犬神スケキヨ~さざれ石

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古事記を摘んで日本を知る!その9

2015-05-30 21:03:00 | 古事記
しばらくぶりの古事記です!

先ず始めに以前にも話しましたが、おさらいしてみましょう。

先ず古事記は稗田阿礼(ひえだのあれ)と太安万侶(おおのやすまろ)と言う日本を代表する天才二人が作成しました。

稗田阿礼は一度見聞きしたものは暗誦出来るほどの天才的な能力を持っていました。

太安万侶は文章能力に優れていました。

稗田阿礼が「帝紀(ていき)」や「旧辞(きゅうじ)」と言う古事記の元になったものを覚え、これを太安万侶が文章にするという作業をしました。

そもそも、この二人は官僚ではありましたが下級官僚で位は高くない。
しかし、能力を買われ天武天皇の命により古事記を編纂します。
大抜擢です。

古事記の読み方

古事記の読み方は、疑問も矛盾も全て古事記内で解決します。

日本書紀などを持ち込み解決すると、それはもう古事記ではありません。
日本書紀を以って解釈した古事記になります。

それは本来の意味の古事記ではなくなります。

古事記と日本書紀は全く違う趣旨の文書ですからお互いをお互いを用いて解釈してはいけません。

古事記は国内向け、日本書紀は海外向けに書かれた物です。
仮名遣も異なるのです。

国の歴史

古事記や日本書紀は日本最古の歴史書です。

しかし歴史書の冒頭は神話の世界です。
何故、歴史書に神話が登場するんでしょうか?

簡単な話しです。

アメリカの歴史書には神話などありません。
アメリカはつい最近、日本から見ればつい最近出来た国です。

独立戦争を経て日本なら江戸時代に出来た国です。
フランスもフランス革命後出来た国です。
どちらも建国の歴史に神話は登場しません。

支那の歴史書も遡るならば秦の始皇帝より前の更に前とかなると神話も出てきます。
しかし中華人民共和国は建国63年です。神話は登場しません。
中国4千年!とか3千年とか言いますが全くの嘘です。
中華人民共和国は第二次大戦後出来た国です。

以前は5千年とか吐かしてましたが、これは日本の皇紀に対抗したに過ぎません。
「日本の皇紀が2500年なら、此方は倍の5千年だ!」と根拠もなく吐かしただけ。

だいたいあの地域は支配者がコロコロ変わり、現在は漢族の中華人民共和国なだけ。モンゴルやウィグルや女真族(満州人)が支配してましたからね。

日本は今年皇紀2675年二千年以上です。
「神武天皇は存在しない」とか「天孫降臨は嘘だ」とか「神話はフィクションだ」とか当然出てきます。

しかし、どんなに短く見積もろうとも三世紀初頭に作られた前方後円墳は大和王権成立のサインです。疑いの余地はありません。
その前方後円墳を作った勢力が百数十年の間に日本列島全体を統治します。

五世紀になると、北は東北南部、南は九州南部まで前方後円墳がズラーッと並びます。
それにより地方の豪族が権威付けられて天皇の下に序列化された事がわかるんです。

その大和朝廷ですが、それ以降王朝交代は一度もありません、王朝とはつまり現在の皇室です。
日本の王朝は発掘の成果から見れば少なくとも三世紀初頭までは遡る事は確実です。

その三世紀初頭に90m級の古墳が5基も作られた、アジアでも最大規模です。
それが三世紀初頭に作られたのです。

支那の皇帝の墓で最大が80m。
つまりこの三世紀初頭に忽然と現れた巨大古墳は「村長」レベルでは無理ですよ!

近畿一帯を治めた王国があった、大王が存在した証拠です。

これは、勢力は小さかったかも解りませんが国家の歴史はもっと以前からあったはずですね?
その小さかった勢力がやがて近畿一帯を治め最大規模の古墳を作る。
それから百数十年の間に日本列島を治める。
最初は一地方政権であったはずのソレは何時からあったのか?と考えたら、三世紀初頭から更に数百年は遡ると考えられるのです。

三世紀初頭が今から1800年前、それプラス数百年。左翼のアホが言う神話を省き意地悪に見ても悠に二千年前となります。

考古学

日本には考古学者が沢山いますね。
しかし、皆さんご存知だと思いますが学者と言うのは左翼ばかりです。

ですから、考古学者も左翼だらけ。

この考古学者達は神話を否定したくて学者になった様な連中です。

だいたい海外の考古学者は愛国者ばかりです。
例えば、ペルーの考古学者。ペルーと言えば「インカ帝国」で有名です。
インカの神話の話しなど「これは嘘だ!」と散々言われます。だから「絶対に本当だ!」と掘り捲り掘り捲り「ほれ見ろ!本当じゃないか!」と言いたいのです。
ヨーロッパでも愛国者が考古学者になります。
国の根幹を考える学問ですから当然ですね。

「国を壊す」なんて言う奴が考古学、つまり国の成り立ちや根幹を考える学問をやるなんておかしな話しです。
そんなのは日本だけです。
左翼は日本の歴史や根幹を否定したくて仕方がありません。
だから古事記の世界、神話や民話を否定したいのです。
で、掘って掘って調べれば調べる程「本当」だったとわかり「ヤバイ…」とか思っているのです。

だいたい「発掘したら古事記のここが嘘でした」とか「日本書紀の嘘を発掘しました」とか言う話は聞いた事も見た事もありません。
そんな報道すらありません。

それでその左翼が必死になってやっているのが卑弥呼です。
支那の記述に出てきて、更にその属国であったかの様な記述があるからです。

だいたい卑弥呼なんてのは支那の記述の僅かな数行しか出て来ません。日本の文書には一切出て来ません。
卑弥呼の"卑"は卑しいて事です。如何にも支那人らしい名前の付け方で中華思想丸出しです。
左翼はこれが日本を支配していたと、そうしたいだけなのです。

だいたいですね、この左翼のアホ学者が稗田阿礼や太安万侶程の才能がありますか?

正史編纂

古事記から1300年、正史を編纂し続けている国は日本だけです。

支那にも正史はあります。どうやって作られるかと言うと、王朝が倒れた後に次の王朝が前の王朝の正史を作るのです。
つまり王朝交代の歴史です。

現王朝が前王朝の正史を作る。ですから支那の場合、最後の皇帝は「暴君」として書かれます。「暴君だから倒された!」と、そうしなければ現王朝の正当性が無くなるからです。

ところが日本は世界最古の王朝です。三世紀初頭には前方後円墳があったのですから。
もしかしたら本当に日本書紀の通り紀元前660年が紀元かもしれない。
「現王朝が潰れたら次の王朝が正史を編纂してくれるかな…」ぐらいに考えてたのかも知れません。
しかし全く潰れない。そうなると『そろそろ正史を作らないと昔の事が解らなくなるぞ』となります。

そしてずーっと正史を編纂しています。
一応編纂してない事になってますが「昭和天皇実録」が出来ましたね。

その前も「大正天皇実録」その前は「明治天皇紀」がありました。

神武天皇が橿原宮で御即位あそばした。
これが我が国日本の建国です。2675年前の2月11日です。
そして間も無く統一王権となり今に至る。
その建国の経緯が古事記や日本書紀です。

世界にそんな理念がまだ無い時代から日本には『国家』という概念や理念が存在したのです。
世界で唯一日本だけです!

天皇は天皇である

いきなりですが天皇が天皇である根拠を皆さんはご存知ですか?
憲法ですかね?違いますね?

憲法、現憲法も帝国憲法にも「誰が天皇か?」なんて記述はありません。

現憲法でも「天皇は日本の象徴であり…云々」とありますね?
いきなり"天皇"て当然の様に書いてありますよ!
帝国憲法でも「万世一系の天皇がこれを統治する」と書いてありますよ!

誰が天皇とか、どの系譜の人が天皇とか、更に天皇とは何か?なんて書いてません。

つまり天皇が先なんです。先に天皇が存在し、それを後で条文にして説明してるだけで、天皇の地位の根拠が書いてある訳ではありません。
この辺りがアホの左翼や皇室批判をする連中には理解出来ないのです。
「憲法1条ガー!」とか言う奴はその地位や根拠が憲法だと思い込んでいるのです。

今上陛下はどういう根拠で天皇になっていると思いますか?

今上陛下は昭和天皇の位を継いで天皇に御成になってるんです。
勿論、手続きや、いつ皇位が移るとか誰に移るとか、そんな手続きに関しては「皇室典範」とか憲法に定められてはいます。
この点に関しては憲法は手続きでしかありません。天皇に関しては世襲だとか、皇太子が先帝の崩御とともに即位することと書かれてます。

ですから天皇は憲法が作り出した地位ではないのです。元々地位はあるのです。
昭和天皇の地位を継いだのが今上陛下。

では昭和天皇は何の根拠で天皇に御成になったのでしょう?
それは大正天皇の地位を継いだからです。
では大正天皇には何の根拠が?
それは明治天皇の地位を継いだからです。
明治天皇は孝明天皇の地位を、孝明天皇は仁孝天皇の地位を継いだからです。
そうやってずーっと遡ると神武天皇にたどり着く。
神武天皇の地位がずーっと引き継がれて来たのであって天皇の地位は憲法が作った訳ではありません。

では神武天皇は?となった時には、古事記や日本書紀に詳しく書いてあり、遡れば大宇宙の意思とか神々の意思という事になります。

其れが『古事記』や『日本書紀』の結論なんです。
ですから天皇の根拠は古事記や日本書紀に書かれてあります。
正確に言えば正史である『日本書紀』に書かれてある。
つまり歴史の真実が天皇の地位なのです。

ですから、古事記は古事記、日本書紀は日本書紀の中で全ての疑問点や矛盾を解決しなければならないのです。
矛盾があるなら矛盾しない様にしながら読むのがこの正史の基本です。

アホの左翼学者の学説や違う歴史書などを持ち込み解釈してはその『真実』が歪められてしまい、この国の成り立ちや根幹を見失います。

次回へ続く…

あまり怒らせるなよ!

2015-05-27 16:27:32 | 草莽崛起
しばらくぶりの更新です。

古事記シリーズもまた更新いたします。

さてさて安保法制審議も始まり連中の国会質疑応答です。

イザと言う時の備えをしよう!と言うのが安保法制であります。
国家には国民の生命、財産、幸福を守る義務があります。

それらを守る為ならば躊躇なく全ての考え得る対処と実行をせねばなりません。

しかし「戦争法」だとか「日本は戦争する」などと言うアホが居ますね。

一体どこと戦争するのでしょうか?
また集団的自衛権を持つとアメリカの戦争に巻き込まれるとか言うアホも居ます。

全く何も理解出来ていません。

戦争に行くのは自衛隊です。
たまの休みには家族サービスや、上司とゴルフに行ったり実家の両親に顔を見せるとかしなければなりません。
自衛官も忙しいんです。
戦争してる暇なんかありません!

安全保障

「切れ目のない安全保障」と言うことで今般安保法制が審議されています。

しかし、切れ目だらけです。

何故ならば相変わらずのポジティブリストに更にポジティブリストを重ねただけだからです。

自衛隊はポジティブリストで動きます。
ポジティブリストとは皆さん御存知これだけはやっていいよ!と言うリストです。

それ以外はやってはいけません。

世界の軍隊でポジティブリストで行動する軍隊は自衛隊だけです。

世界の軍隊は24時間365日軍隊です。
当たり前ですね。つまり軍人には常に自国と自国民を守る義務を課しています。

例え勤務外であろうと自国と自国民を守る為にはあらゆる手段で行動しなさい!とされています。これがネガティヴリストです。
これだけはやってはいけない!とだけ決められています。
当たり前ですね!
9時~5時の勤務時間に攻めて来るアホはいません。

軍隊とは、つまり超法規的事態に備えた実力組織だからです。
その超法規的事態に対処出来なければ意味がありません。
地震だって都合良く勤務時間には起きません。
24時間365日いつ起きるかわからない。

地震だけはわからないが、支那様は勤務時間にしか攻めて来ない!なんて本気で考えている人がいるなら一度然るべき医療を受けた方がよろしいでしょう。

集団的自衛権もその超法規的事態に自国だけでは防衛出来ない事態への備えです。
「要らない!」と言う人は以前にアップした記事をご覧ください。
例えばここです。
其れでも「戦争」と考える人はもう入院をお勧めいたします。

守る事

国を守る事は即ち、この日本を、そして我々の同胞を、愛する人を守る事です。

それは北は北海道から南は沖縄にいたるまで全てであります。

毎度申し上げているのは…
「この国を侵す者は生命で代償を払わせる」です。

例えば先の第二次大戦で日本と同じ枢軸側で戦ったフィンランド。
実は超親日国です。

このフィンランドは徴兵制です。
そして国民皆兵と言う政策を取っています。
それは歴史的背景があると。
フィンランドは常にロシアから国土を狙われています。戦争は弱い。
だからこそ負けて負けて負けてと、やっているうちに負けたならどう振る舞うのか?を知っていた。
常に国土を侵されて来たからこそ負けては先ずどうするかを知っていた。
だから先の大戦での敗北後、自国でサッサと裁判を済ませ敗戦の責任を指導者達に負わせてスパッと終わらせました。

だから日本の様に「東京裁判」なるハッキリ言うなら勝った側の論理で行うものは受けていません。

そして国民皆兵の意味は「国土を侵す者はタダでは返さぬ!」と言う意思表示です。

そして日本

敗戦後の日本にはフィンランドの様な決意はありません。
戦前の日本にはありました。だからこそ先の大戦に突入したのです。

そしてそれは何も軍国主義による軍部の暴走ではありません。自存自衛の戦争です。
否定をしても無駄です。
これは世界が認めています。認めないのはアホの支那と南北朝鮮だけです。
あのダグラスマッカーサーすらそう認めています。

また戦争に突入した一因に「世論」があります。世論の後押しがなければ幾ら何でも国を左右する事態に突入はできません。

さぁそして現在の日本は如何がですか?

全く決意はありません!
何故ならばそう教えられていない。
戦争などは他人ごとだと思っている。

日本は戦争してないから平和だな…とか考えている。
平和なら何故、我々の同胞が北朝鮮に拉致されているのか?主権国が他の主権国の主権者を国家の主導の基で誘拐する。
これは重大な主権国侵害であり戦争行為そのものです!

現代の戦争とは派手に国と国がぶつかり合うことではない。
我々の知らぬ間にジワジワと他国を侵略し、懐柔し国を瓦解させる。
或いはサイバーや更に通貨による戦争です。

我々の足元に戦争が転がっているのです!

これがそうです

支那などはあからさまにサイバー攻撃を仕掛けていますね。
更に世界オレオレ詐欺銀行AIIBは支那からの通貨戦争です。

そして沖縄での一連の騒ぎです。

支那は尖閣から延いては沖縄を狙っています。

それはジワジワと侵食し沖縄を内服から瓦解させる。覇権主義の領土的野心むき出しです。

それに乗る、同じ我々と同じ日本人がいる!

支那に阿る日本人がいるのです!

「自然を守れ」と言いながら糞尿垂れ流し、ゴミ山を作り勝手に道路を占拠し基地反対を謳う。

「基地建設は自然を破壊する」と言いながら、その基地建設より派手に埋め立て新たな空港を作り、橋を作る。

そして反対!反対!とゴネればゴネる程に金になる。

沖縄は犠牲だ!沖縄は被害者だ!沖縄は捨て石にされた!と言って金を貰う。

その裏には明らかに支那の影響がある。
プロ市民とか言う胡散臭連中は日当を貰い反対運動をする。
そういう連中を集めては沖縄に送る業者があり、その業者がプロ市民に日当を払う。
理念もイデオロギーもない者が老若男女問わず小遣い稼ぎに沖縄に行く。
その小遣いの出処は支那です!

翁長はこの支那がロンダリングした金を受け取り、更に沖縄独立後初代琉球国王を支那から確約されています。
あの頭に乗せたスチールタワシはロンダリングマネーから出ています。
詳しく以前にアップしています。
例えばここです。

日本人よ考えろ!

この支那の侵略に普通の良心的な沖縄県民は脅威を感じています。
命の危険を感じている。
今から随分昔ですが、大阪大正区の琉球街に暮らす沖縄出身の人に言われた言葉を思い出します。
「沖縄で基地賛成や本土に阿る人間は命すら危ないよ」

普通の生活をする沖縄県民は基地の有る意味や地政学的な沖縄県の重要性を理解しています。

その普通の我々の同胞である沖縄県民が身の危険を感じているのです。
そこを我々はしっかり見なければなりません。

沖縄県外の日本国民はどこか「沖縄は気の毒だな」とか「可哀想」と思っている。
そして沖縄県は特別な地域だと考えている。
そもそもそれが間違いです!

沖縄県は特別な地域ではない!我々県外の、自分なら大阪在住ですが、その大阪と同じ!あなたが住む町や都道府県と同じ日本です!

沖縄県は独立国でもなくましてや支那の統治国でもなく、アメリカの委任統治地域ではありません。

我々の日本国沖縄県です。
つまり沖縄県は我々の同胞です。

そして先の大戦で不幸にも軍部の失敗により多大な損害を出してしまった。
しかし、捨て石にした訳ではない。
それは沖縄戦にあって「沖縄県民カク戦ヘリ、後世格別ナル御高配賜ワラン事ヲ」の電文を最後に自決した太田実中将の電文の中にあります。沖縄県民は老若男女一丸となって祖国を守る為に戦った。

本土とて沖縄を見殺しにするつもりも捨て石にするつもりもなかった。
だから戦艦大和は沖縄に向かう、向かう途中で撃沈された。

沖縄戦で戦った日本兵。日本兵と直ぐに一括りにしますが大戦末期ですから職業軍人はほんの一握りです。
多くは我々と同じ普通の人達です。

子供もいて、妻も居た。家族があり兄弟姉妹両親がいた。ある人は教師をしていたり。ある人は大工かもしれない。ある人は公務員だったり八百屋や左官屋、銀行員かもしれない。
その普通の人々が祖国を沖縄を守る為に命を捧げたのです。
散華された英霊は普通の人々です。
そしてハラワタが飛び出し、頭が割れ、手足が千切れ、それでも尚祖国を守る為に戦った。この人々は私利私欲で戦ったのではありません。
その人達を看護した学徒看護隊の少女達。
白梅の少女達は以前にアップしました。
是非読んで下さい。
例えばここです。

いい加減、腫れ物に触る様に沖縄県を扱うのはやめましょう。

その腫れ物に触る様な国民の態度が沖縄を二分し支那の侵略に乗ってしまうのです。

決意するは我にあり!

これは明らかに安全保障問題です。

沖縄県は侵され様としているのです。

そして、この沖縄県で暴れ回る「反対派」と呼ばれる連中の行為は破壊活動です。

道端や野端で糞尿を垂れ流し、道路を勝手に占拠し、通行する善良な沖縄県民を脅し。

米軍基地に糞尿を投げつけ、子供達に付き纏う。

これはもう暴力的ではなく暴力そのものです。

この暴力と侵略に我々の同胞である沖縄県民は身の危険や命の危険すら感じているのです。

この現状を我々は見て見ぬふりをしてきました。沖縄県は我々日本です。
日本国沖縄県です。
それを守るのは我々日本人です。

暴力で現状を変更しようとする連中を相手に対して「話し合い」など通じません。

力で現状を変更しようとする連中に「遺憾の意」等伝えようと聞き入れるものではありません。

例えば、支那のチベット侵略、ウイグル侵略、内モンゴル侵略を見れば解ります。
世界は抗議し「遺憾の意」を表明しています。
しかし、侵略は終わりません。

ロシアのプーチンもクリミアへ侵攻しました。
力による現状変更です。
更に核兵器を向けたと後に語っています。

しかし支那やロシアは他国です。

沖縄県は日本です。
我々の国土が侵され様としているのです。
それも暴力を以ってです。
その様な連中に話し合いや況してや憲法第九条を唱え様と聞き入れません。

我々は我々の同胞が命の危険に晒されているのに見殺しにするのか?

暴力を手段に選ぶ者に無抵抗で不服従など無理です。
実力を以って立ち向かわねば必ず死人が出ます。それは歴史を見れば、チベットやモンゴルやウイグルを見れば解ります。

「侵すならばやるぞ!暴力を振るうならば全力で対抗するぞ!」という態度を見せなければ相手は増長するばかりです。

国も警察も、更に自衛隊も沖縄県民を守れません!それは世論の後押しが無いからです!
我々主権者が後押ししなければ何も変わらない。同胞を守れない。

イザとなれば命をかけて国を守る!と言いながら何故沖縄はその様に守らないのか?

僅か70年前に我々の先達はそうやって命を捧げ日本を守ったではないですか!
そのおかげで戦には負けたが、その愛国心と護国精神で後世の我々が生きている。

その命懸けで御守り頂いた祖国がいま足元から侵されているのです。

これを守れずにいては散華された先達に申し訳ありません。
まだ恋も知らず命を捧げた白梅の少女達に申し訳ありません。

日本人ならば、ゆめお忘れ無き様に!




住民投票を終えて

2015-05-22 21:45:02 | 草莽崛起
大阪都構想に向けての特別区賛否の住民投票が終わりました。

大阪在住で大阪市民である私は自分なりに、これは一体何なのか?

改めて考えてみたいと思います。

様々に意見があるのは承知しております。

しかし、毎度申し上げております通り、あくまで一つの問題提起であります。

大阪都構想

そもそも今般の都構想なるものは、太田房江知事時代にもありました。
その時は都構想ではなく「府市統合」と言うものでした。

橋下市長も言っていた様に大阪は二重行政の弊害を抱えて長年やって来ました。
それは、大阪だけでなく政令指定都市を抱える地方行政全ての悩みです。
権限が強い政令指定都市を抱えながら広域地方行政をどうするのか?
これは日本全体の抱える悩みでもあります。

また、他府県にもあるでしょうが、大阪の既得権益は独特な部分があり言わば既存政党の票田にもなり、更に其れが故に中小零細企業を圧迫してきました。

また地方自治としては30万人~50万人に対して首長が一人ぐらいが限界です。
大阪は250万人の人口に対して首長が一人。
これは限界を超えきめ細やかな住民サービスが行えません。

また大阪の既得権には生活保護の問題があります。やはりこれも不正受給が後を絶たない。
大阪が抱える闇であり、これこそ既得権益と化しています。
生活保護受給が問題ではなく、不正受給が問題です。これを斡旋したり搾取するいわゆる貧困ビジネスが後を絶ちません。

住民投票後

住民投票は投票率67%、棄権33%。
票差は0.77%となりました。

言わば丁度、三分割になりました。
更に賛否の票差は1%にも満たない0.77%。
これは100人いれば一人にも満たないと言う事です。人間はどんな人でも一人前です。
この票差は人間を77%人間という事です。
八割弱しかない人を見たことありませんから、これは真っ二つと言う事です。

つまり賛成、反対と分けたなら僅差で否決ではありますが何方もコンセンサスを得たとは言えません。

また賛成派、反対派共に何故賛成なのか?何故反対なのか?が見えた投票でした。

祭りは終わりか?

一種のお祭り騒ぎの様な住民投票で、大阪市内では連日「賛成」や「反対」の街宣車が走り回っていました。

最後には「とにかく賛成を!」とか「解らなければ反対を!」と中身そっちのけでした。

既存政党は自民党、公明党、民主党、更に共産党までもが共闘する以上なものでした。
正に選挙互助会の如き様相を呈していました。

また橋下市長も真っ向受けた形になりましたが訴える内容は二重行政と予算ばかり。

更に疑問に思うのは都構想を掲げ五年になりますが、反対賛成を決めれずにいた有権者です。
考えられる理由はマスコミがしっかり報道しなかった又は有権者がマスコミを全く信用していないかであります。

橋下市長に対する説明がないという論拠は間違いです。何故ならば広報はしてました。
そもそも都構想が浮上した際に自分自身は此れに対して市民として再三役所に提言し、市長や知事に対しても意見をぶつけていました。

我々が考えるべきこと

さぁ、否決はされました。そこで我々主権者は何を考えれば良いのか?

記者会見で否決結果に対して政治家としての引退を表明した橋下徹氏。
「潔い」とか「見直した」等の意見もチラホラしていました。

しかし、自分はどう思ったかと言えば「だいたい喧嘩し過ぎや!」とか「此れからどうす?」と感じました。

先ずこれでスッパリとスッキリとしたのでしょうか?
この真っ二つの結果を見れば単に市民住民を二分してしまいました。

更に少なくともこの五年間、都構想を進める為に多額の予算を使いました。これは言わばコストです。
大変なコストを使いながら否決されたらパーですか?
ふざけてもらっては困ります。
掛けたコストはせめて回収して貰わねばなりません。我々は納税者です。
コストは税金です!コスト分だけでも回収して貰わねば、我々納税者はみすみす金をドブに捨てた事になります。

また、共産党と共闘した規制政党は一体今後の市政運営をどうするのか?
全く話がありません。
自民党にしても議会審議などを共産党と仲良くするのでしょうか?

年末には必ず任期満了に伴う市長選挙が行われます。
少なくとも橋下徹氏はこの選挙に自ら出馬するか、或いは都構想を熟知した人物を擁立しなければなりません。
使ったコストをいかに回収しどう其れを主権者に還元するか?これをやる責任がある。

また既成政党もこの市長選挙で選挙互助会として候補者を立てるのか?

どちらも今回のことで自分達の主張に反対する有権者の意見が確認出来たはずです。

それをどう汲み取るのか?そこをしっかりと見なくてはなりません。

都構想での意見

自分は賛成票を投じました。
これは以前から主張している三都構想という考えがあるからです。

橋下都構想とは違いますが、新たに法律を作らねばなりませんから幾つかでも意見が反映される様にと考えて居たからです。

三都構想とは政治金融は東京に、経済商都は大阪、文化発信都市は京都ににすると言うものです。これには改憲も含みます。

更に新たな自治には総合的な施設を作って頂くつもりでした。
これには多すぎる人口、強すぎる権限という政令指定都市が邪魔でした。

総合施設とは防災避難所を兼ねた教育施設と介護施設です。

早い話が、老人ホームと義務教育施設の同敷地内への併設です。

先ず最初に思いついのが学校給食による朝食給食でした。
学校において朝食を出すと言う事です。
晩婚化し少子化である我が国は共働きや片親の家庭が多い。

そこで子育ての負担を減らす為に朝食を子供達に提供するのです。
これは言わば少子化対策の一環でもあります。

例えばアメリカ等の学校では貧困等の理由で朝食すら取れずにいる子供がいます。
その貧困層へのセーフティネットしての施策でもあります。

日本では朝食はしっかり家庭で取れる子供もいますからチケット制等にし必要な日数分を購入します。

アメリカのケースではチケット制にし此れを購入、そして学校では大きな食堂で全学年の子供達が一緒に食事をします。

これを日本で行うにも食堂に関しては体育館や講堂を使うとかすれば良いでしょう。
然し厨房は既存のものでは無理でしょう。

また全学年が集う事でお互いを知る事になり自然と上の子が下の子の面倒を見るとかする様になり虐めの様な問題も少なくなるという結果もあるそうです。
更に朝早起きする為に規則正しい生活を身につける事になり、出勤せねばならない朝の時間、保護者の負担軽減にもなりますので或いは家庭での諸問題に対する効果も期待できます?

そう考えた時に防災面も考慮したいと考えました。そうなれば、いや、これは全てを一緒にした方が良いのでは?と思いました。

学校と介護施設を一緒にしてしまおう。
最近は各家庭化が進んでいます。家にお年寄りが居ない家庭も多い。
その為か高齢者をぞんざいに扱う者もいる。
身近に高齢者がいる事で学ぶことも多い。

更に一番は自然災害の多い我が国で防災避難所としての機能を持たせたい。
例えば大災害の際には避難所として使いたい。
自家発電やガスを等インフラ整備を特別に行い食料や水の備蓄をする。
先ず3日或いは4日はそれで地域の住民にケアをする。被災の軽い地域からその施設を先ず復旧させ、素早く温かい食事や風呂を提供出来る事は出来ないか?

避難所が介護施設と同じならばそのまま地域住民と被災した介護者ねケアが出来ないか?

考えが煮詰まっている訳ではありませんが、この辺りの考えがあるのです。

都構想は一旦否決されました。ならばこの意見を誰が汲み取ることが出来るのか?

これからしっかりと見ていきたいと思います。

古事記を摘んで日本を知る!その8

2015-05-19 21:50:45 | 古事記
遂に8になってしまいました。

しかし、一体いつ迄やるのやら…
不安感たっぷりです。

しかし、こうして古事記を少しでも広める理由は将来の為でもあります。

まぁ、この辺りの話しはいずれ草莽崛起カテゴリーにて大阪お祭り騒ぎと共にアップしたいと思います。

三つの神

前回、伊邪那岐命が黄泉の国から戻り穢れを祓う為に禊を行いましたね。

そして、左目からは天照大御神が。
右目からは月読命が。
鼻からは建速須佐之男命が生まれました。

沢山の神々が伊邪那岐命と伊邪那美命から生まれ更にまた禊によ日本の最も重要な三神を生みました。
まさしく伊邪那岐命は神道界のビッグダディです。

天照大御神は伊勢の御祭神です。皆さんもご存知ですね。これが天皇陛下を含む皇族方の御祖神です。つまりご先祖です。
太陽を司る神です。

建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
この方も有名な神様ですね。
八岐大蛇を退治した神様です。

月読命(つくよみのみこと)
この神様は名前ぐらいはご存知ですかね。
しかし最初に出たっきり二度と出てきません。
どういう神様かは夜を司る神と言う以外はわかりません。

この三柱の神を「三つの貴い子」ということで三貴子(みはしらのうずのみこ)と呼びます。

統治

伊邪那岐命は特に天照大御神には特別扱いをします。天照大御神には自分が着けていた首飾りを生まれたばかりの天照大御神にあげます。
そして「高天原を知らせ」と命令します。
高天原とは神々が住む天上界です。
「知らせ」とか「知らす」と言うのは統治するとか言う意味です。
以前話しましたシラスウシハクのシラスはこの知らすのことで統治すると言う事です。このシラスとウシハクは重要なワードです。

月読命には夜之食国(よるのおすくに)を知らせと命令されます。

須佐之男命には「海原を知らせ」と命令します。しかし須佐之男命は「お母さんに会いたい!」とゴネるのです。
おかしな話しですね?須佐之男命は伊邪那岐命から生まれました。一体お母さんとは誰でしょうか?伊邪那岐命は伊邪那美命を妻としていましたが、今は黄泉の国でゾンビですね。
しかし「亡き母に会いたい!」と言うのです。
会った事もないのですがね…

邪心はないが…

お母さんに会いたいと我儘ばかりで統治をしない須佐之男命に遂に伊邪那岐命は葦原中国を追放します。何だか変に律儀な須佐之男命は天照大御神に「こういう事情で暇を申し付けられました」と挨拶に行きます。

須佐之男命とは荒れすさぶる神です。
しかし本人は邪心も悪気もないのですが、お母さんに会いたいと喚くと暴風雨になったり、山津波が起きたりするのです。
本人に悪気は無いがとにかくパワーがあり過ぎる。体も相当デカイ。

それで「お姉さんに報告だ」とか言って行く訳です。しかし足取りも軽く行くのですが、地響きがしたり地震が起きたりと、本人は邪心も悪気も無いのですが何せ荒らすさぶる神です。

そんな調子ですから、高天原では「何事だ!」となります。弟が来るぞ!
もしかしたら邪心があり自分の国を奪うつもりかもしれない!そう考えて天照大御神は完全武装で待ち構える訳です。
しかし須佐之男命は国を奪うつもりなどありませんね。これは神様も勘違いするのです。

神様には隠し事が出来無いとか神様はお見通しとか言ってますが、完全に勘違いしてますよ!

納得しません

須佐之男命は自分に邪心などないと天照大御神に必死に伝えますが信じてもらません。
「どうすれば信じてくれるんだ!」となります。そこで「誓約」をしようとなります。
誓約(うけい)と読みます。

これは神様にお伺いをする。ある種の占いの様なものです。
禊で穢れを祓い神様にお伺いをします。
例えば「この転職は正しいでしょうか?」と神様にお伺いし、あのカラスが飛び立つなら正しい!とかです。

神社に行っておみくじをしますね?
アレも誓約の一種なんですよ。つまり「誓約」と言うのは神慮(しんりょ)を伺うと言う事です。ですからおみくじを引くときには神様!今の私に必要なアドバイスをお願いします!と言って引きましょう。

偶然の産物みたいですが、その偶然の一致を求めるのです。神様は必ず正しいアドバイスをくれると言う前提に立って誓約をするのです。

それで須佐之男命の話しに納得しない天照大御神は誓約をしようと言うのです。
しかしこの二柱の神の誓約は少し変わっています。

それは子供を生むと言う誓約でした。

先ず天照大御神が須佐之男命が持っていた十握剣を抜きバキバキ~!と三段に打ち折る。それを井戸の水でゆすいでかじります。
それをブハ~と吐く。すると霧が立ち込め神様が現れる。姫神が生まれます。

次に須佐之男命が天照大御神の勾玉を取り井戸の水でゆすいでかじる。これをブハ~と吐くと霧が立ち込め男神が生まれました。

天照大御神は須佐之男命の剣から姫神が三柱、須佐之男命は天照大御神の勾玉から男神が五柱成った。

そしてどう言う訳か須佐之男命は姫神が自分の子供だ!と言うのです。「自分に邪心がないから姫神が生まれた!」と、そして「私の勝ちだ!勝った!勝った!」と言います。
どう言う理屈かサッパリ解りませんね。
この時生まれた神に正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひめのおしほみみのみこと)と言う神様がいます。
これは「正に勝った!勝った!勝った!」て意味の名前です。
しかしこの神様の子孫が天皇になります。
この息子が邇邇芸命です。天孫降臨なさった神様です。その曾孫が神武天皇です。

しかし天照大御神は「あんたの勝ちだね」とは認めてません。勝手に須佐之男命が勝ったと騒いでいるのです。

勝ったからって

須佐之男命は自分は勝ったと騒いで暴れ回ります。どんな感じに暴れたかといと、けっこうな感じでやらかします。

先ずは天照大御神の田んぼのアゼを壊す。
溝を埋める。神聖な御殿に糞は撒き散らす。
この時代、農耕を中心とした社会ですから、田んぼを営むのは重要なことです。
命の源となる田んぼをめちゃくちゃにしたのです。更に御殿は新嘗祭を行う場所です。
現在の宮中でも最も重要な祭祀の一つです。
その新嘗祭をやる御殿にウンコを撒き散らす。

これはエゲツない事です。神様はとにかく穢れを嫌います。汚れた場所では祭祀が出来ないんですよ!その御殿にウンコ撒く。祭祀ぶち壊しです。田んぼを荒らすのは産業基盤を壊すことです。由々しき行動です。

しかし天照大御神は須佐之男命を何故かかばうのです。「なんか理由があるんでしょう」とか「酔っ払ってたんじゃないかな」とか。
すると須佐之男命は増長してエスカレートします。

今度は天照大御神が神々の衣を織らせている機織り小屋を狙います。
神々に仕える衣を織られる場所です。
そこに逆剥ぎした馬、つまり尻の方から皮を剥いだ馬を投げ入れます。これ逆剥ぎ自体やってはいけないことなんですよ。しかし逆剥ぎした馬を投げ入れます。
すると機織り女、機織りをする女性ですね。しかしこの機織り女も神様ですからね。
その機織り女がびっくりして機織りの棒で女陰を突いて死んでしまう。
なんで女陰か解りません、が、とにかく死んでしまう。ハイ!これ又、神様は外傷を負うと死んでしまう法則です。

天の岩屋戸

さすがの天照大御神もブチキレました。
ついに御籠もりなる。優雅な感じしますが、引きこもりです。
しかし天上界の統治者が引きこもりです。
これは大変な事ですね。

もし天皇陛下が御籠もりになったらどうなりますか?そら大変です。
先ず国事行為が全くなくなります。するとどうなるでしょう?
国事行為をされないと選挙が出来ない。公示は天皇陛下の国事行為です。
首班指名も出来ない、組閣も出来ない、公布が出来ませんから法律は稼働せず。
そのぐらいのことが起きた訳です。

天照大御神は太陽神でもありますから高天原は暗闇になってしまいました。
更に葦原中国も暗闇になってしまいました。
とにかく世界中真っ暗闇です。

ここで思金神という神様が策を講じます。
先ず鶏を鳴かせます。鶏が鳴くと朝が来ますね、天照大御神は太陽の神様ですから鶏を鳴かせる。鶏は天照大御神の使いです。
そして祭に必要な道具を作ります。
鏡を作り、勾玉を作り。これが天皇が天皇であることを示す三種の神器の二つが出来ました。

道具が揃いいよいよ祭りです。とにかく派手に賑やかにやろう!となります。
勾玉と鏡は榊の枝に掛けます。木綿と麻布を下にぶら下げ。コレ神社なんかで時々見かけると思いますが、古事記が由来です。

そして天手力男神という剛腕の神様が天の岩屋戸の近くにスタンバイ。そして祭「神楽」が始まります。神社で祈願する時に巫女さんが現れシャンシャンと舞をしたり、アレが神楽です。

天宇受売命(あまのうずめのみこと)が胸乳露わに服の紐を女陰迄下げ踊ります。
ほぼすっぽんぽんです。日本最古のストリップの記録です。すると八百万の神々がドッと笑いました。このドッと笑う!が重要なことで、ただ賑やかだけでは天照大御神は出てきてくれません。

案の定

天照大御神は「あら?笑い声なんかしてますけど、何が起こってるの?」と仰る、それに天宇受売命は「あなたより尊い神様がいて、それで笑いました」と嘘を言う。神様も嘘を言うんですね。

すると天照大御神は「私より尊い神様!?なんだってーっ!」となります。そして岩屋戸の隙間から鏡を入れる。天照大御神も鏡を見るのは初めてだったようです。
するとピカッと光る神様がそこに映る訳です。
「あら本当だ!私みたいな光輝く神様がいる!これはエライこっちゃ!」と「私お払い箱か!」そして更に戸を開ける。
天照大御神がチョット身を出した瞬間に剛腕の神様がすかさず手を引き外に出す。
すると世界は光に満ちたと言う訳です。

御籠もり転じて

さてこの天の岩屋戸御籠もり事件。
何とか天照大御神を引きずり出す事に成功しましたね。

この御籠もりで初めて鏡を見た天照大御神。
其処に映るのは自分自身です。

しかし、見た事もない神々しい神様が其処にいる。それが自分とは知らないのです。
御籠もりの間に更に神々しい姿に御成あそばした訳です。

実はこの一説、古事記由来の懲罰があります。
それは謹慎です。

この謹慎処分とは天の岩屋戸御籠もり転じての処分なんですよ。

天の岩屋戸に御籠もりになり更に神々しい姿に成長された天照大御神。
これを転じて「しっかり謹慎し、自分を見つめ直して一回り成長して帰って来い!」と言う懲罰なのです。
懲罰と言いながら罰を受ける者の成長を願う素晴らしい愛情のある処分なんですよ。

だから「あ~、明日から休みか」等と夜中までテレビゲームに興じたり、ネットでエロ動画を検索したり、まさかの旅行等する為の時間ではありません!
しっかりと自問自答し自らを省みて己を成長させ一回り大きな人間にならねばならないんですよ!

次回へ続く

古事記を摘んで日本を知る!その7

2015-05-14 20:57:51 | 古事記
少し間があきましたが7です。

ここまで来るともう皆さんも古事記にハマったでしょ?

知らない様で気付かぬうちに古事記の中身を知っている様な…

日本人は敗戦後であってもこの文書から逃れられないのです。

神も死ぬ

日本の神々は死にます。面白いですね。
神様なのに死ぬんです。日本の神々は不完全であったり、死んだりします。

これは西洋の神々と違うところですね。

此れを見ると西洋の神と日本の神は違うんだと気付きますね。
つまりGODは神と訳しただけに過ぎないのでは?と思います。

例えば大統領などもそうですね。大統領は英語ではpresidentですが日本語にこれを意味する言葉はありません。
ですから「国の一番偉いヤツ」と日本人は考えました「じゃ一番偉いなら、メリケンの統領だな」となり「一国の統領だから大統領だ!」で、大統領となった訳です。

日本人は偉いですね。無い言葉をどうにか日本語にしてしまう。

この偉いとこが仇になっている事もあります。
それは現日本国憲法です。
アメリカから英語の原文を押し付けられ、その英語の原文をどうにか日本語にした程度の話しです。ですから中身は曖昧で解釈の幅が広い。
だいたい象徴と言う言葉も原文にはsymbolと書いてありました。その意味は全く理解出来ませんでした。
それでイギリス留学経験があり英語が達者な白洲次郎に当時の高官が聞いた。
するとイギリスの憲法を知っておりイギリス王室に関わる憲法条文にsymbolシンボルと言う言葉がある事を知っていた白洲次郎が「そりゃ象徴てことだ!」と言った、それそのままに象徴と使ったのです。

神生み

伊邪那岐命、伊邪那美命の国生み神生みは以前話しましたね。
数々の国や神々を生みました。

伊邪那美命は火の神火之迦具土神ひのかぐつちのかみを生みます。その際に「女陰(ほと)」を火傷します。
火の神ですから燃えた赤ちゃんが出て来て火傷をする。この火傷が原因で伊邪那美命は病床に伏せてしまいます。

その際に糞尿は垂れ流し、嘔吐はするは涙は流すわ…とにかく相当苦しむのです。
しかし、その垂れ流した糞尿からも嘔吐したものとかからも色んな神々が生まれます。
そして苦しみながら「神避る」かむさる、つまり死ぬ訳です。神が死ぬ事を神避ると言います。
その伊邪那美命の死がショックだったのか、伊邪那岐命は火之迦具土神を十拳剣(とつかのつるぎ十握剣とも言われます)を抜いてバッサリ斬り殺します。

ここで解りましたね!神も死ぬんです。
神は死にますが、例えば脳溢血とか心筋梗塞とかでは死にません。基本的には寿命もありません、だから病気もしません。
しないはずですが日本の神様は外傷を負うと命を落とす様です。

伊邪那美命は火傷が原因、火之迦具土神は刀傷が原因で死んでしまいました。
病気や寿命では死なないのですが外傷では死んでしまう様です。

見ちゃうよね~!

そして伊邪那美命は黄泉の国へ行ってしまいます。
死んだら行く所なんですかね?
伊邪那美命は死んで黄泉の国へ行きます。しかし古事記にはこの黄泉の国については詳しく記されてはいません。

葦原中国(あしはらのなかつくに)から黄泉の国へ行ってしまった伊邪那美命。
愛する妻を失った伊邪那岐命は打ちひしがれていました。
更に国作りの途中です。伊邪那岐命は妻伊邪那美命に会いに黄泉の国へ行きます。

そしてアッサリ再会します。
「我が妻よ国作りがまだ途中だ!早く帰ろう」となる訳です。しかし、伊邪那美命は「あ~もう少し早く来てくれたら…私はこの国の食べ物を食べてしまった、もうこの国の住人となってしまいました」と返します。
しかし伊邪那美命は「この国の神々と何か方法はないか相談致しますから、その間決して私を見ないで下さい」と言いました。

ハイ!これは見ないでと言う。しかし見ないでと言うの見ると言う定番です。
鶴の恩返しでも見ちゃいますね?
神様も見ちゃうと言うお約束です。

人間が我慢出来ないのは神様譲りなんですよ!

そして遂に伊邪那岐命は見てしまう。
見ると、あの愛する妻が変わり果てた姿に。
体は腐敗しウジがわいている。
伊邪那岐命はもう「ギャーッ!」てなもんです。見られた伊邪那美命は「見~た~な~」て感じでしょうね。

とにかく伊邪那岐命はビックリして逃げます。もう百年の恋も冷めたでしょう。
なんせ愛した妻が今やゾンビですから。
それでも伊邪那美命は「生かして返すか~」と追いかけます。

それでも、どうにか振り切り逃げきった伊邪那岐命でした。

儀式です

黄泉の国から帰った伊邪那岐命は「なんという穢れた国に行ってしまったのか…」と思いました。心身の穢れを祓わねばと禊をします。
この穢れ祓えは神道の考えです。

穢れ(けがれ)は理想的ではない状態を現します。死は穢れです。理想的ではない状態とは、例えば揉め事、それによるストレス、悪意なども穢れになります。
この穢れ、穢(わい)とも読みます。他に濊(わい)と言う文字もあります。

どちらもわいと読みますが穢れの穢はのぎへんです。
濊こちらはさんずいへんです。
さんずいへんの濊はこれ一文字で糞尿と言う意味です。その昔、支那の属国であった朝鮮半島、そこに住む民族が糞尿塗れで不潔な民族で、まるで獣の様であった事から支那はこの民族を濊族と名ずけました。つまり糞尿族と言う事です。
それが現在に繋がる朝鮮民族です!
支那人グッジョブ!
なんたるセンス!このセンスだけは素晴らしいですね~!

一方、日本の穢。のぎへんのわいは理想的ではないとか元と違うとか言う意味です。
日本は二文字文化ですから「汚」と組み合わせて汚穢としました。なんかバッチい物の様ですが、これは「おわい」と読み肥料を指します。
その昔、肥料は人や家畜の糞尿なんかを使ってましたね。糞尿は汚ですが、食物が元の状態から変わってしまったもので穢です。

話しを戻します。
穢れを落とさねばなりません。穢れに触れた場合、水で心身を清めます。
その清める行為を「禊」みそぎ、と言います。
そしてこの穢れを浄化する総括的行為が「祓」はらえ、と言います。

先ほども述べたように穢れとは日常と違うとか理想的ではない状態とか元の状態ではない事を指します。

それは死もそうです。ですから例えばお葬式の後に塩をいただきますね。この塩を身体に振って清めます。これは穢れを落とす禊で祓う事なのです。

例えば揉め事などを起こしたりして怒りを溜めるとか、不満ばかりが気になって仕方がないとか、自分の中に芽生えた悪意など穢れです。
穢れが体に溜まると災いが起きます。
どうすれば良いでしょうか?

神社に行って下さい。行くと柄杓で水を溜めてありますね。あれは神の神聖な水です。
まず、この清水で手を洗い、左手に水を溜めそれで口をすすぎます。
これが禊です。

そして拝殿に向かい参拝をします。この時、願い事をするのではありません。
神の前に出でて決意を表します。願い事をするのは間違った参拝です。神前にて何か誓いを立てる事が正式な参拝です。
そして神様に此れまで溜めた穢れを取り除いて頂き決意新たに明日からを過ごす。
そして儀礼をして神社を後にすれば…

ほら!体が軽くなっていますよ!

神の前では謙虚にならなくてはいけません。
謙虚になって自分の行いを振り返り穢れを祓う事が参拝です。

伊邪那岐命はこの祓で様々な神々を生み、最後には左目を洗うと天照大御神が、右目を洗うと月読命が、鼻を洗うと建速須佐之男命が生まれました。

つまり禊をし穢れを祓うことは神々を生むような神聖な気持ちに戻る。
理想的な状態に心身を戻す重要な行いなのです。