あらかね(仮)

いつか(絶対)開くぞ着物カフェ
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目がチカチカしますがな・・

2015年10月30日 18時37分56秒 | 着物と小物
こんばんは。なな吉です。

今月私はやたらとお寿司を食べています。
函館での海鮮丼も入れると5回も。
さすがにしばらくお寿司はいいかなと思います。

目がチカチカするコーデは人のおごりで寿司ランチを食べに行ったときのでした。


羽織を着ているといくぶんチカチカが和らぎますが、脱ぐとだまし絵みたいになります。


市松の久留米絣にサイケ市松の半幅帯。
向いあって座ったご馳走主を弱らせようとしてこんなコーデにした訳ではありません。
むしろ函館のイベント直後で私が弱っておりました。
でも美味しいカニのお寿司を食べて元気になりました。

太っい眉毛と暑苦しいほどの目力のTさん、ご馳走様でした!!

お寿司屋さんが入っていた駅ビルにはリサイクル着物のお店があり食後に寄ってみました。
可愛い椿のハギレを30センチ購入。


すでに半襟に加工済みです(写真は加工前)

小さいサイズの足袋ソックスを扱っている靴下ショップにも寄り3足1000円で購入。


ところで世間ではハロウィンハロウィンとえらい盛り上がりですね。
本番?って明日でしたっけ。
経済効果もあるようですし、トラブルなく楽しめるなら良いかなと思います。
もともと日本人は盆踊りなどで仮装が好きですしね。
我が家もちょこっとだけ季節の飾りに取り入れておりますよ。




ちょとした事ですが

2015年10月29日 13時08分40秒 | ハンドメイド
こんにちは、ちょこ太でございます。
急に寒くなったり暖かくなったりめまぐるしいですね。風邪も引きやすくなるかと思います。どうぞご自愛下さい。

さて。先日の函館イベントの晩に若友ちゃんとご飯を食べに行った駅前の「さふらん」さん。年配のマスターが私たちの着物姿が気になったらしく、帰り際に「昔、自分の母さん達はみんそんな帯(半幅)だったよ。昭和の初め頃だけど。お太鼓なんて背負ってなかった。」って教えて下さいました。
そーですよねー。半幅は楽だもん(笑)。

そんないつも半幅な女の便利グッズ。前にも書いたかなあ。



端切れで作った帯ポケットです。帯の一巻き目と二巻目の間に挟んでおくと、このようにカードなど入れても落っことす心配がなくて安心。時計も入れられます。
帯板に付いていることもありますけど、帯板すら省略しておりますのでね。
こんなになんでもかんでも省いてしまっていいものなんでしょうか(笑)。

構想3年の泥大島

2015年10月24日 11時55分14秒 | 着物と小物
こんにちは。なな吉です。

私がいつもお世話になっているしみ抜き屋のおじさんに
「この洗い張り、買ってくれない?」と最初にお願いされたのはかれこれ3年前でした。
それは泥大島を洗い張りしたもので、おじさんが言うには
「買ったときの価格は多分50万はくだらないよ、いいものだよお」とのこと。

おじさんは触っただけで素材はもとより品がいいものかどうか分かる職人さんです。
嘘はついていませんが、特に欲しいとも思っていない泥大島をいきなりすすめられても
「いやー・・・・そう言われても。。。」となります。

「2万円でいいからさ、これ身丈小さいからなな吉さんにしかすすめられないんだよお」
と泣きつくおじさん。
「2万円たって仕立て代もかかるんだから、八掛だっているし」というと
「じゃあ、この八掛もつけるから。ほら合うよお~」とおじさん。

でも「2万円は私には高いからダメ!」と断りました。
ですが、その後お店に行くたびに「あの洗い張りどうする?まだとってあるよ」
と声をかけられ続け「だめ!高くて買えない」と断り続け2年が過ぎ・・・

今年の初めですかね、とうとうおじさんが「1万円でいいから」と半額にしてくれたので
「しょーがないな」と引き受けることにしました。
その際胴裏もすごく上質のものを3000円に値切りました(鬼ですな)

その洗い張りとおまけの八掛と胴裏のセット


三越で1万円だった胴裏

これらのセットを橘の単衣を袷に仕立て替えしてくださった個人の仕立て屋さんに送ったのが6月で
袷の時期に間に合うように送ってもらいました。

綺麗に仕立て上がりました~

構想3年、お代は仕立て代を入れても3万円と3づくしで縁起のいい泥大島です。
地味に見えるかも知れませんが、柄の中にうっすら入っている赤い線が効いております。


この先ずっとおばあちゃんになってもそれこそ30年後も着ていられる着物が出来ました。
ん?3づくしなのですから33年後もですね(笑)

通りすがりのニセ店員

2015年10月22日 23時10分55秒 | イベント
こんばんは。なな吉です。
寒いです、ほんと寒いです。

まだいくらか暖かった先週の金曜日、チカホの彩時嬉さんブースに立ち寄りました。
最初は普通にお客さんとしてお店の商品を見ていたのに
気づけばほかのお客さんに質問され、それにこたえたり相談されたりして
案の定ニセ店員となっておりました。

「じゃあこれ頂くわ」と品物を渡され「ありがとうございます」と
笑顔で答える謎の女は、しかし別件もあったため小一時間ほどでブースを後にしました。
そんなニセ店員は木綿着物にヘビロテ中の半幅帯と超ふだん着物。




千鳥の帯留は帯揚・真田紐との3点セットでたしか2800円くらいでした。

ところで一昨日まではこだて工芸舎さんで展示されていた夫のフェルト作品には新作がありました。


中央にいる謎の動物はチンチラという小動物です。
我が家で10年一緒に暮らしたペットがモデルとなっております。


そして私が前々から夫に作ってくれと頼んでいたかっぱちゃんがついに登場!

12月には来年の干支である猿も初めて製作の予定です。
どんな猿くんが出来るのか楽しみです(^^♪

おもつらくて、めんどたのしい

2015年10月21日 13時51分36秒 | ハンドメイド
こんにちは、ちょこ太でございます。
連日なな吉がイベントの報告をしてくれましたので私が付け加えることはほとんどございません。
反省点といえば、女性は1人より2人で行動するもんだということがすっぽり頭から抜けていたことでしょうか。みなさん、ほとんど連れ立って写真を撮られてました。そーいやそーだよね。お2人で嬉しそうにポーズをとっていらっしゃるのを見るとこちらもほんわりしますねえ。とはいえ、小物って普段自分が着るときに必要な分と、あとは家族が着る分くらいしか持ってないものだと思われます。私も有るだけ持っていったのですが、トルソ3体に使い果たしました・・・。
なので、次回があれば紐は沢山、半襟も着物にある程度合わせて美容衿に縫い付けて数本は用意したいところです。

なーんてね。次回に意欲的なことを書いておりますが、実のところ出掛けるまでは億劫でしょうがなかったです。函館は遠いよー。荷物は沢山持っていかなきゃならないしさ。運転もしなきゃならないしさ。いざ本番が始まってしまえば楽しく過ごせるのは判っているのですが面倒臭いことこの上なし(笑)。これは私の性格によるものでして、仕事ですらやり始めればそれなりに楽しくやれるのに、事前はあーだこーだ考えすぎて、自分の想定に気鬱になってます。おバカですね。あれ?案外ネガティブ思考かも?
タイトルは、娘達が中学生の頃の、部活の顧問の言葉です。辛いけど面白い。面倒だけど楽しい。大体これらのことはセットになっておりますわね。あ、「めんどたのしい」はたぶんワタクシの創作です。

話を元に戻しましょう。
始まる前は「着物着たいって人なんて来るのかねえ」「函館の着物好きさんもそんなに来てくれないよねえ」なんてのんびり構えていたのに、終わって数えてみればメンバーで手分けして20人には着せた勘定。ひとえにオーナーの堂前さんがご自分も着物を着て下さって、お客様をどんどん上に誘導して頂いたからだと思います。函館の着物好きさん達とゆっくりお話する暇もなく、nunonoさんのつまみ細工のワークショップもほとんど見られず、それだけが残念でしたが楽しく終われました。以前「まめぐら」のオーナーさんが「自分で着るより人のコーディネートを考える方が好き」とおっしゃっていた意味がちょっと分かりました。特に小さいお嬢さん達に着物を着せるのって楽しい!。今回は小学生中学年くらいのお嬢さんサイズのウールを1枚持って行ったきりでしたが、アンティークの着物が案外今の小学生サイズに合うということも判りましたので、ちょっと心浮き立つカワイイ着物を仕入れて見たいと思います。なお、10月14日のなな吉の記事の着付け第1号のお嬢さんに着せた小紋は大人サイズで、あちこちピンで留めてあります。買った時から「これは多分・・・」と思って居たのですが、想定通り(笑)若友ちゃんが「これいいですね!」と気に入ってくれたのでそのまま若友ちゃんお持ち帰りとなりました。それよりも小さいお子にはその場で肩揚げ、腰揚げを取って着せればいいんでしょうね。このご家族の弟くんも「着たい」と言ってくれたので、大人の麻の着物(男性用)を無理矢理あちこち留めて着せてあります。歩く時は殿中松の廊下よろしく引きずってました(笑)。男の子用も必要でした!

さて、写真無しではつまらないので


オーナーさんが焼いて下さったシフォンケーキ。栗とバナナ味です。美味しかったです。