犬神スケキヨ~さざれ石

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

確かにそれは一理ある

2018-11-03 12:02:50 | 草莽崛起


それは確かに一理あるな...
と、思える話しもある。

今般の『徴用工』に関する韓国最高裁の判決は、全く韓国国内問題であって承服できるものではない。

反日政権であった盧武鉉政権ですら、請求権協定に従って『徴用工』の賠償は韓国政府が行うとして日本円で六兆円を拠出している。

その時のブレーンの一人が韓国現大統領文在寅である。

朴槿恵政権では、父である朴正煕が交わした条約と請求権協定を否定出来ない。
なので、最高裁の判断を遅らせた。

その事により現政権では最高裁判事の逮捕にまで至る。

しかし、文在寅の腹は別の狙いもあった。

つまり、盧武鉉を踏襲する文在寅は早く司法判断を促した。
その為に現政権寄りの判事をずらっと並べた。

その意図は盧武鉉が示した政府見解。

つまりは『賠償は韓国政府が行う』ということを司法判断に委ねたのだ。

そう司法に判断させる意図があった。

しかし、結果は真逆。

結果は真逆ではあるが、実際には意見は別れた。
その中で判決として今回の結果である。

つまり、文在寅は失敗したのだ。

これは韓国が法ではなく情緒を重んじる国家であると理解できる。

つまり国民独裁の国家であると言うこと。

独裁者は法も都合で曲げる。

はっきり言おう!

大韓民国は民主主義国家ではなく、独裁政権であって、その独裁者は8000万人の韓国民で、法はその独裁者が決める!

つまり、議会も機能しない。
条約も国際法も機能しない。

国家の約束は、例えば日韓基本条約と言うのは日本国民と韓国民が交わした約束なのである。

それは国民が主権を持っていて、その権力者が権力を行使するものを選挙で選んだからだ。
我々の代理人を選挙で決めた。

その代理人が交わす約束は国民同士の約束だと言うことである。

それが機能しないならば、韓国は独裁国家だ。

韓国相手には、我々は民主主義国家と交渉していると言う考えを捨てた方が良いのではないか?
コメント

民主主義を貫いて

2018-11-01 09:00:56 | 草莽崛起
随分と久しぶりのアップとなりました。

さて、今回は民主主義国家と言うものを考えようと思います。
とは言え、自分なりの視点からの《民主主義》と言うものですから、あまり難しい話しをするつもりもなければ、出来るはずもありません。

しかし一つの問題提起と言う、毎度の姿勢は同じです。

四方の海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ


ご存知、明治天皇の御製です。

私はこの御製にこそ、我が国の民主主義がギュッと込められていると思うのです。

四方の海(四方の海、それは世界)
みなはらから(皆、同胞兄弟姉妹)

この言葉こそ我々日本人が戴く天皇と言う存在が象徴するのではないかと思います。

言葉も文化も違えど皆同胞(はらから)
なのに何故こうも波風が立つのだろうか?

天皇と言う御存在ほど世の平安を望む方はおられないと私は思います。

明治維新後、日本は世界の強国に名を連ねる近代国家の建設に邁進して来ました。
まるで、それまでの日本が間違いであったかのように。
大東亜戦争敗戦後は、更に明治維新後の我が国を否定してきました。

民主主義とは程遠い国であった!
戦争に負けて始めて民主主義を取り入れたと。

しかし、先程述べた様に明治天皇の御製には民主主義としての考えがギュッと込められている。

我々は大和朝廷建国以来ずっと

民主主義国家である!

私はそう考えています。

それは例えばギリシャやローマ、或いは敗戦後にアメリカから教えられたものではありません。

今現在も我々は民主主義国家です。

それは当然、大和朝廷建国時よりは変化はしています。

我が国は常に

変化すれども断然せず

だから皇統も途絶えず、時代の変化に対応しながら125代2678年続けて来たのです。

教えられた民主主義


我々が戦後一貫して教えられたのは『敗戦によりアメリカから民主主義が持ち込まれた』と言うもの。

確かにアメリカは大統領と言う最高権力者を、国民の直接的な選挙と言う形で決める民主主義国家ではあります。

イギリスにしてもそうである。
だから日米開戦の御前会議で昭和天皇は明治天皇の御製『四方の海』を二回も詠まれた。

『アメリカやイギリスの様な民主主義国家と戦争をするな』
僭越ながら昭和天皇の大御心はそうであったと忖度致します。

それは日本という国も、形は違えどオリジナルの民主主義国家であると、民主主義国家同士争ってはいかん!
そう言う大御心であったと思います。

我々は軍国主義で軍が力を過大に持った為に勝手に戦争をした!
敗戦後そう思い込み生きてきたけど、本当は軍と言えど国民の理解が無ければ戦争など出来ない。

軍人ほど戦争を嫌う者はいない。
何故なら、戦争になれば真っ先に死ぬからです。

つまり戦争を始めたのは

それを国民が望んだから

経済政策を受け、明日からの仕事もない。
その打開策として戦争を望んだのです。

現代社会、我々は戦争をしない。
そこに打開策を求める事が出来ない。
デフレ経済の中、景気は落ち込み、人々は職を失い希望を見出せなくなる。
そして選択したのは『自殺』と言う手段。
戦争をする代わりに国民を殺すと言うプロセスをとってしまった。

しかしこれも我々のオリジナルの民主主義の結果です。

何故なら『四方の海』です。

皆、同胞(はらから)だから、自分達の同胞を苦しめてまで自分達が生き延びることに戸惑いがあるからです。

ですから我々は戦前、植民地を持たず、また奴隷などもいなかった。

戦後我々に民主主義を教えたとするアメリカやイギリスを始め白人達は世界に植民地を持ち、奴隷を使っていた。

つまりはこの白人達の民主主義は『利己主義』による民主主義で、自国民以外には民主主義の範疇には入れないのです。

我々の民主主義は『四方の海』。

なのに、我々は外国人労働者と言う名の奴隷を使おうとしている。
安い賃金で働いて、用がなくなればどうするのか?

皆同胞と思うならば、逆に外国人労働者をあやふやな法整備で入れてはいけない。

そんな事をすれば日本人の賃金は上がらず、必ずや外国人労働者との間に軋轢を生み、排斥しようとする。
要らぬモメ事を起こすだけです。

また、皆同胞と思うならば、支那共産党による大虐殺にあっている、ウィグルやチベットの人々に自己決定権と人権を取り戻さねばならないはずです。

私は、四方の海を詠む天皇という御存在がある日本が好きです。

この国の血統として生まれ、育まれた。

文化、風習、風俗、言語、国柄。

全てが日本人としての私の血や肉、骨となっているのです。

その国を愛する事は、同胞を愛すること。

その愛国心を邪魔する者は血を見せてやる!

その愛国心を砕こうとする者は血を流す覚悟をしろ!

例えば、国を奪われ民族絶滅の危機にあるチベットやウィグルの人々も同じ気持ちではないかと思います。

そして、日本に出稼ぎに来る外国人労働者も同じだと思います。
外国人労働者排斥で要らぬ軋轢や差別を生めば、これは『四方の海』に反すること。

国境があるのは、その愛国心の違いを尊重する為でもあるのです。

私は日本に愛国心を持つ。
韓国人は韓国に愛国心を持つ。

お互いの愛国心を尊重する為には『国境』と言う境目が必要なのです。

相手の愛国心を侵さない。

かつて白人達は植民地支配により、相手の愛国心を侵したのです。

我々の民主主義。

今一度考えてみませんか?
コメント

その問題は実は...

2018-09-27 21:00:37 | 草莽崛起
今般、いわゆる朝鮮学校への補助金支給を義務づけた、大阪地裁判決を退け、大阪高裁は『支給除外』を認めました。

至極真っ当な判決であると思います。

朝鮮総連の影響を強く受け、その教育内容は我が国とって大問題です。

民主党政権下に導入されたこの制度、自民党政権復活と共にその対象から朝鮮学校を外すと決定した下村博文文科大臣(当時)の決定は称賛に値するでしょう。

朝鮮学校側の主張は『差別』や『学ぶ機会を奪う』と言うものです。

しかし、我が国にとって朝鮮学校の教育内容が『日本は敵国』とか『日本の破滅』、また我が国の同胞を奪った金一族を礼賛するもので、これは看過する訳にはいきません。

二言目には『差別、差別』と騒ぎ立て、憲法に定められた平等に反すると言い出す始末。
確かに法や憲法の下、平等ではあるが、在日朝鮮人は外国人です。
まず母国の扶助を受けるべき。

更に補助金なるものは我が国の税金からなされるものです。
その使い道は我々日本国民が決めるのです。

つまりは、毎回申しますが

差別して何が悪い?

人権を侵害しない範囲で、私は差別をします。

なんだか矛盾した言い方に聞こえるでしょうが、そこに矛盾はありません。

外国人である在日朝鮮人に対して、我が国の国民との間には差をつけて分けます。

差別とはそう言う事。

差をつけるのは当たり前。

日本国民でない者には、我が国の国民と同じ権利は認めません。
差別します。

『教育を受ける機会を奪われ差別されてる』
その様な主張も誤りです。

日本には公立私立の学校があり、我が国の教育方針に沿って教育をしています。
そこは誰でも教育を受けることができる。

教育の機会はあるのです。
在日朝鮮人だって入学出来るわけです。

その上で、当然ながら差別はします。

外国人である朝鮮人は我が国で、我が国の恩恵を受けています。
食えなくなれば『生活保護』が受給出来る。
『健康保険』にも加入出来る。
『年金』にも加入出来る。

学校にも行ける。

手厚い加護を受けています。

しかし方や北朝鮮はどうでしょう?

国民を虐げ、日本人を拉致し、我が国を核とミサイルで脅しています。

国民は国家や金一族に逆らえば、矯正教育や強制労働させられる。
下手をすれば命はない。
人権などと言うものはありません。

また日本人を拉致し、ミサイルや核で脅している。

つまり我々日本国民に対し、我が国が在日朝鮮人に行う手厚い加護などしていません。

これは明らかに不平等です。

我が国が外国人である朝鮮人に行う手厚い加護と同じ事を日本国民に対して、北朝鮮は行わなければならないのです。

しかし全く、そんな事を北朝鮮はやる気なし。

平等と言うなら、我が国は反日活動をする朝鮮人を強制収容し、厳しい労働や矯正教育をやらねばなりません。

平等と言うならば、我が国が北朝鮮に合わせるか、或いは北朝鮮が我が国に合わせ無ければ平等ではありません。

北朝鮮は我が国に合わせる気はありませんので、ならば我が国が北朝鮮に合わせて朝鮮人と付き合うしかありません。

ですから、日本国民に準じるような扱いはやめましょう!
北朝鮮本国民に準じた扱いをすれば良いのです。

つまりは

差別とは、我が国が行なっているのではなく、北朝鮮そのものが人権侵害を行なっている事

そう言う訳ですね。

だから我が国はその北朝鮮国民として、朝鮮人に対して実に人道的に扱っているのです。

かと言って、飢えから犯罪に走られても困るし人道的なことも考えて『北朝鮮国民も食える様にしてやっている』と言う、気前の良さを見せているに過ぎません。

国際通念上、自国と他国とはいわゆる『WIN・WIN』を保つものです。

ならば、我が国だけが手厚い加護やサポートをしてやる必要はありません。

食える様にしてやっているだけであって、そんな教育の扶助までしてやる必要はありません。
そんな片手落ちの様な、バランスのとれない事をする必要はありません。

アメリカ人だろうが、ドイツ人だろうが、韓国人だろうが、支那人であろうが、台湾人であろうが、北朝鮮人であろうが外国人は外国人!

ならば当然ながら日本国民と差をつけるのは当たり前の話しです。

ましてや、日本の政に参加するなどもってのほかです!

我々の國體は、これは何回も申してますが君民一体です。

権威である天皇と、権力である国民とが一体となって国づくりを行います。
この神話から地続きの系譜でない者に国政への参加などさせません!

これからも、我が国の民と外国の民との『差別』はあり続けなければならないのです!
コメント (1)

止まらない時間

2018-09-11 15:10:34 | 草莽崛起
9.11同時多発テロ。

ニューヨークにある世界貿易センタービルにハイジャックされた旅客機が突入すると言う、衝撃的な事件以来、世界はグローバル化するテロと対峙しなければならなくなりました。

世界は潜在的なテロの脅威と対峙せざるを得ない時代へと突入したのです。

我々日本は例えばイスラム過激派なるテロ以前に、宗教によるテロも経験している。
にも、関わらず『テロと対峙する方法』は全く周知されていません。

テロに遭遇したら、どうすればよいか?

日本国民は全く知らない。

更に、グローバル化するテロも他人事だと思い込んでいるのです。

地政学的にもイスラムを抱える国は必然的にその脅威が大きくなるのです。

今だ世界ではテロが起き、ネットで感化された単独テロすら起きているのです。

その中で『イスラム教』の人々新疆ウイグル自治区に暮らす『ウイグル人』について考えてみたいと思います。

内容に関してはキャノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏のリポートを基に話してみようと思います。

宮家氏が初めてウイグル自治区ウルムチに訪れたのは2002年春。
ここに新疆博物館がありますが、ウイグルの博物館なのにイスラム関係の展示文物はほとんどないと言異常さ。

漢と唐の時代に支那人はこの地にいた!

清王朝はこの地を統治した!

内容はどれも漢語ばかり。

博物館のウイグル人職員も会話は支那語。
発音は相当訛りがあったようですが当時のウイグル人にとって支那語は『外国語』であったようです。

2002年当時はまだまだ中央アジアのムスリムであるといった感はあったのです。
喧騒、匂い、色彩、それらはまだまだ間違いなく中央アジア。

それから10余年。
町の中心部は漢族が圧倒的に増え、ホテル、オフィス、商店、看板、サイン、広告は漢字だらけ。
ウイグル語は事実上消えつつあるのです。

これは漢人の大量移住を物語るものです。

新疆ウイグル自治区の漢化は最早止められぬ不可逆的事実である

今やウルムチ中心部の人口は70〜80%は漢人。
ウイグル人達はウルムチ南部の一角に追いやられてしまいました。

しかし、この一角には近代的バザール、大きなモスクはあるようで、中央アジアムスリム人文化は残っているようですが、現在はどうなっているのでしょうか。

ウイグル人の不満は政治的なもの、経済的格差、不公平さと様々、或いはそれら全てでしょう。

広大な土地と豊富な資源のあるウイグル。
石油や天然ガスの開発をする漢族。
百歩譲ってそれは良しとしても、現地ウイグル人には利益の享受は殆どありません。

漢族による差別的意識は強く、ウイグル人の大半は真面目に慎ましく生きているにもかかわらずイスラム過激派の影響もあるのかテロリスト呼ばわりです。
これにはウイグル人も耐えられないでしょう。

ウイグル語による民族教育も出来ず、ウイグルの『漢化』は更に加速するでしょう。

そもそもウイグル人は『反漢族』でもなく『反共産党』でもなく『反中』でもなかった。
けれど、支那による弾圧や漢化が反漢族感情を生み出していると、更にそれら感情を助長しているのです。

勝手な支那人よる自治区と言う名の民族支配。

ウイグル人による抵抗は『テロ』と見なされ徹底的に弾圧されます。
支那は9.11直後にもテロと対抗するとしてウイグル人弾圧をやった前科があるのです。

中国反テロ当局によれば2012年以降、東トルキスタン独立組織のメンバーらがシリアに渡り、シリア反体制派内の過激派と結びつき、シリア政府との戦闘に参加していたと発表しています。

ウイグル人はウイグル人であって、決してウイグル族ではないのです!

民族の言葉や文化を奪えば、奪われた民族は滅亡してしまいます。
自らのアイデンティティを無くせば人は生きる目的を失います。
その民族の宗教を無くせば、民族は死に絶えてしまうのです。

多様性を声高に叫ぶ日本のアホ左翼が、この事実を無視し続けている現在。
アホの左翼が一体何に阿ているか理解出来ようと言うものです。
或いは支那のエージェントではないのか?
その様に疑ってみたいといけません。

欧州や米国で起きている様なテロが今後中国で起きる可能性は高い。
そうなれば、その火の粉は再び世界に飛び火するのです。
支那にテロと対抗する力はありません。

飛び火する火の粉を我々は払えるのか?

ムスリム対人権侵害国家と言うような状況になった時、我々日本人は一体どちらの味方をするのが正しいのか?

その答えを出す日が必ず来ると私は考えます。

我々日本は世界で初めて人種差別撤廃を求めた国てす。

また中国全土にテロが広がった時、在中日系企業や日本人をどう守るのか?

ウイグル自治区の問題は支那やウイグル人だけの問題ではないのです。

その時、我々の憲法、我々の自衛隊はどうなっているでしょうか?

時間はありません。

今すぐにご自分の頭で考えてください。
コメント (2)

古事記を摘んで日本を知る...53

2018-08-15 22:00:57 | 古事記
さても久しぶりの古事記です。

前回のおさらいは52をご覧下さい。

では早速物語に参りましょう。

理解してなかった?


豊玉毘売(とよたまびめ)と結婚した火遠理命(山幸彦)、結婚の宴会で浮かれて三年。
三年も宴会やってたわけですよ。

『あれ?俺は何しに来たんだっけ?』
三年経って気がつきました。

『しまった!兄さまの釣り針を探しに来たんだよね...確か。』

それで『はあ...』なんてため息ですよ。

そのため息を見た豊玉毘売。

『あら?この人は今ため息ついたわ...どうしたのかしら?今まで三年間、こんな姿を見たことないわ』
そう思います。

そこで父上に相談です。

『お父様、あの方が今日はため息をついておられて、こんな事は初めてですわ。一体どうしたのかしら』

お父様はエライこっちゃ!とばかりに事情を聞きに行きます。

『なんだかため息をついていらして、娘が心配しておりますが大丈夫ですか?』
そう尋ねます。

さらに

『て言うか、そもそもここへは何しに来たんですか?』

と、三年間訪れた理由を聞いてなかった事実が判明します。

いやいや、普通その日に聞くでしょうよ!

今更『youは何しに海神へ?』みたいな話しあるのか!という事ですよ!
あんた三年間も考えんかったんか!

そこで火遠理命は
『あ、いや実は私もすっかり忘れておりましたが...』
三年間もすっかり忘れてしまう。

『実は兄様の釣り針を失くしてしまい...』

三年経ってやっと話しが進みます。
兄様、この三年釣り針なくてどうしていたのでしょうか...。

すると

『な〜んだ!あんたなんでそれ早く言わないのよ!私、海の神ですよ!なんだそう言うの早く言ってよ〜!』

『え?そうなの?でも小さい針ですよ、あんなの見つかりますか?』

『まかせなさい!』

すかさず綿津見神は魚達を呼び寄せます。

魚達は『なんだ?どうした?』と寄って来るわけです。

そこで『おい!お前達の中に釣り針を持った奴はおるか?』と尋ねます。

『あー、そういえば確か鯛の野郎が最近、喉になんか引っかかって物が飲み込めねえとか言ってやしたぜ』

『おぉ、そうか!じゃあ鯛を呼んで来てくれ』

そうやって鯛を呼び出し喉を見て見ると、釣り針が刺さってるんですよ。
鯛もそりゃツラかったでしょうね。
三年間も釣り針が喉に刺さってたんですからね。
『なんか食うたびに痛いわ飲み込めねえわ』とか言って三年間も過ごしてたわけですよ、よく生きてましたね。

それでもってすぐに抜いてやって火遠理命に見せたら『これです!これです!』と、一件落着。

しかし三年もかかりますかねこれ。

ただ綿津見神は『じゃ、これ返しなさい』とは言わなかったのです。
『あなたのお兄さん、随分と意地が悪いじゃないの、これは懲らしめてやりなさいよ』
そう言うのです。
呪いをかけろと言うのです。

心の寒がる釣り針〜!心の猛り狂う釣り針〜!貧乏な釣り針〜!愚かな釣り針〜!

呪いをかて後ろ手に渡せ!
そう言うのです。

出ましたよ!

普段と違う、逆さ作法!

こういうの呪いですからね!

誕生日プレゼントとかお祝いとか、バレンタインでも後ろ手に渡されたれた呪いですからね!

『兄が高いところに田を作ったらあなたは低いところに作りなさい。兄が低いところに作るならあなたは高いところに。私は水を支配している。上手いことやるからね。兄は三年の間に貧しくなるだろう』
海の神はそう言うのです。

しかし...
ここで衝撃の事実が発覚しました!

山幸彦は野山を駆け回って獣を取る猟師!
海幸彦も釣りをする漁師!

と、思ってきましたが!

実は

兼業農家だった!

どうも本業は米作ってたみたいですよ!

その米作りの合間に猟師やったり、魚釣りの漁師やってたりしたみたいです!

海幸彦とか山幸彦とか言うから、プロの猟師やプロの漁師だと思ってましたけども違うみたい。

そして塩盈玉(しおみつたま)とか塩乾玉(しおふるたま)とか貰って使うわけです。

塩盈玉は満潮にして兄さんを溺れさせます。
塩乾玉は干潮にします。

兄さんを溺れさせて『助けてくれ!』と言ったら
干潮にして助けてやります。
しかし、水は干上がり作物は育たない。
とにかく、そんな感じで兄さんを苦しめます。

そもそも悪いのは火遠理命ですよ。
狩人がいきなり魚釣りなんか出来るわけない。
だから兄さんの火照命は断ったんですけど強引に道具を交換した。
けど釣り針を失くした弟にキツく当たり過ぎたのですね。

五百も千も釣り針を作って来たのですから、それで許しやれば良かったのですけど。
兄さんやり過ぎましたね。

窮鼠猫を噛むの法則ですよ。

謝っても代わりの針を渡しても許してくれない。
じゃあどうすんだ!
そう言う事です。

で、まあ、あんまりにも意地悪したんで塩盈玉とか塩乾玉でキツイ仕返しにあいます。
結局、兄さんは弟に未来永劫仕えなくてはならなくなってしまいした。

その為、火照命の子孫隼人族は朝廷に仕える身分となったのです。

神話では、兄弟喧嘩は弟が勝つのです。

実際歴史的にもそういう事は多々あるわけです。
聖書の中でもカインとアベルとか、イシュマエルとイサクとかあるわけです。

壬申の乱やら保元の乱でも、なんの因果か兄弟喧嘩はよくあるわけで、しかし弟が勝つと。
その典型的な話しが古事記にもあるのです。

儒教が入る以前の日本は、末息子が後を継いだとか言う話しもありますから、その辺り何らかの因果を感じずにはいられませんね。
コメント