フライトログ No.223 惜別、オーストリア航空 RJAA-LOWW

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こんにちは。
夏休みももう最終盤。悲しいです。
さて、今回は来る9/4に東京線を廃止するオーストリア航空のお世話になろうかと思います。
1989年に就航して以来、A310→A340→B777と受け継がれてきたVIE-NRT線は日本経済の低迷や為替などによる搭乗率低迷を理由に廃止されることとなっています。
そして余剰になった機材は中国線へ回されるそう。悔しいですが仕方がありません。

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今回はオーストリア航空が運航するOS052便でウィーンまで行きたいと思います。
東京出発は04:45(現地時間13:45)。ウィーン到着は16:45(現地時間18:45)で、ブロックタイムは12時間00分となる予定です。尚、両都市には7時間の時差があり、ウィーンの方が7時間遅いです。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回は東京がUTC+9:00、ウィーンはUTC+2:00です。


今回はB777-200ERで運航します。
C48席、Y260席、計308席の2クラス編成です。3年前にリニューアルしているので十分に戦える機内装備。
それにしても中長距離をに担っている767(平均機齢20年)と777(平均機齢15年)の後継はいつ入るのでしょうか?1レグが長いのでフライトサイクルはまだまだでしょうが・・・

ルートはこちら

あまり美しくありませんが現状これがベストだったので仕方がありません。

以下フライトインフォメーション
区間:成田国際空港(Narita International Airport) RJAA/NRT ----- ウィーン国際空港(Vienna International Airport / Flughafen Wien-Schwechat) LOWW/VIE
便名:OS052
使用機材:Boeing 777-2Z9/ER(OE-LPA)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:192,785lbs
総離陸重量:586,929lbs
予定ブロックタイム:12時間00分
出発スポット:41番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:RJAA-(34,000ft)-IDROG-(35,000ft)-HAB-(36,000ft)-GOPTA-(38,000ft)-LOWW
飛行距離:5143nm
飛行ルート:RJAA-(SID)-JYOSO-(Y37)-HAIJI-(Y375)-IGROD-(A333)-HAB-(R211)-GU-(A929)-SOSNA-(R813)-NETLU
-(A834)-AKADA-(R30)-KTL-(R479)-KEMID-(B714)-AJ-(G723)-RATIN-(N869)-OSMUS-(M984)-MIKOV-(STAR)-LOWW

天候はこんな具合
東京


ウィーン

どちらも空港周辺は問題なし。

200hpa風向速図

出発から6時間後のもの。LHRやCDG線だともっと北へ上る必要があるので大変そうです。


成田国際空港(東京)の天候は
風:167@4kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:24℃
露点温度:23℃
高度計規正値(QNH):2977
使用滑走路:16R/Lだそうです。台風チャレンジに消極的な身としては台風10号が来る前に脱出できて何より。


昼のラッシュも最終盤なのか、大分閑散としていました。


アシアナ321。


それっぽい並び。


エティハドが到着。


Bラン上がりの西行きはすぐに右旋回するので現実にはありえない構図で撮れます。
AI Controllerを入れたいのですが、AI Smoothと確実に干渉するので怖いんですよね。


この便もいつまで744で飛ぶでしょうか。


搭乗開始。


この組み合わせもあと僅か。


超望遠で撮りたい。


そういえばHND-KIX-PVG,HKGにも76Wが投入されるようになったみたいですね。もう少し早ければ乗れたのですが・・・


GK。


アシアナさん出発。


この時間帯やけに活発だったANA Cargo。


UPS


間もなく出発です。

というわけで定刻どおり、04:45(13:45)にプッシュバック。



RWY16R上がり。なんでW8からAに出さなかったのかはFSXに聞いてください。


何年か前に拡張された貨物エプロン。


なんか来た。※RWY16Rエンドで待機中。



似たようなのをサンパウロでも見ましたね。
降りちゃえば問題ないのですが・・・


ラインナップ。


VR

先ほどのCIが脱出するまでの間少しだけ待機。(あの類の降り方をすると接地した瞬間にこちらへの離陸許可が出る)
エアボーン後に左へ旋回しかけたのは誤ってLNAVをアクティブにしてしまったためです。
ご存知の通りこのパネルはFSXのフライトプランを読み込みますが、FSXでは空港の座標登録地点(だいたいタワーがあるところ)から最初のウェイポイントが一番初めの経路なので
成田空港の管制塔からASPENまでの区間がプラン上では最初の区間になります。その状態でLNAVをアクティブにすると・・・というわけです。
早い話が私の操作ミスです。

というわけで05:00(14:00)にテイクオフ。
SIDはJYOSO SEVEN RNAV DEPARTURE、TRANSITIONはJYOSOです。



5秒位待っても描写しきれなかったので諦め。


九十九里を見下ろして一旦太平洋へ。


ゲリラ豪雨と思われるCB。もちろん回避するべきですがひとつでもFIXを逃してしまうと後が面倒なんですよねぇ・・・


左側には東京湾。羽田が南風運用だとRWY22へベクターを受けている機体も見れそうです。


次回訪問時は新しいパソコンになっていることを切に願います。


さすが東京。

離陸から16分後の05:16(14:16)に巡航高度34000ftへ到達。


あっという間に新潟。


日本海へ。


佐渡。

06:00にIGRODをヒットしてFL350。


日本海横断はあっという間に終わってロシアへ。


ハバロフスク。

06:47にHABでFL360、09:58にGOPTAをヒットしてFL380まで上がります。


寝て起きたらベラルーシ。


上空のトラフィックも忙しくなってきました。




そういえばオーストリア航空の777って翼端が赤色に塗られているんですね。ひねりとか撮ったらよく見えそう。

15:59(17:59)にHLVの16nm手前から降下開始。
STARはMIKOV TRANSITIONのMIKOV SEVEN WHISKEY ARRIVALを設定しました。



いかにもヨーロッパな田園風景。

今回はILSアプローチでRWY11へ着陸します。

ウィーン国際空港(ウィーン)の天候は
風:146@6kt
視程:20nm以上
天候、雲:快晴(SkyClear)
気温:16℃
露点温度:12℃
高度計規正値(QNH):3018
使用滑走路:11・16だそうです。風はまだまだですが土砂降り。


天気がいいとよく見えますね。


ウィーン中心部を眺めながらのアプローチ。

16:27(18:27)にタッチダウン。

なんだこれ。


F47番スポットへ誘導されました。


結構コンパクトな空港。


あっという間に到着です。


不完全だったり変な塗装だと撮りたくなっちゃう病気。


大型機対応スポットが少なかったようでこの中には入れてもらえず。


現地時刻の18:30ですが日没まであと1時間。


というわけで、定刻より14分早い16:31(18:31)に無事スポットイン。
お疲れ様でした。




編集降機というか裏話というか
このブログ最後のレグはヨーロッパ便でございました。
しかしロシアは本当に広いですね。今回もほぼほぼ寝ていましたが・・・何もしなければ(これ重要)かなり安定するようになったので安心して寝られます。
ふと思いましたが体感的に12時間って14時間よりかなり短く感じますね。2時間の巡航なんてあってないようなものですが、生活スタイル上ロングホールは決まった時間に毎回出発しているので余計短く感じるのかと思います。　
OS51/52便の活躍も残り1週間を切りましたが、皆様は撮影に行かれましたでしょうか?仮にダメでもウィーンに行けばいくらでも撮れると思うので問題無いですが・・・同じく今週末にKLMの747も成田線から撤退するので土曜日はかなり混みそうです。
一時は76Wへのダウンサイジングも計画されていたようですが、航続距離的に冬季はどうしても厳しい場面が出てくる為に十分な収益を得られないと判断されたのか、廃止という結論に至ったようです。
ウィーンは東欧への玄関口も兼ねているかと思いますので将来的には是非とも復活させてほしい路線ですね。


ウィーンでは空港会社(?)が経営していると思われるGH。


上がり。



どうぞ。


降り。

ﾄﾞﾝ

アプローチ中に設定をいじったら落ちたのでFsPは無し。


さて、次回のフライトは8/30(火)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。

累計ブロックタイム:約974時間49分(40日14時間49分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約406,066nm(約742,034km) 赤道上を飛行したとして約18.77周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:4時間29分
1フライトあたりの平均飛行距離:1,871nm(約3,465km)

上記の累計・平均の値は、全222フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない5フライトを差し引いた計217フライトを元に算出されています。




区間:成田国際空港(Narita International Airport) RJAA/NRT ----- ウィーン国際空港(Vienna International Airport / Flughafen Wien-Schwechat) LOWW/VIE
便名:OS052
使用機材:Boeing 777-2Z9/ER(OE-LPA)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:192,785lbs
残燃料:35,343lbs
総離陸重量:586,929lbs
予定ブロックタイム:12時間00分
実際のブロックタイム:11時間46分
フライトタイム:11時間27分
地上滞在時間:19分
離陸～巡航までの時間:16分
巡航時間:10時間43分
降下～着陸までの時間:28分
総タキシング距離:2.94km(東京・成田:2.38km/ウィーン:0.56km)
出発スポット:41番スポット
到着スポット:F47番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:RJAA-(34,000ft)-IDROG-(35,000ft)-HAB-(36,000ft)-GOPTA-(38,000ft)-LOWW
飛行距離:5143nm
飛行ルート:RJAA-(SID)-JYOSO-(Y37)-HAIJI-(Y375)-IGROD-(A333)-HAB-(R211)-GU-(A929)-SOSNA-(R813)-NETLU
-(A834)-AKADA-(R30)-KTL-(R479)-KEMID-(B714)-AJ-(G723)-RATIN-(N869)-OSMUS-(M984)-MIKOV-(STAR)-LOWW