ご無沙汰しております、ちょこ太でございます。ご無沙汰しすぎて「ごぶさた」が「五分皿」になりました。
出来すぎの打ち間違いですがホントです。実はその後には「ぐぶさ」まで打って消しました。何を供奉するつもりだったんだか。
さて、相棒なな吉が先日小樽で雪虫をみましたことを報告しておりましたが、「はて雪虫とはなんぞや?」と道外の方は思われるんではないのでしょうか。
正式名を「トドノネオオワタムシ」というらしいのですが、見た目は本当に小さな雪のようなふわふわをお尻にくっつけた虫です。
ただし。
正体は羽のあるアブラムシです。私のバラにもたくさんくっつくにっくきヤツらです。本体の色は黒です。
こう書くと色気もへったくれもありませんが、遠目、と言っても5メートルも離れたら見えなくなりますけれども、実際ふよふよと飛んでいる姿は小さな雪そのもののようで悪くはない。でも時々大発生して大変迷惑ではあります。
この虫、見た目だけで雪虫と呼ばれるのではなくて、これが飛び始めるとそろそろ初雪が降るのですよ。昔は1週間で初雪でしたが、最近は2週間くらいになりました。温暖化の影響なのでしょうか。
そうはいっても昔もたくさん飛んだんでしょうね。そのお尻のふわふわは蝋に似た物質なのだそうで、昔の正絹の着物になどくっつくと大変だったのではないかと思えます。
だがしかし。私はもう痛くない防寒草履を手に入れました(笑)。雪が降ってももうバッチリさ。
具体的に何がどうなのかというと、長さはそうでもないのに幅だけが広いワタクシの足の、小指が爪革に当たって水ぶくれになるのが問題だったわけでして。だからといって特別幅広の爪革があるとは聞いたことがない。どうしたもんかと春に松屋さんで相談を持ちかけましたところ、「爪革が柔らかければいい」というお話でしたので、満を持して今回の防寒草履購入となったわけです。
この爪革、何が柔らかいのかというと「芯」が柔らかいのですって。で、柔らかくて形が色々と変わる芯と一緒に伸びて縮んで戻れるしなやかな素材を表に使わなければならないのだそうです。なるほど。
松屋さんで取り扱っている芯の柔らかい防寒草履は化繊のスエード調のと本印伝。勿論印伝の方がお高いのですが、履いてみたらそりゃあ印伝でしょう。ここでその差額を惜しんで10年折々に「ああ、あっちの方が良かったなあ」と思うよりは、と決めました。実際前の防寒草履は30年近く前に作ったものですしね。
ただやはり、ガッチンガチンに凍った真冬の雪道はこの草履で良いのですが、降り始めと雪解けのビチャビチャの時にはどうしても水が染み込むのは避けられないので、下駄をお勧めされました。それもお店で気に入った台があれば滑り止めと爪革を付けて(勿論擦れない柔らかいのです)頂けるので、やっぱりまた松屋さんに行かなきゃね、という結論でした(笑)。え、実はご主人商売上手?
いえいえ、迷える着物好きにサクサクと明快に答えを下さる頼れる師匠なのですよ。松屋さんに行くたびに履き物の「????」なあれこれが解決されるので、なな吉と私にとっては、買い物というより勉強に行く場のような気がします。そういえば、山口さんもそうかなあ。
まっ、とりあえず。文章だけではつまらないでしょと常日頃相棒が申しますので、得意の接写写真をば。我が家の照明が電球色なのでどうしても色味が赤めになりますが。鼻緒は松煙染めです。不祝儀の時の表書きに使う薄墨の材料と同じ、松の木を燃やした煤が染料です。松煙染めの着物も欲しい~~。
出来すぎの打ち間違いですがホントです。実はその後には「ぐぶさ」まで打って消しました。何を供奉するつもりだったんだか。
さて、相棒なな吉が先日小樽で雪虫をみましたことを報告しておりましたが、「はて雪虫とはなんぞや?」と道外の方は思われるんではないのでしょうか。
正式名を「トドノネオオワタムシ」というらしいのですが、見た目は本当に小さな雪のようなふわふわをお尻にくっつけた虫です。
ただし。
正体は羽のあるアブラムシです。私のバラにもたくさんくっつくにっくきヤツらです。本体の色は黒です。
こう書くと色気もへったくれもありませんが、遠目、と言っても5メートルも離れたら見えなくなりますけれども、実際ふよふよと飛んでいる姿は小さな雪そのもののようで悪くはない。でも時々大発生して大変迷惑ではあります。
この虫、見た目だけで雪虫と呼ばれるのではなくて、これが飛び始めるとそろそろ初雪が降るのですよ。昔は1週間で初雪でしたが、最近は2週間くらいになりました。温暖化の影響なのでしょうか。
そうはいっても昔もたくさん飛んだんでしょうね。そのお尻のふわふわは蝋に似た物質なのだそうで、昔の正絹の着物になどくっつくと大変だったのではないかと思えます。
だがしかし。私はもう痛くない防寒草履を手に入れました(笑)。雪が降ってももうバッチリさ。
具体的に何がどうなのかというと、長さはそうでもないのに幅だけが広いワタクシの足の、小指が爪革に当たって水ぶくれになるのが問題だったわけでして。だからといって特別幅広の爪革があるとは聞いたことがない。どうしたもんかと春に松屋さんで相談を持ちかけましたところ、「爪革が柔らかければいい」というお話でしたので、満を持して今回の防寒草履購入となったわけです。
この爪革、何が柔らかいのかというと「芯」が柔らかいのですって。で、柔らかくて形が色々と変わる芯と一緒に伸びて縮んで戻れるしなやかな素材を表に使わなければならないのだそうです。なるほど。
松屋さんで取り扱っている芯の柔らかい防寒草履は化繊のスエード調のと本印伝。勿論印伝の方がお高いのですが、履いてみたらそりゃあ印伝でしょう。ここでその差額を惜しんで10年折々に「ああ、あっちの方が良かったなあ」と思うよりは、と決めました。実際前の防寒草履は30年近く前に作ったものですしね。
ただやはり、ガッチンガチンに凍った真冬の雪道はこの草履で良いのですが、降り始めと雪解けのビチャビチャの時にはどうしても水が染み込むのは避けられないので、下駄をお勧めされました。それもお店で気に入った台があれば滑り止めと爪革を付けて(勿論擦れない柔らかいのです)頂けるので、やっぱりまた松屋さんに行かなきゃね、という結論でした(笑)。え、実はご主人商売上手?
いえいえ、迷える着物好きにサクサクと明快に答えを下さる頼れる師匠なのですよ。松屋さんに行くたびに履き物の「????」なあれこれが解決されるので、なな吉と私にとっては、買い物というより勉強に行く場のような気がします。そういえば、山口さんもそうかなあ。
まっ、とりあえず。文章だけではつまらないでしょと常日頃相棒が申しますので、得意の接写写真をば。我が家の照明が電球色なのでどうしても色味が赤めになりますが。鼻緒は松煙染めです。不祝儀の時の表書きに使う薄墨の材料と同じ、松の木を燃やした煤が染料です。松煙染めの着物も欲しい~~。