6m YAGI その３

　遅くなりましたが，結果報告です．

　先週の日曜日（１１日），２エレ八木（パラスティックエレメント）の飛んでるチェックでした．
　ＳＷＲの底が５１．０ＭＨｚよりＵｐだったので，前日の１０日は，エレメントを少し長く調整して５０．０ＭＨｚ～５１．５ＭＨｚ辺りまで使える様にしています．
　さすがに，ＦＭモードだけでは困りますから，ＣＷ，ＳＳＢモードも使える様に調整出来ています．

　結果をアンテナアナライザーでスイープです．
　調整前↓

　　　　　

　調整後↓

　　　　　

　アナライザーのＳＷＲの最低値は１．２７ですが，無線機のＳＷＲはそれより少し低い表示．
　そうそう，無線機はＩＣ－７３００Ｍ，一応アンテナチューナはＯＮにしています．

　タワーをＵｐして，５０ＭＨｚをワッチしたら，丁度ローカル局のＱＳＯが聞こえています．
　八木を回すと，サイドとＦ／Ｂのシグナルの変化があるので，ビーム感があります．
　２エレだから当たり前の世界ですけど，やっとそれが実現しています．

　早速，コールしてＱＳＯしながら，今まで山陰の為，信号が弱かった局の聞こえ方が強くなってまして，手応えありです．
　信号強度なのですが，例えばＲＳ５５でも力強い信号と少しノイズ成分含みのＲＳ５５ってあるかと思うのですが，その力強い信号なので，今までとは違うと実感しています．

　定量的には，約８ｋｍ離れたローカル局と１１日に飛んでるチェックしてみました．
　一般的に今の無線機のＳ一つは３ｄＢ程度だそうです
　まずは，相手のＳがＲＳ５９になる様，相手の八木アンテナの方向や出力を合わせてからチェックスタート．
　参考までに，リアルにＲＳ５９＋２０ｄＢの信号で入感していました．

　１）サイドでＲＳ５９→ＲＳ５３
　　Ｓ６の差で－１８ｄＢ

　２）バックビームＲＳ５９→ＲＳ５５
　　Ｆ／ＢはＳ４の差で－１２ｄＢ

　Ｆ／Ｂは，それ程大きくは取れていませんが，２エレとしてはまずまずです．
　そんなわけで，やっと２エレ八木（パラスティックエレメント）の性能が定量的に確認出来ました．

　ローカル各局，シグナルレポートご協力ありがとうございました．
　特に８ｋｍ先のローカル局とは定量的な確認が出来ました．VY VY Tks ＞ JN7DIY

　次は，凝りもせず３エレ化検討中．

　to be continued.