煤の削減を目指していろいろやる前に、再度確かめておきたい事がある。内缶の中段に空気口を開けるとどうなるかの実験だ。
2013-11-30 15:07:43 記事のウッドガスストーブ3号機で中断に穴を6か所開けて空気の取り入れ増加を図ったが試験燃焼の結果、効果が無く逆に不完全燃焼があって煙や煤の発生があった。
煤の減少を図るための新たな実験をする前に、3号機を少しイジってみる。
①内缶の中段の穴の数を倍の12穴にして更にその穴を大きくする。
②それに伴い上段の二次空気口を中段の穴より大きくしてみた。
上の写真はイジッて試験燃焼させてみた後で、数を増やした中段の穴と大きくした上部の二次空気口が見える。
【結果】
空気取り入れ増で燃焼の効率化アップ、煤発生の減を目論んだが、やはり効果は無かった。
燃え方は、ホボーストーブのようだ。鍋底に煤はしっかり付き、時々不完全燃焼の煙も出る始末だ。風が吹くと流入する空気が乱れるみたい・・・・・。
底、中段、上段の空気口から空気が大量に入っているようで、上部の円周から出る二次燃焼の綺麗なフレアーは無い。勝手にボウボウ燃えている感じ。
でも火勢はあるので500mlの鍋の水は短時間で沸騰する。
これで、煤に関しては内缶の上段以外の穴は開けても何もならないという事が確認できた。この方法はスッパリ止めとする。
この3号改造機はこのままにしておこう。その内ホボーストーブモドキというのか、ウッドガスストーブモドキというのか分からないが人前で実証実験して、中段に穴を開けても煤対策にならない事を見せる機会があるかも知れない。
【2019.2.19追加】
内缶中段の穴は、煤低減対策には効果が無いが、2019年から試作している
上部開放型の手抜きWGSの燃焼に対する効果はある。
空気供給量のバランスでみると、上部開放式構造の場合、底部、中間部に穴が
開いている方が良く燃焼し、煙が出ない。
燃費は良くなさそうだけど・・・・・。
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