今まで味わったことの無い映像を体験して下さい。
これは、3Dライブアニメ("3DCGをセルアニメのような画風に変換するトゥーンシェーダー、登場人物のリアルな動きを可能とするモーションキャプチャの技術を用いたジャパニメーションと3DCGの融合を意味する造語" Wikipediaより抜粋)という手法で描かれた第2弾のアニメ。
物語の舞台は近未来の日本。ロボット産業とバイオ・テクノロジーで市場を独占した日本は、その技術の危険性が指摘され国連から規制を求められる。しかし、日本はそれを無視し、ハイテク技術を駆使し鎖国を強行。それから10年後の2077年。アメリカの特殊部隊SWORDの一員であるベクシルは極秘ミッションの為、日本に潜入する。彼女が閉ざされた国、日本で見たものは?
この作品の映像には慣れるまで少し違和感を感じるかもしれないけれど、慣れてきたらその映像のすごさに目を奪われます。私は、「アップルシード」(3Dライブアニメ第1弾)で体験済みだったので、最初から違和感なく観れましたが。というか、「アップルシード」の映像よりさらに進化していてものすごいことになっていました。(ジャグの映像にビックリ!) 映像もみごたえある上に、「鎖国を強行している日本」という舞台設定もおもしろくて結構はまってみていたんだけど、後半(ベクシルたちが大和に潜入してから)はストーリーがちょっとおなざりになっていて残念…。その前まではグッとくるシーンもあってよかったんだけどなぁ。
あと、ベクシル役の黒木メイサとレオン役の谷原さんになじめなかったです。それとは対照的にマリア役の松雪さんは、はまっていてめちゃくちゃかっこよかった。そのせいか、ベクシルよりマリアの方が印象に残ってます。
そうそう、この作品も「アップルシード」と同じようなダンスミュージック(ポール・オークンフォールドやブンブン・サテライツなど)がバックに使われています。戦闘シーンはPVみたいでかっこよかったです。
監督・脚本(共同):曽利文彦
声:黒木メイサ 松雪泰子 谷原章介 大塚明夫
タレントさんやアイドルを声優に起用・・・というのが多いですね。
名前で売るより、実力で勝負して欲しいですね。
映像は「ベクシル」の方がすごいけど。
今日から始まった「アップルシード」の続編「エクスマキナ」を観るのが楽しみ!