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HF アンテナメンテナンス Final

2024-05-05 | いわき antenna
 アンテナのメンテナンスを終了して,再度セット出来ました.

 SWRの上昇した原因は,多分経年変化で接続部のガタとコイルの一部破損かと思ってます.
 アンテナのメンテナンスは,今までブログUpした様に,エレメントの接続部をバラバラにして導電グリスとテーピングをやり直して再組立て.
 CD78Jrは,状態がそれ程悪く無かったのでテーピングが痛んでいるところを巻き直し.
 コントロールBoxはホコリを取り除き,基盤の状態確認程度でした.

 4SDX+7MHzとNB32XのSWRが全体的に3前後ってのが中途半端でして,例えば5とか∞近くだと間違いなく断線とか原因がハッキリするから不良個所の特定が出来ると思うんですよ.
 ところが,SWR=3程度となると,エレメント,トラップコイルや同軸ケーブルの接触不良が何処かと探す事になるんですよ.
 今回もハッキリした箇所が見つからず,経年変化の接触不良とか多分これかな? で一応整備してみるかになってしまいました.(CD78Jr除く)

 以下,箇条書き

 1)エレメント接続部を全て取外し,接触面を磨いて導電グリスの塗布
 2)エレメント接続部にガタのある箇所はネジの増し締めを行う
 3)7MHz用エレメントは長い為,給電部付近は,タッピングビスを1本追加
 4)トラップコイルの樹脂製ボビンのヒビ割れによる,コイル止めビスの接触不良あり
   M5ナットで樹脂部の高さに合わせ,コイル接続部として利用,要はゲタです↓

     

 5)今後の経年変化で樹脂製ボビンのヒビ割れ発生大な箇所をケーブルタイで補強
 6)コイル先端部と本体表面のアルミ製筒との接触面を磨き,導電グリス塗布

 全て,ミニマルチアンテナ製なので,メーカー廃業の為,手直しは手持ちパーツ.
 致命的な不良は無かったんですが,上記項目の4)が一番怪しいかも知れませんね.
 手直ししたコイルは,3ヶ所でWARC用NB32Xの1ヶ所,4SDXの2ヶ所でした.
 ボビンが割れてしまい,ネジ押さえになる部分が無くなり,引っ掛かっているだけの状態でしたから,接触不良の可能性大です.

     

 NB32Xは以前お伝えした様にセット済み,4SDX+7MHzのSWRもしっかりディップ点があってまずは一安心↓

     

 CD78Jrは,正常動作だったので,接続部の絶縁テープ(ビニルテープ)が痛んでいる個所,キャパシティハット部と給電部を新しく絶縁テープの巻き直し.
 CD78Jr以外,SWRチェックしてからタワーへUpしないと一か八かの博打は出来ないので,仮設してチェックしたわけ.

 そんなわけで,2月25日からの2ヶ月チョット,GW.の5月3日,アンテナのセットが終了しました.
 ただ,アンテナのレイアウトを少し変えたのですが,それはまた別の話で.

 to be continued.


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