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Jazz&Magic Bar WBGO、Live Information、日々のこと

FREEDOM JAZZ LIVE!

2007-04-01 10:34:53 | 堤宏文TALK

FREEDOM JAZZ LIVE TOUR 2007

SAX:清水末寿(兄やん) BASS:中野力 DRUMS:小山彰太 のトリオで構成されている“Freedom”。

ツアーは山口からスタートした。松山は3/25(日)、会場は松山市の高浜(通称・黒岩)にあるM・PROJECT邸。約200坪の海に面した瀟洒な別荘である。2004年にはギターのジョジュア・ブレイクストーン(FromNY)、2005年XmasイヴにはJAZZ&GOSPEL SINGER Toni Ann(FromNY)、Jazz オルガニスト KANKAWAともこの素晴らしいSpaceでLiveをやらせてもらった。

25日(日)、お天気が心配だったが午後からはスッキリ晴れて暖かくゴキゲンなお天気になった。4時過ぎ、現地に着いたMusicianの皆さん、邸に入るや「エーー!スゴイ!!」の連発...そうなのだ。ここを訪れた人は皆おどろき感激するのです。

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少しサウンド・チェックの後、ワインとお弁当で夕食が始まった。オーナーの岡本先生が、「今日はこのワインをあけよう!」と云って手にしたのはレギュラーボトルの10本分はあろうというでっかいボトル。あんなの初めて見ました。

Musician、Staff、そして岡本ファミリー、今夜のお客様でPartyが始まった。18:30頃スタート予定だったけど、19時過ぎに始まった。1曲目サム・リバースのベアトリスでスタート、M5オン・グリーンドルフィン・ストリートまで55分を一気に。休憩を挟んで2nd SetはM4のマイルス・モードまで45分を燃え尽きた。

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ここまで熱くエキサイティングな演奏を聴かされるともうアンコールは求められない。

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しばらくFreedomの余韻を楽しんだ後、ワイン、ビールで打上げを兼ねて予定していた句会が始まる。

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白方雅博の句会の皆さん、今夜はJAZZがテーマ...これがまた盛り上がった。ミュージシャンは『無責任なオブザーバー』と云った感じだが、彰太さんや兄やんから真面目な意見も出たりして、結構盛り上がる。23:30頃まで楽しくスリリングな句会は続いた。

・正眼に構へるサックス水の春 = 灯馬

・水際まで祭の熱の届きたり = 投槍

・雷神や彰太は右に定位する = 蛇頭

・サックスの光の鈍し夜の夏 = チャンヒ

・ジャズ知りしこの街にも桜蘂の降る = 灯馬

まだまだ良いのがあるが、“Freedom”のロードマネージャーで同行している広島のボーカリストりえさんの、

我が人生 今日も明日もフリーダム

季語こそないが、いいねぇ・・・。ミュージシャンはドキッ!だし、反省させられたりして。

このLiveから1曲ワンダフル・ジャズタウンで紹介する。

4/1(日)24:30~FMえひめ 『ワンダフルジャズタウン』

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兄やん、彰太さん、中野くん、岡本先生ファミリー、

句会のみなさま、Staffのみなさん、お客様、

どうもありがとうございました。


3/6 鈴木良雄 川崎燎 DUO Live

2007-03-20 06:44:06 | 堤宏文TALK

15:11特急しおかぜでCHINさんRYOさんSTAFFさんの3名がJR松山駅へ降り立った。3週間近くのTourなので荷物も多い。

Musicianの楽旅は大変。Basistは特にそうなのだ。ソフトケースに収納してはいるが、コントラバスは常に注意を配ってないと倒れたりネックをぶつけたりするともうOUT!RYOさんは2本のギターを抱えている。1本はアコースティックギターとのこと。そして各々キャリーバッグを転がしている。Hilux Surfに上手く積み込んでHotelへ直行、Check In。1時間程ゆっくり休んでもらうことに。

17時頃からサウンド・チェック...音楽的なことは出来上がっているから、サウンドの感じを重点的にチェック、あとは2nd Setで、Pf由紀ちゃん、そして私が参加させてもらって“何をやる?”の打ち合わせ。

Chinsan

Ryosan

 和やかなリハーサル

少し遅れでStart。DUOのAGANA Live、1時間20分はあっという間だった。2/24リリースのアルバムからだが、Liveがいい!!RYOさんがアコースティック・ギターで演奏した“黒いオルフェ”は特に心の奥底まで染み込んできた。

Zentai

2nd Set。由紀ちゃんをフィーチャーしたバラードも素晴らしかったし、ラストで演ったブルースは楽しかった。RYOさん、そしてCHINさんの音楽のスゴさと素晴らしさを改めて肌で感じた夜だった。そして又ひとつ、すてきな想い出が出来たコンサートだった。

Chinsan2

Ryosan2

3/7、朝食兼昼食は、ロープウェイ通りの“車井戸”でうどん。そしてスタバでCoffeeのあと、Surfに3人を乗せ、新居浜サンジェルマンへ向けて約1時間のドライヴ。3時過ぎ、サンジェルマン着。久しぶりに秦さんと会ったが元気そうだ。

RYOさんCHINさんがサウンド・チェックしてる間にエストニアから同行しているTAMARAさんがTAP DANCEの様なステップを踏んでいたので「TAPやってるの?」と聞くと、フラメンコを習っているとのこと。お願いして少し踊ってもらったが、中々のものだった。次回は彼女のフラメンコもプログラムに組み入れないと・・・なんてチラッと考えてしまった。

サウンド・チェックの後、Hotelまで送り、「又、来年ね」と別れて、僕は松山へ向けてSurfを走らせた。「又、来年ね」とは、CHINさんのバンド“ベーストーク”を来年やろうね、と約束したからだった。

Utiage

 WBGOにて打上げ

RYOさん、CHINさん、ありがとう!


「Toshi君 頑張って」

2007-03-01 05:58:21 | 堤宏文TALK

ここんとこ又、テレビのワイドショーなどで何だかんだとバッシングされてる雰囲気、いやですね。

彼は、全国を行脚し、数千ヶ所でコンサートを行い、毎日施設へ慰問してのミニコンサートも含め、その「詩旅」を8年続けてきた。

昨年は愛媛へも数回来てもらった。じっくり、たっぷり、彼の歌を聴かせてもらい、本当に感動した。食事をしながら色んなお話もした。

彼はすばらしい青年だし、すばらしいアーティストです。

色々云ってる人、一度彼のLiveを聴けばいい...。

彼のやってる事、しっかり見てあげたらどう?

僕は46年JAZZを演ってきて、もちろんキャバレー時代(1961~1980年頃まで)はオーケストラで多くのアーティストやアクターと、色んな音楽の仕事をしたんだけど、JAZZ以外の音楽で涙した事も何度もあるんですね。最近では、数年前から大阪のアーティスト“KAJA”さんが来松した時に音響をやらせてもらってるけど、彼の“蘇州夜曲”を聴くといつも涙する。

そして昨年、Toshi君の生の音楽に触れ、涙した。

素直に心の奥まで入ってくる。

彼等の音楽には心揺さぶる感動がある。

Toshi12

Toshi君、頑張れ! 健康に気をつけて。

いつもいつも、ありがとう。 心から応援してるよ。


2/4 東京銘曲堂LIVEレポ

2007-03-01 05:15:31 | 堤宏文TALK

“東京銘曲堂”は美味しーいジャズ!

昨年3作目の「Cry Me A River」がリリースされた数日後CDを買った。いつものパターンと云うか“クセ”と云うか、僕は新しいアルバムを手にしてもすぐは聴かない。夜の8時にWBGOをOPENしてCoffeeを入れて気持ちが整って...。落ち着いてからPlayerにセットする。そして一番最初に聴きたい曲を決めてゆっくり聴き始めるんです。先ず、M3のThat's Allで気分を高める。どんな風に料理するんだろう?なんて興味津々。次にM1でアルバムタイトルのCry Me A Riverだ。こんな音楽は只ベテランの3人のミュージシャンだから出来ると云うものではない。色んなミュージシャンが色んなやり方で星の数ほど聴かせている。おなじみのスタンダードを、川嶋哲郎、岡安芳明、上村信がこの3人でなければつくれない音を、と、もう8年ですか、本当にスゴイですね。

この前は2003年の春先に松山へ来てもらって初めて生で聴かせてもらい、又2nd Stageにピアノの渡部由紀ちゃんと参加させていただき、感動したのを、4年経った今もハッキリと覚えている。曲の後半で川嶋さんのサインでテナーと僕と2人っきりのパートになった時のスリリングだった事...僕は冷や汗ものだったけど一生懸命演った。

今回は由紀ちゃんは徳島JAZZ STREETだったので、僕が2nd Setで3曲参加させてもらった。

Sax

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Flu

4beatで“アナザー・ユー”“夜干”をボサで、ラストにブルースを演ろうと云うことになった。曲間のベシャリでそれぞれのMUSICIANが体験した病気の話をしたので、今年は元気で頑張りましょうと云うことになり、厄除けの話になり、結局、川嶋さんが「よし、その厄除けブルースをやろう」と云うことで、ミディアムテンポのブルースでラストを飾った次第。

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JAZZって本当に面白いし、スリリング。何が出るかわからないし、エキサイティング!!何の打ち合わせもなく音楽が・・・ステージが、成立するんだから。

Wbgo

WBGOで打上げ☆とても和やかで楽しい時間だった

P.S.・・・「東京銘曲堂」の最新アルバム「ノー・リグレッツ」気持ちいいッ!です。天にも昇る心地になりますョ。とにかくいいんです!!

いよいよ来週6日火曜日「川崎燎・鈴木良雄スーパーDUO」コンサートです。

是非!生で!聴いてください♪


2/18(日)JAZZ喫茶SWING編

2007-02-19 15:54:40 | 堤宏文TALK

フジでの演奏の後、アシスタントをしてくれた女房と娘を誘って、JAZZ喫茶SWINGへ直行。福音寺にOPENしてもう2年以上になるのかな?今まで何度か寄ったけど、いつも定休日だったりで、実は今日初めてという次第。山内さんごめんなさい。

入り口が引き戸なのは面白いですね。JAZZ喫茶ではめずらしい。14:15、14時OPENのSWINGにはすでに数人のお客様が。

懐かしい女性ボーカルのサウンドが流れている。第一印象、私の想像していた雰囲気をはるかに超える良い感じ。山内さんと声を交わし、Coffeeを頼む。Liveの熱い雰囲気たっぷりのアルバムに変わる。曲は、“Blues for Tee”山本剛トリオのTBMアルバムだ。1974.MISTYでのLive。今聴いてもスゴイ!!です、本当に。今はこうしてCDで手軽に聴ける様になった。あの頃のLPは私もそうだが良く聴いたアナログレコードはノイズも増えて傷も出来ている。同じアルバムをLPとCD、聴き比べてみるのも面白いですヨネ。今、アナログが見直されLPレコードが又聴かれるようになった。従って周辺機器もにぎやかになっている。アナログ人間の私としては、うれしい限りです。

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3曲目のThe In Crowdの頃、ピアニストの奥村健ちゃんが来られた。奥のテーブルのお友達とCD、JAZZのお話の御様子。私より先輩だけど、お元気そうなのがうれしい。

又、引き戸の音が...。今度は今治JAZZ IN 84の片山靖さんだ!「音のいいとこがあればどこでも出掛けるんよ」とのこと。超大型二輪車を走らせて来たと云う。カウンターで私の隣に座ってくれたので、JAZZ談議となった。が、プールの中で歩くこと等、健康のことなども教えてもらった。片山氏とはもっともっとJAZZや色んな話をしたい。彼の生き方には“筋金”が入っているから、お話も実に力強く説得力もあり、尚且つ面白い。

サリナ・ジョーンズが歌っている。サリナは2度松山へ来ているが、中々のエンターティナーだ。

あっという間に2時間近くが・・・。皆さんにご挨拶して御暇した。

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昔のJAZZ喫茶の良き時代の雰囲気もうまく演出した“SWING”。いいですねェ。まだの方は一度覗いてみて下さーい。(福音寺町36-5)

という訳で、念願のSWINGへやっと行けました。

3週間程ブログ、サボってしまってたけど、これから遡って書くつもりです。