用事で今回もJR環状線に乗り、車庫のある大阪城公園駅で
電車を写そうと一旦下車、
ホームを歩いていると、、、
何やら一生懸命話している様子の話し声が聞こえてきました
年配男性に中国からの観光客でしょうか、女性が一生懸命話しかけていました
「ちょっと、あんた、私全然判らんから、頼むわ」
高齢の男性が言葉が通じないから困って私に頼んできました
「はい、何でしょう?」
「中国語か、英語いける?」と女性が英語で、、「リトル、、」と返答、、
「グレイト!」「実は電車にカバンを忘れて、、、、」
「もう、日本語ばかりだから判んないのよ、、」って感じでした
「で、いつ?」
「乗った電車はこれ」ちゃんと彼女のスマホに記録がありました
「青いカバンで網棚に、忘れて、、」
「ほな、駅員さんに聞いてみよう」
「ありがとう、でもね、、、」
何か話していましたが早口になったのでよく判らないまま
一緒に改札口に行って駅員さんに
「外国の方がカバンを忘れたらしいんだけど、、、、」と言ったら
「だから、さっきちゃんと忘れ物センターに電話してって、紙渡しましたよ」
と言うのです
聞けば女性はその紙は持っていて電話番号も印刷されていたので
私が私のスマホでその番号に電話をしてみました
すると音声ガイドで「**に御用の方は2番を、、、」と
日本語で案内していました
これでは外国の方には判りませんよね
結局忘れ物の場合、2を2回押すと、やっとオペレーターに繋がりました
「中国からの観光客の方が車内にカバンを忘れたらしいんです、乗った電車は、、、」
と説明しかけたら、「通訳と直接お話ができるサービスがありますよ」
「英語? 中国語?』とのこと、、、
「じゃ、中国語の通訳でお願いします」
「ユーキャン スピーク ダイレクト チャイニーズ」てな感じで
スマホを渡しました
中国語で話をしていました
途中で少し待たなければならないようで
「ちょっと時間がかかるけど、いいですか、通話料が心配」
と言ってくれていました
「ドントウォーリー、ノープロブレム、、」
そして、暫く話していて、どうも見つかったらしいのです!
何とかという駅で見つかったのか、保管してあるのかは判りませんが、、
とにかくその駅に行けばいいことが判ったようです
駅番号も聞いて自分のスマホに記録していました
「あーよかった!見つかって!」
長い間話したので通話料をしきりに気にしてくれていましたが
「大丈夫ですよ、よかったですね!」
女性は何度もお礼を言って、一緒にいた家族と電車に乗って行きました
しっかりした女性でしたね
それにしても、、日本語の音声ガイドじゃあ、、判りませんよね、、、
駅員さんも忘れ物センターの電話番号が記入されている紙を渡して
そこで彼のミッションは終ったんでしょうね、、、
ふつうの駅ではなく観光駅なのだから、もう少し外国からの
観光客のみなさんにサービスできる体制がほしいですよね、、
忘れ物センターに電話して、通訳が話して、乗った電車が判って
見つかった、、、とすれば
きっと無線で連絡して車掌さんか駅員さんがすぐに車内を調べて
判ったんでしょうね
この辺りの連携はすごいですね
通訳サービスもあっぱれですね
まだまだインバウンド景気で外国からの観光客の方が多いのですから
おもてなしにもっと力を入れなくてないけませんね
つづく、、、。