気ままなノート

ふと思ったこと、昔の思い出、旅行記など

中国北京の旅四日目(2008年11月24日)

2008-12-25 21:37:08 | 旅行記
二日間の観光を終え、いよいよ旅行最終日の朝。

帰りの飛行機は朝8:45発とかなり早いので、集合時間はなんと6時。モーニングコールは5時だった(><)。安いツアーだから、このあたりはまあ我慢我慢。

一回目のモーニングコールで無事に起きて、顔洗ったりして身支度を整え、出かける準備。荷物は昨夜のうちにほとんど片付けておいたので、後は洗面道具などを詰めれば終わり。なにしろ、機内に液体を持ち込めないから、すべて洗面ポーチに収めてスーツケースへ。不便になったけど安全のためだから文句は言えないしね。

集合時間の少し前に部屋を出てロビーへ。鄭さんがフロントのところで待っていて、ルームキーの返却と朝ご飯のお弁当配りをやっていた。昨日バスの中で、朝ご飯の弁当はマズイと聞いたので、どうしようかと思ったけど、とりあえずそのまま受け取ってバスへ乗り込んだ。

バスの席は昨日と同じ最後部から二列目。前の席の人はお弁当を辞退したって言ってた。席に着いて弁当を開けてみたら、確かに食欲をそそらない。まあ、飛行機に乗れば朝食が出るし、空港で何か食べてもいいし。結局、何も手をつけずにバスに残してしまった。でも、他のツアー客も大半は手をつけずにいた感じ。

空港について、ANAのカウンターでチェックイン。思いのほか混んでいて、結構列に並んで待ったけど、何とか無事にチェックインを完了し、席もバラバラにならずに済んだ。

お土産のチョコなどは今回のツアー会社の斡旋商品を買ったから、もうさほど買う必要がないし、それに機内で免税品を少し買うことにしていたから、飛行機に乗り込むまでに特にすることがなく時間があったので、軽く朝食を食べることにしてレストランへ。トーストと卵のスタンダードな朝食を食べて、けっこうお腹いっぱいになって飛行機へ。と言っても、機内食もしっかり食べたけど(笑)。

機内の免税品販売でゴディバのチョコを2箱購入。今回のツアーの特典で、機内免税品に使える1,000円割引券が2枚あったので、とてもお得に買い物できた。他のツアー客も結構ゴディバを買っていた。狙い目だったんだね。

そうこうしているうちに飛行機は無事に成田に到着。パスポートコントロール、税関と通って、無事に外へ。まずはレンタルした携帯電話を返してから、パーキングに電話して、シャトルバスでマイカーの置いてあるパーキングへ。

あいにく小雨が降っていたけど、パーキングから車を走らせ家へ。道は途中が少し混んでいたけど、まあ無事に家に到着。いや~、長いようで短い四日間だった。もっとも、実際は二日間みたいなもんだから、短く感じても当然か(笑)。

こうして四日間の北京モニターツアーは終わり。念願の万里の長城にも行けたし、全体としては結構満足のいく旅だった。

これで中国北京の旅四日間の旅行記は終了。次回は、書きかけていたアメリカ旅行記に戻ることにしよう。




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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その7

2008-12-24 21:14:45 | 旅行記
旅の三日目の続き。いよいよラストの雑技団鑑賞。

名物「北京ダック」の夕食を終えて、オプショナルツアーの中国雑技団のショー鑑賞へ。結構申し込んだ人がいて、ツアー客の半数の20人位はいたんじゃないかな。

会場に着いて、まずはトイレ。ショーが始まると長いからね(笑)。

トイレを済ませて、劇場の中に入ると、席はガラガラで、俺達のツアー客は最前列とその後ろの列に案内された。既に二列とも中央付近の席は埋まっていて、俺たち夫婦は最前列の左端の席に着いた。端と言っても、そんなに左右に広いわけじゃないし、ステージまでの距離が近いから、よく見えそう。

それにしても場内はガラガラ。結局、前の5~6列位がぼちぼち埋まったくらいで、さびしい限り。これじゃあ、演じる雑技団の人たちも張り合いないだろうなぁ。

とにかく、定刻になり、ショーの幕開け。

まずは女の子達の皿回し。両手に何本ものスティックを持って、上手に何枚も皿を回している。踊りながら回すのだけでも大変そうなのに、寝転がったり、逆立ちしたり、そりゃもう驚き(笑)。しまいには、三段に人間ピラミッドになって、華麗にフィナーレ。いやー、たいしたものだ。

次は足を使った傘回し。これも、どうしてあんなに器用にできるんだろうと感心するくらいの出来栄え。相当練習きついんだろうな。

女の子達が続いたけど、次は男の子達のアクロバット。いくつもの輪を使って、ライオンの火の輪くぐりみたいに、輪の中を飛んでいく。バック転しながら輪を上手にくぐったりするので、会場からは拍手、拍手。小学生低学年くらいの男の子もいて、ちょっとビックリ。

それからも、足で太鼓を回したりする少女達や、ものすごい柔軟な体で、何段にも重ねた水の入ったグラスの載ったお盆を持ちながら前転や後転を行う少女、脅威のバランスと腕力でポールの上で片手で逆立ちする少女など、次から次へと休みなくショーは続き、あっと言う間に1時間半の時間が過ぎていた。

一輪車に乗りながら、頭に載せた金属のボウルをお互いに投げてキャッチするショーなんかもあって、とても楽しい時間だった。もちろん、写真のような、男の子達の登り棒を使ったダイナミックなアクロバットショーもあったし。

こうして、中国雑技団のショーは無事終了。一人3,500円払ったけど、安かった感じだね。一番前で見ることができたし。

ショーが終わって、ホテルへ。例によってホテルの隣にある昨日のお店に寄って、ビールやつまみやカップめんなんかを買い込んで、部屋へと戻った。

いよいよ明日は日本へ帰る日だから、北京最後の夜ってことで、部屋でビールを飲みながらゆっくりと過ごし、お風呂に入って就寝。今日もなんだかんだで長い一日だったから、ちょっぴり疲れた…かな。でも、ちゃんと帰るための荷造りはやりましたよ(笑)。

こうして旅行三日目(実質の観光二日目)はすべて無事に終了。翌日は再び飛行機に乗って日本へ。その模様は次回のブログで。



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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その6

2008-12-22 21:05:54 | 旅行記
北京の旅三日目の続き。いよいよ旅も大詰めだ。

二日目の頣和園を皮切りに、明の十三陵、万里の長城、そして三日目の天安門広場、紫禁城、景山公園、そして天壇公園と続いた観光もすべて無事に終了し、これから旅行最後の夕食。

一応、全食付ツアーってことで、夕食は二回目。昨夜は四川料理だったけど、今夜は北京ダック。出張でも何回かいただいたことがあるけど、今回の北京ダックのお味の程はいかがかな(笑)

お店は「全聚徳」という北京ダックで有名な店らしい。新宿や銀座に支店も出しているとのこと。

北京ダックと言っても、もちろんそれは料理の一品で、他にも色々な中華料理が出てくる。ピーマンと鶏肉の炒め物や、麻婆豆腐、チンゲンサイの炒め物など、味はまあまあで、実際に中国に来るまではあんまり期待していなかっただけに、ちょっと安心したというか、とりあえず普通に食べられてよかったという感じだった。

さて、お目当ての北京ダックはと言うと…。

お約束みたいなもんだけど、まずは丸焼きにされたアヒルを客に見せるデモンストレーション。シェフが運んできて、これから実際にそこでアヒルをさばく実演ショーの始まり。マグロの解体ショーみたいなもんかな(笑)。

まあ、アヒルは思ったより小ぶりだったけど、あんなもんか。ショーはちょっとだけど、後は奥でさばいて皿に載せ、テーブルへ運ばれてきた。皮付きの肉を白ネギと一緒に薄い小麦の皮で巻いて食べるんだけど、この小麦の皮がなかなか取りにくくて、一枚取ったつもりが二枚だったり…。取りすぎたら隣の人に回したりと、和気藹々とした雰囲気での食事。味のほうも意外と美味しかった。

円テーブルに10名ほど座って食べているから、2順もすれば皮付き肉はほとんど食べ尽くされ、後は皮だけとか、少し肉の付いた骨の部分とか。結構他のメンバーも好んで食べていた感じだ。

他の料理も含めて、量も適当で、結構お腹が満たされた感じ。昼食のときは、白ご飯が最後に出てきて、おかずがなくて皆食べられなかったもんね(笑)。

こうして北京ダックの夕食は楽しく終了。ここからは、オプショナルツアーの中国雑技団のショーを見る人と、ホテルに帰る人に分かれる。いずれにしても、雑技団ショーの行われる会場の前までは同じバスで行くんだけどね。例によって、またまた夕食後は自由行動を取る人たちもいて、実際には3つのグループに分かれた感じ。

俺達は中国雑技団のオプショナルツアーに申し込んでいたので、ショーを見に。一人3,500円ってことで、高いのか安いのかよくわかんないけど、日本で見ればもっと高いんだろうからまあいいかな。

またまた長くなってきたので、その雑技団ショーの模様は次回のブログで。



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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その5

2008-12-21 13:40:25 | 旅行記
北京旅行三日目の続き。

輪タクでの路地めぐりを終え、いよいよ最後の観光地である世界遺産の天壇公園へ。

天壇公園は、皇帝が豊作を祈った場所とのことで、祭祀の中心であった祈年殿が有名らしい。俺達はまったく知らなかったので、世界遺産と言っても知らない方が多いのかも知れない。

駐車場でバスを降りて、公園の中をずーっと歩いて祈年殿へ。途中、美しい祈年殿の建物が横から見えた時には、ツアー客から驚嘆の声が上がっていた。円形(円錐と言うべきか)で、赤や青、緑を基調にした建物は、なかなか絵になる感じ。

そこからぐるっと回って、ようやく祈年殿のある広場へ。正面ではなく、横の入口から広場へと出たようで、観光客はほとんどおらず、写真を撮るには絶好のロケーション。ただし、祈年殿の建物も横(斜め)からの撮影になるので、「祈年殿」の文字は写らないんだけど。

とりあえず写真を撮って、それから正面へ。正面の写真はいいんだけど、観光客がたくさんいて、建物だけを撮ったりすることは無理。人物を入れての記念写真も、他の観光客も一緒に写っちゃうし。まあ、観光地じゃ仕方のないことだけどね。

祈年殿に上って、中を少し見てから、色々な展示がされている資料館へ。祈年殿の断面模型みたいな物もあって、歴史的な展示も含め、まあ面白い資料館だった。

祈年殿を後にして、帰りのバスまで天壇公園の中を歩く。ガイドさんが言っていた、カラオケを歌う人や、舞を踊る人、将棋を打つ人、トランプをする人等、公園の中は娯楽を楽しむ人たちでいっぱい。なんでも、公園に来た知らない人同士が集まってトランプゲームや将棋などを楽しんでるんだって。のどかな社交場ってところかな。

そう言えば、祈年殿の前の広場で、羽根突きの羽を大きくしたような玩具で遊んでいる子供達がいて、俺達のツアーの参加していた中国人のお母さんが、その子達に遊び方を教えてあげていた。足で蹴って、落とさずに何回蹴れるかを競うみたいな遊び方のようだった。中国では一般的な玩具なのかもしれない。

こうして、最後の観光地「天壇公園」の観光を終え、後は夕食。今夜のメインは「北京ダック」だ。やっぱり北京旅行なんだから、北京ダックは食べて帰らなきゃね。日本ではカリカリしたアヒルの皮を包んで食べるけど、中国では皮だけじゃなく肉もちゃんと食べるとのこと。まあ、そんなに大好きってわけじゃないけど、名物だからちょっと楽しみ。

ちょっと長くなってきたので、その夕食の模様と、夕食後のオプショナルツアーの雑技団のショー鑑賞については、また次回のブログで。
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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その4

2008-12-19 19:35:41 | 旅行記
旅行三日目の続き。天安門広場、紫禁城、景山公園と、順調に観光を終えて、昼食のレストランへ。それにしても今日は超寒い!

今日の昼食は、ツアー案内によれば「飲茶食べ放題」。飲茶は結構好きだし、食べ放題と来ればたくさん食べずにはおかないぞ~!と意気込んでレストランへ。

通された店は「北京揚松閣餐」とか言うところ。24時間営業と書いてあった。

飲茶食べ放題と言うので、ワゴンに色々な点心が載せられてどんどんテーブルの所へ運ばれて来て、客が好きな物をチョイスして食べるスタイルなんだろうな~みたいなことを漠然とイメージしていたんだけど、円テーブルの席に着いてみると、いつもとなんら変わらない感じ。

いざ料理が出てきてみると、普通の皿盛りの中華料理。飲茶じゃなかったっけ~?と思っていると、やっと出てきました!小籠包!!でも、ワゴンサービスじゃなくて、テーブルに普通に運んでくるだけだったけど。そうは言っても、これは美味しくいただきました(笑)。

結局、点心が3~4種類出てきただけで、後は普通の中華料理。いったいどこが食べ放題?なのかという疑問が残ったけど、どうやら他のツアー客も同じことを感じたようだった。まあ、食べ放題と言われても、そんなには食べられるもんじゃないと思うけどね。

こうして昼食を終え、午後の観光に向かうためにレストランを後にしてバスへ。そう言えば、帰りがけにレストランに併設されていた売店を見たら、ヴィトンの偽物が平然と売られていた。偽者って確かめたわけじゃないけど、本物であの値段はあり得ない。これが噂に高い高級ブランド品のまがい物か~と、ちょっぴり感心したりして(笑)。もちろん買ってません。

午後の観光は、旧市街の路地めぐり。北京オリンピックのために、ごみごみした古い長屋風の街並はほとんどが取り壊され、今残っているのは5分の1ほどだそうだ。そんな狭い路地の家々の間を、二人乗りの輪タクで回るというものだ。

バスで路地の近くまで行き、そこからは歩き。間もなく、輪タクがずらっと並べられた通りに到着し、順番に前の輪タクから乗り込んでいく。俺達の輪タクの運転手さん(三輪自転車をこぐ人)はちょっと愛想がいい感じ。

みんなが乗り込むと、列を成して輪タクの集団がスタート。思ったよりスピードがあって、ぶつかりそうな狭い路地をずんずん進んでいく。俺は重いから結構こぐの大変じゃないかな(笑)。街並は、きっと昔の日本もこうだんたんだろうなぁという感じの庶民の住む町といったところ。でも、家の前には新しい車が停めてあったりして、必ずしも貧しいわけじゃなさそう。よくわからない。

途中で一回輪タクを降りて、簡単な説明。サソリを食べた坊やは、ここでも果物の砂糖がけのお菓子を買ってもらって美味しそうに食べていた。子供は無邪気でいいね。

こうして路地めぐりを終え、次は最後の観光地「天壇公園」へ。世界遺産になっているところだ。ガイドさんの話では、歌を歌ったり踊ったり、色々な娯楽を楽しむ人が多い公園だそうだ。

その天壇公園観光の模様を書きたいところだけど、だいぶ長くなってきたので、続きは次回のブログで。

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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その3

2008-12-18 21:39:05 | 旅行記
旅行三日目の続き。

天安門広場から紫禁城へと入り、一通り見学して、次は景山公園へと向かうんだけど、その前に紫禁城内の休憩所で一休み。

案内された休憩所は、一般の観光客には開放されていないところで、「No Entry」の表示が書かれていた。なんでも、元々は皇帝の書斎だったところで、今はどこかの偉い要人が来た時の休憩所として使われているとか。

ガイドさんによると、ここで有名な「書」の先生が実際に「書」を書いて見せてくれるとのこと。席に着いてから、まずはお茶をいただき、それから、部屋の中の、壁一面に飾られた掛け軸の説明と先生の書の実演。

壁の掛け軸は売り物で、値札が付いているし、書の先生の作品も掛け軸にして売ってくれるとのこと。まあ、これも一種の土産物屋ってとこなのかな。

掛け軸は確かに絵もきれいだし、使われている素材も良さそうなので、日本で買うよりはずっとお得なんだろうけど、如何せん家には飾る床の間もないし…。

書の先生の作品は、3家族が掛け軸にしてもらって購入していた。リクエストに応じて、好きな文字を書いてくれるとのことで、さすがプロ、どれも達筆(俺に書がわかるわけじゃないから、偉そうなことは言えないけど)。俺達のツアーは20家族程度だから、そのうちの3家族が購入するっていうのは、かなり当たりだったんじゃないかな。

こうして、土産物屋兼休憩所を出て、いよいよ紫禁城を後にして景山公園へ。紫禁城を一望できると言う展望の建物が山の天辺にあるので、ずっと階段を登って行く。思ったより段数が多く、ちょっとだけだけど息が上がった。まあ、万里の長城よりは全然楽だったけどね。

上に登ってみると、確かに広い紫禁城がほとんど見渡せる。ちょっと霞んだ感じで、写真にはきれいに写らなかったけど、まあ、いい眺めだった。それにしても、人が多くて写真撮るにも難儀したけど(笑)。

しばし景色を堪能して、そこから下山。下りは別ルートなんだけど、降りる方が短く感じた。きっと楽だからそう感じるんだろうね。

今日は朝から気温が上がらず、堪らずに途中で持参した使い捨てカイロを使用。腰に貼っておいたので、腰の辺りはポカポカだけど、やっぱり寒い。昨日に比べてこんなに違うとは。万里の長城がこの寒さじゃなくてよかったよ、ホントに。

こうして、無事に午前中の天安門広場、紫禁城、景山公園の観光を終え、昼食へ。今日のお昼は「飲茶食べ放題」ってことなので、ちょっと楽しみ。

引き続き書きたいところだけど、ちょっと長くなってきたので、続きは次回のブログで。
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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その2

2008-12-16 22:06:19 | 旅行記
旅の三日目の続き。天安門広場へ着いたところから。

天安門広場を訪れる人の多さに驚きながらも、俺達ツアー客一行はバスを降りて天安門広場へ。

荷物チェックのセキュリティを通って、無事に中へ。いや~、確かに広い!あれほど大勢の人達がいたのに、広場があまりにも広いので、全然混雑しておらず、広場はガラガラの印象。スケールが違うね。

床に鉄板が張られたマンホールみたいなのがあって、ガイドさんの説明によると、簡易トイレだそうだ。式典などで大勢の人(百万人とか…驚)が集まったときに、通常のトイレだけでは足りないしからということらしい。「へ~」って感じ。

ひろ~い天安門広場を歩いて、故毛沢東総書記の写真が掲げられた天安門の近くへ。そう言えば、ガイドさんに聞いたところでは、毛沢東の遺体は冷凍保存されてこの広場の隣にある建物に安置されているとか…。

天安門をバックにツアー客全員で集合写真の撮影。ちょっと恥ずかしいけど、どうせ周りもみんな観光客だろうから、まあいっか~って感じで普通に写真に納まった(笑)。

天安門広場を堪能(??)した後は、地下通路を抜けて天安門へと渡り、いよいよ紫禁城を目指す。途中に、ガイドブックを売りつけようとする人達が多くいて、一冊1,000円とか言いながら擦り寄ってくる。俺達のツアー客の一人にしつこく売ろうとする人がいて、最初は1冊1,000円と言っていたのに、そのうち2冊1,000円になったかと思えば、しまいには3冊1,000円だって!結局、3冊1,000円で購入したようだ。いったい原価はいくらなんだろ?(笑)

かくして、いよいよ天安門を抜けて中へ。でも、「中」と思ったら、また次々と「門」が現れてきて、まあ奥の深いこと。紫禁城はいずこに(笑)。

最初のいくつかの門は横に長い平らな門だったけど、いよいよ左右が前にせり出しているコの字型の門が登場して、ようやく本格的に城の中へ。なんでも、真ん中の大きな扉は皇帝しか通れなかったそうな。俺達は、入場ゲートのある向かって右側の入口から入場。

中へ入ると、ワォ~!映画「ラストエンペラー」で見たお城とその前の広場!確か、家臣達が全員平伏して皇帝を迎えたところだったよな。ちょっと感動。

それから、清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀が、育ったという紫禁城の中へ。いや~、それにしても、溥儀は幼少の頃からこの中から出たことがなかったと言うけど、確かにこの中だけでも充分に生活できる広さだよな~。一つの町って感じだ。

城内の宝物は、残念ながら、蒋介石がほとんど台湾へ持ち出してしまったとのことで、ここに残っているのは、建物とその附帯設備だけ。持ち出せないもの以外はみんな持って行っちゃった感じ。いくつか建物の中を見たけど、どこもほとんど伽藍堂だった。中国の宝物を見たければ台湾の故宮博物館へ行かなきゃダメだと前に誰かから聞いたけど、まさにそのとおりって感じだった。

中国の建物らしく、柱の色は赤が多く使われているけど、その色は豚の血で出したものだとガイドさんが言っていた。そんなのを聞いちゃうと、何となく不気味な感じがしてくる。知らなきゃどうってことないだろうけど。

こうして紫禁城へ入城し、いったん休憩してから、紫禁城を一望できる景山公園へと向かうわけだけど、長くなってきたので、その模様は次回のブログで。


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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その1

2008-12-14 18:51:12 | 旅行記
内容充実の旅行二日目を終え、旅行も早くも三日目。四日目は移動だけだから、実質最終日だ。安いから仕方ないけど、四日間と言うものの、まさに中二日の旅行だね(笑)。

今日のスケジュールはと言うと、まずは天安門広場を訪れ、それから世界遺産「故宮博物院」(紫禁城)、そしてその紫禁城を見下ろす景山公園、世界遺産「天壇公園」を巡る。途中、土産物屋に寄ったり、輪タクでの昔ながらの路地巡りもあったりと、今日も一日盛りだくさんの観光内容だ。

まあ、その前にホテルで朝ご飯。昨日は大変な混雑でひどい目にあったけど、今日はどうだろう。

昨日のことがあったので、今日は、レストランに行く時間を遅らせて、7時くらいの少し空いたところで行く作戦を取ることにした。ただ、出発は7時半だから、その時間から食事を始めると部屋に戻る時間はないので、出かける支度をしてレストランへ行くことにした。

例によって階段で9階から5階へ降り、レストランに入ってみると…

昨日よりはずいぶん空いている。やっぱり15分ほど時間をずらしたのが大きかったな。作戦大成功ってところ。

席を確保して、料理を取って、順調に朝食を終了。焼きそばやチャーハンはまあまあの味。今日は普通のコーヒーもあった。俺はコーヒー牛乳だったけど。結構気に入ったかも(笑)。

食事を終えて、観光に出発すべくバスへ。もうみんな揃っていて、俺達は最後。みんな早いな~。今日は、バスの席は後方の最後列からひとつ前の列。

それにしても、昨日は比較的暖かかったけど、今朝は外が寒いこと。天気予報でも今日は気温が低く出ていたけど、ホント寒い。一応、使い捨てカイロ持ってきたけど、使わなきゃダメかも。

俺達が乗り込んで、みんな揃ったので、バスは最初の目的地である天安門広場へと出発。日曜日なので、道は空いていて、ほどなく天安門広場へ到着。それにしても、バスの窓から見えた人の多いこと!万里の長城も人が多かったけど、この人の多さは異常だね。国内ツアーと思しき人達の群れ、群れ、群れ…。まあ、俺達もその中の一人になるわけだから、偉そうなことは言えないけど。

バスを降りて、天安門広場へと向かうわけだけど、長くなってきたので、今回はこの辺で。(写真は天安門広場へ着いたところ)

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中国北京の旅二日目(2008年11月22日)その8

2008-12-13 13:38:06 | 旅行記
旅行記二日目の続き。四川飯店での食事を終えて、バスへと乗り込むところから。

再び夜店の屋台の中を抜けてバスへ。みんなが順番にバスに乗り込んで、最後にお母さんと男の子の二人で参加していた親子が乗ってきたんだけど、その男の子の手には…、ギョエ~、さっきのサソリの串が!!!

そのお母さんは中国の方で、日本人と結婚して日本に住んでいるとのことだけど、北京をしばらく見ていなくて、昔の北京しか知らないので、この機会に小学校1年生の息子さんと一緒にこのツアーに参加したとのこと。

その坊やが、サソリを食べてみた~いとおねだりしたらしく、お母さんが屋台で買ってくれたのだ。子供は怖いもの知らずだからね~。でも、きっと日本に戻って、友達にサソリを食べたんだぞ~!って自慢できるよね。

中国人のお母さんもサソリは食べたことなかったみたいだけど、1串に3匹付いていたので、1匹食べてみたら、結構ジューシー?で癖になる味だったそうだ。でもいくら美味しくても俺は食べられないな~。

小1の坊やは美味しい美味しいと言って2匹食べつくしたそうだ(汗)。

そんな思いがけないエピソードがあったけど、バスはレストランのある通りを離れ、オプショナルツアーの京劇の会場へ。

そう言えば、なんか急にバスの中が空いたと思ったら、夕食を食べて、後はツアーの団体を離れて自分達で自由行動を取る人達がいたようだ。若い人中心だったけど、一応、ガイドさんに一筆(多分、自由行動で何かあっても自己責任で旅行会社には迷惑をかけないっていうような内容だと思う)書いて、団体から離れたみたい。そんなこと考えも及ばなかったけど、そうすれば自由時間も取れたんだな~って改めて感心。もっとも、自由時間はないものと思って、何も調べてこなかったから急に街中で放されても迷子になるだけだけど(笑)。

俺達は一日目のオプショナルツアーの京劇鑑賞はパス。参加者が降りるのをバスで待って、それからホテルへ戻った。

それにしても、京劇の会場も4ツ星ホテルだって言ってたけど、玄関の門構え(ロビー)が俺達の宿泊ホテルより数段上で、とても同じランクとは信じがたかったなぁ…。まあ、部屋自体は広めだし、ツアーの値段から言って文句は無いんだけどね。

ホテルの前でバスを降りて、入口の方へ。部屋に戻って飲むビールでも売ってるコンビニとかないかなとバスを降りた通りのあたりを見回したけど見つからず。でも、おっと、灯台下暗しとはこのこと。ホテルの入口のすぐ向こう側に小さなお店があるのを妻が発見。行ってみると、飲み物やちょっとした食べ物を売っているちょうど手ごろな店だった。

店では英語もろくに通じなかったけど、何とかビールとコーラとつまみのカシューナッツ、それに夜食のカップラーメン(辛ラーメン)を購入。全部で30元しかしなかったのには驚いた。ホテルの売店ならビールだけでそれくらいしそう。

それからは、部屋に戻って、風呂に入ったり、ラーメン食べたり、ビール飲んだりしてのんびりと過ごした。朝早くから一日動き回った活動的な一日だったし、明日も一日ずっと観光だから、疲れを取るために早めに就寝。お疲れ様でした~。

こうして旅行二日目は無事に終了。念願の万里の長城も好天に恵まれて最高だったし、いい一日だった。明日は天安門広場と紫禁城を巡る。ラストエンペラーの世界だね。明日も楽しみ。その模様は次回のブログで。

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中国北京の旅二日目(2008年11月22日)その7

2008-12-12 22:35:25 | 旅行記
旅行記二日目の続き。

一日の観光を終え、夕食の場所である「四川飯店」へと、バスを降りて屋台の立ち並ぶ賑やかな通りを歩いて行ったわけだけど、その屋台にギョッとする物が…。

ガイドさんから色々といわゆるゲテモノがあるとは聞いたけど、実際に見るとびっくり。まずはヒトデ。ヒトデの揚げたもの(?)が山盛りになって店頭に並べられている。どんな味?どんな食感?…でも食べてみたいとは思わないなぁ。

そして極めつけはサソリ。串にサソリが何匹も刺さって、焼き鳥みたいに平然と売られている。ギエ~!って感じだけど、このサソリで後ですごいことが!!その話は後でもう一度。

そんな屋台村を通り抜けて、四川飯店へ到着。「辛い」の代名詞みたいな四川料理だけど、まあ、辛い物は韓国出張で慣れてるから、多少辛いくらいなら大丈夫かな。でも、ガイドさん曰く「日本人の口には合わないかも」だって。期待薄かな…(笑)

中華料理と言えばやっぱり円テーブル。41名のご一行様だから、四つのテーブルに分かれて着席。この円テーブルは、初対面の人でも話をしたりして、知り合いになるきっかけを作るにはもってこいの形だね。実際に食事のときに色々な人と話をすることができた。

肝心の料理の方はと言えば…

まあ、落第点ではないかな。ガイドさんが言うほど口に合わないこともない。実は、前もってインターネットでこの「四川飯店」の口コミ情報を調べたんだけど、それには、「辛いだけで美味しくない」みたいなことが書いてあったので、ガイドさんもそう言うし、やれやれどうなることやら…って思ってたんだけど、まあ、食べられる代物だった。辛さもさほどきつくなく、むしろ拍子抜けした感じ。とにかくマトモな食事でよかった~(笑)

四川料理ってことで、看板料理の麻婆豆腐も出て来たけど、辛さはマイルド。旨みが足りない感じだったけど。日本で食べる中華料理の方が美味しいなあ。舌が慣れてるからってことだけじゃあないと思うんだけどな。

兎にも角にも、こうして何とか初の夕食は無事に終了。この後は、オプショナルツアーの京劇鑑賞に行く人と、ホテルに帰る人に分かれる。京劇のところまではバスでみんなで行くんだけど。

店を出てバスへ。ではここでさっきの屋台の一件を。と行きたい所だけど、長くなってきたので、その話は次回のブログで。(引っ張るな~笑)

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