あらかね(仮)

いつか(絶対)開くぞ着物カフェ
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哀しみの羽織をチラ見せ

2013年10月21日 15時32分52秒 | 着物と小物
こんにちは。なな吉です。
札幌ただいま青空が広がっております。秋の深まりを感じます。
昨日はちょこ太がドライブに連れて行ってくれて、峠で積雪を見ました。
下界もそろそろ初雪が降りそうです。

一昨日の記事にて触れましたワタクシのおニュー羽織ですが
すでに山口呉服店さんにお直しのため発送し、手元にはありませんが
写真を撮りましたのでちろっとお披露目いたします。

こんな感じでございます。


左の前袖と左前身ごろですよ。現代ものなのにレトロ感満載です。

こちらは左の後ろ袖と左身ごろの後ろです。


柄のアップ。派手派手ねじり梅にはワタクシの大好きな疋田と相棒の大好きな青海波が。


こちらのねじり梅も負けてはおりません。すでに梅とは思えない様相を呈しております。
南国の果物のごとき強烈さでぐいぐいと迫っております。


本当は小紋として売られていた反物でしたので、長着にすると帯によりこの柄が寸断
されるはずでしたが、羽織としたことで柄をあますことなくどど~んと見せる
ことができてつくづく羽織にして良かったなと思いました。

これで着る人がすらっと背の高い人であったらもっとこの羽織の素晴らしい柄を
アピールできたでしょうに。こんな小型が着ることになってしまい申し訳ない。。。

小樽の「彩時嬉」さんでこの羽織のために購入しておいた羽織紐を合わせてみたところ


ううう、ピッタシコンでございますわよ。
あまりのドンピシャぶりが乳の位置違いの哀しみをいや増しますのでございます。
よよよ。。。