気ままなノート

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中国北京の旅三日目(2008年11月23日)その2

2008-12-16 22:06:19 | 旅行記
旅の三日目の続き。天安門広場へ着いたところから。

天安門広場を訪れる人の多さに驚きながらも、俺達ツアー客一行はバスを降りて天安門広場へ。

荷物チェックのセキュリティを通って、無事に中へ。いや~、確かに広い!あれほど大勢の人達がいたのに、広場があまりにも広いので、全然混雑しておらず、広場はガラガラの印象。スケールが違うね。

床に鉄板が張られたマンホールみたいなのがあって、ガイドさんの説明によると、簡易トイレだそうだ。式典などで大勢の人(百万人とか…驚)が集まったときに、通常のトイレだけでは足りないしからということらしい。「へ~」って感じ。

ひろ~い天安門広場を歩いて、故毛沢東総書記の写真が掲げられた天安門の近くへ。そう言えば、ガイドさんに聞いたところでは、毛沢東の遺体は冷凍保存されてこの広場の隣にある建物に安置されているとか…。

天安門をバックにツアー客全員で集合写真の撮影。ちょっと恥ずかしいけど、どうせ周りもみんな観光客だろうから、まあいっか~って感じで普通に写真に納まった(笑)。

天安門広場を堪能(??)した後は、地下通路を抜けて天安門へと渡り、いよいよ紫禁城を目指す。途中に、ガイドブックを売りつけようとする人達が多くいて、一冊1,000円とか言いながら擦り寄ってくる。俺達のツアー客の一人にしつこく売ろうとする人がいて、最初は1冊1,000円と言っていたのに、そのうち2冊1,000円になったかと思えば、しまいには3冊1,000円だって!結局、3冊1,000円で購入したようだ。いったい原価はいくらなんだろ?(笑)

かくして、いよいよ天安門を抜けて中へ。でも、「中」と思ったら、また次々と「門」が現れてきて、まあ奥の深いこと。紫禁城はいずこに(笑)。

最初のいくつかの門は横に長い平らな門だったけど、いよいよ左右が前にせり出しているコの字型の門が登場して、ようやく本格的に城の中へ。なんでも、真ん中の大きな扉は皇帝しか通れなかったそうな。俺達は、入場ゲートのある向かって右側の入口から入場。

中へ入ると、ワォ~!映画「ラストエンペラー」で見たお城とその前の広場!確か、家臣達が全員平伏して皇帝を迎えたところだったよな。ちょっと感動。

それから、清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀が、育ったという紫禁城の中へ。いや~、それにしても、溥儀は幼少の頃からこの中から出たことがなかったと言うけど、確かにこの中だけでも充分に生活できる広さだよな~。一つの町って感じだ。

城内の宝物は、残念ながら、蒋介石がほとんど台湾へ持ち出してしまったとのことで、ここに残っているのは、建物とその附帯設備だけ。持ち出せないもの以外はみんな持って行っちゃった感じ。いくつか建物の中を見たけど、どこもほとんど伽藍堂だった。中国の宝物を見たければ台湾の故宮博物館へ行かなきゃダメだと前に誰かから聞いたけど、まさにそのとおりって感じだった。

中国の建物らしく、柱の色は赤が多く使われているけど、その色は豚の血で出したものだとガイドさんが言っていた。そんなのを聞いちゃうと、何となく不気味な感じがしてくる。知らなきゃどうってことないだろうけど。

こうして紫禁城へ入城し、いったん休憩してから、紫禁城を一望できる景山公園へと向かうわけだけど、長くなってきたので、その模様は次回のブログで。


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