮コイルとエレメントの状況。
①コイルの外皮が剥がれている。
②エレメントにしているワイヤーの被覆も割れたりヒビが入ったりして緑青が浮き出てサビも激しい。
潮風や紫外線などによる経年変化と見られる。特性悪化の原因は絶縁が悪くなったり接点の導通悪化が原因と思われる。
対応
①コイルを交換
②3.5側のエレメントを交換
③7MHzのエレメントも若干被覆の損傷があるので熱収縮チューブをかぶせてライターであぶり防水をする。
結果
コイルを付け替え、それに伴ってエレメントの長さも変わったかもしれないので両バンドのSWR再調整を数回繰り返すのは覚悟していたが、何と1回目の測定でVSWR1.5以内に収まった。こんなことはあまり経験がないのでラッキーだ。これで1月2日からのニューイヤーパーティにも安心して出られる。
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