こんにちは。
ご存知の通り、オランダは世界最大規模の海抜ゼロメートル地帯を有する国です。そしてスキポール空港も海面下にある空港の一つとして知られています。
湖を干拓した場所に空港を作ったということもあり、過去には排水が追いつかずに機体が湿地に沈み込んだりというトラブルも抱えましたが今ではオランダを代表する国際空港になりました。
滑走路は全部で6本。内5本は長さが3000m以上あり、離陸用と着陸用に分けられています。
今回はKLMオランダ航空が運航するKL642便でスキポール空港へ飛びたいと思います。
今回はKLMオランダ航空が運航するKL642便でオランダの首都、アムステルダムまで行きたいと思います。
ニューヨーク出発は22:55(現地時間17:55)。アムステルダム到着は06:20(現地時間07:20)で、ブロックタイムは7時間15分となる予定です。尚、両都市には6時間の時差があり、アムステルダムの方が6時間早いです。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はニューヨークがUTC-5:00、アムステルダムはUTC+1:00です。
今回はB777-200ERで運航します。
C35席、Y283席、計318席の2クラス編成です。
ルートはこちら。
ほぼ最短距離。
以下フライトインフォメーション
区間:ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK ----- スキポール空港(Schiphol Airport/Luchthaven Schiphol) EHAM/AMS
便名:KL642
使用機材:Boeing 777-206/ER(PH-BQL)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:123,084lbs
総離陸重量:490,837lbs
予定ブロックタイム:7時間25分
出発スポット:D8番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:37,000ft
飛行距離:3179nm
飛行ルート:KJFK-(SID)-PUT-(DCT)-WITCH-(DCT)-ALLEX-(N92B)-CYMON-(DCT)-DENDU-(DCT)-5150N-(DCT)-5245N-(DCT)-5340N-(DCT)-5435N-(DCT)-
5530N-(DCT)-5525N-(DCT)-5520N-(DCT)-5516N-(DCT)-RESNO-(DCT)-NETKI-(DCT)-NIBOG-(UN551)-BEL-(UL10)-IOM-(UL603)-LAMSO-(STAR)-EHAM
天候はこんな具合
ニューヨーク周辺。
アムステルダム周辺。
アムステルダムはちょっと風が強い上に霧ですか・・・
200hpa風向速図
離陸から2時間後の予報。風に見事に避けられています。
ただ今22:25(17:25)、あと10分程で搭乗開始です。
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)の天候は
風:340@18kt
視程:20nm以上
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:5℃
露点温度:-6℃
高度計規正値(QNH):3024
使用滑走路:22R/L・31R/Lだそうです。
右側にはヴァージンアメリカのA320。
左にはシンガポール航空のA380がいました。
JetblueのA320。
LANの763。ちなみに今回から試験的にENBを導入してみました。全体的に若干赤っぽくなっている(モニターによっては機体すら見えないかもしれません)のはその為です。
そしてVCでもENBの影響が・・・
雰囲気はENBありの方が好きですね。若干エアバスっぽいですが。777は製造された時期(確実なソースが見つからなかったのであくまで噂程度)によってモニターのバックカラーが違う(青系ベースか黒ベース)様なので完全に個人の好みです。
もちろん夜間の外部視点にも影響があります。簡単に説明するとENBはコントラストを高めて画面内の立体感を作り出すものなので暗い部分はより暗く、明るい部分はより明るくなります。
KLMのB744が降りてきました。
AAの772。
ノースアメリカン航空。
AAの762。
AAの752が降りてきました。
AAの738。アメリカン航空ばかりですね。
JetBlueのA320。
デルタのB763。
JetBlueのA320。そろそろ単調になってきましたね。
きましたきました。
搭乗をはじめます。
地上支援はデルタ航空です。
デルタのB764。
英国航空のB747-400。
スイスのA333。
アメリカンの757。
デルタのA320。
アメリカンイーグルのCRJ。
もうちょっと間隔をあけてタキシングした方が良い気が・・・。
AAの757が離陸。
jetBlueのA320が降りてきます。
TAMのA332。
デルタのB763WL。
先ほどのBAがラインナップ。
アメリカンの77Wが降りてきました。
それでは出発します。
というわけで定刻より1分遅い22:56(17:56)にプッシュバック。
回頭。
プッシュバック完了。
パタパタ・・・ってよく分かりませんね。
RWY31Lから離陸します。
EFBの自己主張が激しいです。
RWY04L/22Rを横断。
ラインナップ。
行きます。
VR。
1000mも滑走してないんですけど・・・
というわけで23:12(18:12)にテイクオフ。
SIDはMERIT THREE DEPARTURE、TRANSITIONはPUTです。
相変わらずこの機体はかなりパワーがあります。
レフトターン。
若干雲で隠れていますがJFKが見えます。
JFKを眼下に見ながらベクターを受けます。
ジョンFケネディ国際空港。
ニューヨーク近郊を見ながら上昇。
23:17にBoston(ボストン)コントロールへとハンドオフ。
いかがでしょうか。
離陸から16分後の23:28(18:28)に巡航高度37000ftへ到達。
暗くて殆ど分かりません。
全て大西洋横断組。
00:03にMoncton(モンクトン)コントロール、00:42にGander(ガンダー)コントロールへとハンドオフ。
ヴァージンのA333が見えます。
追い抜きます。
このくらいの距離です。
04:00にShanwick(シャンウィック)コントロールへとハンドオフ。
大西洋横断も終わりが近づいてきました。
05:18にScottish(スコッティッシュ)コントロール、05:22にShannon(シャノン)コントロール、05:27には再びScottish(スコッティッシュ)コントロール、05:36にManchester(マンチェスター)コントロールへとハンドオフ。
ガンマ値補正をかけるとナイトビジョンのようになりますね。
上空から見た市街地の夜景はENBを掛けた方が好みです。
イギリスに入ります。
05:58にLondon(ロンドン)コントロールへとハンドオフ。
ERJ-135でしょうか・・・?
06:06(07:06)、ENITOの48nm手前で降下開始。
STARはLAMSO TRANSITIONのLAMSO ONE ALFA ARRIVALです。
東の空が少し明るくなってきました。
いつもの。
06:14にAmsterdam(アムステルダム)コントロールへとハンドオフ。
スキポール行きの便多いですねぇ。
今回はILSアプローチでRWY18Rへ着陸します。
スキポール空港(アムステルダム)の天候は
風:190@6kt
視程:20nm以上
天候、雲:千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度3200ft
気温:0℃
露点温度:-1℃
高度計規正値(QNH):2977
使用滑走路:18R/C/L・22・24・27だそうです。強風で霧とかいう予報はどこへ。
雲が妙に目立ちますね。
だんだんと明るくなってきます。
オランダの領空に入りました。
1000ft。ターゲットアプローチスピードは134ktです。
対地700ftほどでAP解除。
500ft。
350ft。
200ft。
50ft。
06:32(07:32)にタッチダウン。片足接地になったのが残念。
アイドルリバースでちんたら減速。
制動完了。
脱出します。
R84番スポットへのタキシングを指示されました。いやー遠い・・・。
広い広いスキポールに到着です。
RWY18C/36Cに沿って南下。
KLMのERJ-190でしょうか?
暇なのでタワーから。
スターアライアンス塗装のUAの77E。
KLMの738。ENBの効果が嫌というほど分かります。
入ってくる者去って行く者。
CityLineのERJ-190。
RWY18C/36Cを横断。
国際線の皆様。
KLM Cargoの74Y。
再びタワーからどうぞ。
こちらがR84番スポット。
もう勘で止めます。
マーチンエア。
DHLの75F。
遠くの方にもKLM。
cityhopperのF70。
大量の小型機旅客機。壮観です。
右も
左もいません。
というわけで定刻より27分遅い06:47(07:47)にスポットイン。
お疲れ様でした。
編集降機というか裏話というか
今回は世界最大の都市のひとつ、ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港からオランダの首都、アムステルダムにあるスキポール空港まで飛行いたしました。
B777-200ERの使用はNo.147以来、アムステルダムへのフライトは今回が初めてです。
というわけで、オランダはアムステルダムへとやってきました。スキポール空港、広大です。
今回は大西洋上で風に恵まれなかったということもあって結構時間が掛かりましたね。その分西行きの便は楽だったかと思いますが。
アムステルダムでの地上支援はServisairでした。
ランウェイエンドから。
減速時のSSによると接地したときの風向速は214@7ktだったようです。なぜか向かって左側に頭振ってますけどね。
滑走路脇。
近くの建物から。雲がかなり目立ちます。
どうぞ。
離陸もどうぞ。ライトが当たっている場所以外がかなり暗いので若干リアリティは上がった気もします。
レーダーベクターはこんな感じでした。
ちゃんとやってますね。
さて、次回のフライトは12/6(金)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約653時間19分(27日と5時間19分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約269,406nm(約498,940km) 赤道上を飛行したとして約12.45周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:4時間09分40秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,716nm(約3,178km)
上記の累計・平均の値は、全161フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計157フライトを元に算出されています。
区間:ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK ----- スキポール空港(Schiphol Airport/Luchthaven Schiphol) EHAM/AMS
便名:KL642
使用機材:Boeing 777-206/ER(PH-BQL)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:123,084lbs
残燃料:37,314lbs
総離陸重量:490,837lbs
予定ブロックタイム:7時間25分
実際のブロックタイム:7時間51分
フライトタイム:7時間20分
地上滞在時間:31分
離陸～巡航までの時間:16分
巡航時間:6時間38分
降下～着陸までの時間:26分
総タキシング距離:8.26km(ニューヨーク:1.86km/アムステルダム:6.40km)
出発スポット:D8番スポット
到着スポット:R84番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度37,000ft
飛行距離:3179nm
飛行ルート:
KJFK-(SID)-PUT-(DCT)-WITCH-(DCT)-ALLEX-(N92B)-CYMON-(DCT)-DENDU-(DCT)-5150N-(DCT)-5245N-(DCT)-5340N-(DCT)-5435N-(DCT)-
5530N-(DCT)-5525N-(DCT)-5520N-(DCT)-5516N-(DCT)-RESNO-(DCT)-NETKI-(DCT)-NIBOG-(UN551)-BEL-(UL10)-IOM-(UL603)-LAMSO-(STAR)-EHAM
Departure spot:D8
Brockout time:22:56(Local time:17:56)
Taxing root:C-Z-J-JA-RWY31L
Takeoff Runway:31L
SID:MERIT THREE DEPARTURE
TRANSITION:ENE TRANSITION
STAR:LAMSO ONE ALFA ARRIVAL
TRANSITION:LAMSO TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:18R
Taxing route:V2-V-VS-V-Z-W12-W9-A26-Q-R-SpotR84
Arrival spot:R84
Blockin time:06:47(Local time:07:47)
Weather
Around New York
Around Amsterdam
200hpa wind speed and direction map
2hrs after departure.
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
風:340@18kt
視程:20nm以上
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:5℃
露点温度:-6℃
高度計規正値(QNH):3024
使用滑走路:22R/L・31R/L
スキポール空港(アムステルダム)
風:190@6kt
視程:20nm以上
天候、雲:千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度3200ft
気温:0℃
露点温度:-1℃
高度計規正値(QNH):2977
使用滑走路:18R/C/L・22・24・27
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