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DMS-S1 Rev.1 impression

2024-08-10 | アマチュア無線
 以前,お伝えしたノイズキャンセリングユニットの続編です.

 1stタイプから改良されて3rdタイプのユニットでして,開発コードはDMS-S1.
 初期段階からは格段に性能Upされて,エフェクターとして使える様になっています.
 ノイズキャンセリングはもちろん,コンプレサーやイコライザーと音創りに必要な機能が全て追加されています.
 3rdタイプを2週間程テストランしていたので,そのインプレッションです.
 注意してほしいのは,あくまでも,まだプロトタイプですからね.

Good point:
 ・1stタイプよりは,格段に性能がUpされたと判断
 ・音声以外のバックノイズや信号が,完全にカットされていると伝えても過言ではない性能
 ・音声処理も格段にUpされて,BOX動作の様な音切れはまず無くなった.

No good point:
・残念なのは,モニターした音の遅れしかない
 ラズベリーパイ本体からのモニターだとこれは良いんじゃないのレベル
 IC-9700,TS-990Sなどデジタル化されている無線機のモニター機能で聞くと遅れがハッキリ判り,それを聞きながらではうまく話す事が出来なくなる
・TS-990Sへ直接光入力した場合でも,少しは良くなったかと思う程度で,改善されたと呼べるレベルではない
 その他,エフェクター機能は未確認で,音の遅れが解決したら他は問題無いと判断
・アマ無線機の音源として使うのなら,マイクアンプとしてのゲインはありそうですが未確認

     

 以上,開発者(JA1BBP)のブログ記事がUpされていますので,興味ある局はココココへ.

 非常に期待出来るユニットですが,繰り返しますけど今はまだプロトタイプの域ですから,勘違いされません様.
 ハムフェア2024では「音創り研究会」のブース(C-72)で実機が確認体験出来る予定です.


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2 Comments

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デジタル処理での遅れは仕方がない (JH7NRY/Yoshi)
2024-08-31 21:06:37
Samさんの記事を読み、リンク先へ行ってbefoer afterを聞いて大変興味を持ちました。
というか、是非ほしいいです。

ちょっとしたことで、航空機用のヘッドセットをいじることがあります。
その際、アナログ式のヘッドセットだと自分が話した声がヘッドフォンから聞こえます。(送信確認用、まー、モニタです)
しかしデジタル処理が入っているヘッドセット(Bluetooth接続)ではモニタはありません。おそらく二拍程遅れて自分の声が聞こえてしまうので、とても話づらくなるからだと解釈しています。
アマチュア無線でも、DーStarではそのようになると思います。

私の使っているリミッティングアンプには結構バックノイズが入っていると相手局から言われたので、DMS-S1の興味深々です。
(DMS-07bisユーザーより。)
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もう少し先かも (jo7mjs/Sam)
2024-09-01 20:49:52
to Yoshi さん
 プロダクションタイプは,もう少し先の話ですが,進んでると連絡ありました.
 その時期になったら連絡ありますから,検討しましょう.こちらも換気扇とファンヒータの音を消したいですから.^^V
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