クローゼットの扉から、別世界へと飛び立とう!
この作品でいちばん印象に残るもの。それは、ティルダ・スウィントン演じる白い魔女でしょう。
C.S.ルイスによる全7巻に及ぶファンタジーシリーズ
「ナルニア国物語」第1作目「ライオンと魔女」の映画化。
舞台は、第2次大戦下のイギリス。ペベンシー家の4兄妹は戦禍を逃れ疎開。
彼らは疎開先の大きなお屋敷で、別世界へとつながるクローゼットを見つける。
一面に広がる銀世界。そこは冷酷な魔女が支配するナルニアという王国だった。
よくよく考えてみると、イギリスってファンタジー小説の宝庫なんですよねぇ。「アーサー王伝説」に始まり、「不思議の国のアリス」、「指輪物語」、そして、この「ナルニア国物語」に、最近のだと「ハリー・ポッター」シリーズもそうだし。(ちなみに、原作者のC.S.ルイスと「指輪物語」の作者トールキンはオックスフォード時代の親友だそうです)
え~っと、私は基本的に動物がしゃべる映画(アニメを
除く)が苦手なので、「この作品はどうかなぁ」と原作を読んだことのある私は少し心配していたわけですが、この作品はわりと違和感を感じず観ることができたかなぁ。映像面はほんとすごいと思います。よくここまでつくりあげたよなぁ、と感心してしまうんだけど、映画全体として観ると何か物足りない気がしました。この原作って、事細かく描写された「指輪物語」と違って、詳しい描写を抑え読者の想像にゆだねるような形になっている
からそんな気がするのかもしれないです。あと、クライマックスの戦闘シーンがちょっと長かった…。この作品は、映像化されたナルニアの世界観を楽しむのも見所のひとつだけれど、それ以上に、白い魔女を演じるティルダ・スウィントンが見所なんじゃないかと。彼女がまとういろいろな衣装といい、独特なオーラを放つ素晴らしい演技といい、ものすごく印象に残っています。威圧感アリアリで何度も「こわ~っ」と思わせてくれた彼女には「さすが!」の一言です。それと、末っ子のルーシーを演じたジョージーちゃんは、これが映画初出演とは思えないくらい演技がうまかった。ジョージーちゃんが見せる表情でルーシーの感情がとてもよく伝わってきました。そんな彼女を見て思い出したのは、ジャパン・プレミアの壇上で、覚えてきた日本語の挨拶がうまくいえずに泣きだしてしまったこと。TVでこの場面を見てた私はもらい泣きしそうになりました(笑)あとで、ちゃんと言えたからよかった、よかった。私が登場人物で印象に残ってるのはこの2人とフォーンのタムナスさんです。余談ですが、私は長女スーザンを演じているアンナ・ポップルウェルをみるたびに、スカイ・スウィートナムと瓜二つと思ってしまいます。(左がスカイ・スウィートナムで右がアナ・ポップルウェル) この2人似すぎ!
この作品でいちばん印象に残るもの。それは、ティルダ・スウィントン演じる白い魔女でしょう。
C.S.ルイスによる全7巻に及ぶファンタジーシリーズ
「ナルニア国物語」第1作目「ライオンと魔女」の映画化。
舞台は、第2次大戦下のイギリス。ペベンシー家の4兄妹は戦禍を逃れ疎開。
彼らは疎開先の大きなお屋敷で、別世界へとつながるクローゼットを見つける。
一面に広がる銀世界。そこは冷酷な魔女が支配するナルニアという王国だった。
よくよく考えてみると、イギリスってファンタジー小説の宝庫なんですよねぇ。「アーサー王伝説」に始まり、「不思議の国のアリス」、「指輪物語」、そして、この「ナルニア国物語」に、最近のだと「ハリー・ポッター」シリーズもそうだし。(ちなみに、原作者のC.S.ルイスと「指輪物語」の作者トールキンはオックスフォード時代の親友だそうです)
え~っと、私は基本的に動物がしゃべる映画(アニメを
除く)が苦手なので、「この作品はどうかなぁ」と原作を読んだことのある私は少し心配していたわけですが、この作品はわりと違和感を感じず観ることができたかなぁ。映像面はほんとすごいと思います。よくここまでつくりあげたよなぁ、と感心してしまうんだけど、映画全体として観ると何か物足りない気がしました。この原作って、事細かく描写された「指輪物語」と違って、詳しい描写を抑え読者の想像にゆだねるような形になっている
からそんな気がするのかもしれないです。あと、クライマックスの戦闘シーンがちょっと長かった…。この作品は、映像化されたナルニアの世界観を楽しむのも見所のひとつだけれど、それ以上に、白い魔女を演じるティルダ・スウィントンが見所なんじゃないかと。彼女がまとういろいろな衣装といい、独特なオーラを放つ素晴らしい演技といい、ものすごく印象に残っています。威圧感アリアリで何度も「こわ~っ」と思わせてくれた彼女には「さすが!」の一言です。それと、末っ子のルーシーを演じたジョージーちゃんは、これが映画初出演とは思えないくらい演技がうまかった。ジョージーちゃんが見せる表情でルーシーの感情がとてもよく伝わってきました。そんな彼女を見て思い出したのは、ジャパン・プレミアの壇上で、覚えてきた日本語の挨拶がうまくいえずに泣きだしてしまったこと。TVでこの場面を見てた私はもらい泣きしそうになりました(笑)あとで、ちゃんと言えたからよかった、よかった。私が登場人物で印象に残ってるのはこの2人とフォーンのタムナスさんです。余談ですが、私は長女スーザンを演じているアンナ・ポップルウェルをみるたびに、スカイ・スウィートナムと瓜二つと思ってしまいます。(左がスカイ・スウィートナムで右がアナ・ポップルウェル) この2人似すぎ!
THE CHRONICLES OF NARNIA
"THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE" (2004 アメリカ)1/2
監督・製作総指揮・脚本(共同):アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリアム・モーズリー アンナ・ポップルウェル スキャンダー・ケインズ
ジョージー・ヘンリー ティルダ・スウィントン ジム・ブロードベント ジェームズ・マカボイ
声:リーアム・ンーソン レイ・ウィンストン ルパート・エヴェレット ドーン・フレンチ
"THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE" (2004 アメリカ)1/2
監督・製作総指揮・脚本(共同):アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリアム・モーズリー アンナ・ポップルウェル スキャンダー・ケインズ
ジョージー・ヘンリー ティルダ・スウィントン ジム・ブロードベント ジェームズ・マカボイ
声:リーアム・ンーソン レイ・ウィンストン ルパート・エヴェレット ドーン・フレンチ
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント このアイテムの詳細を見る |