JP3YIB(阪南430)運用状況

JP3YIB(阪南430)の運用状況、利用者の交流の場として活用

無線機の修理(IC-970)

2018-07-24 20:03:11 | 日記

 IC-970が突然少しにおいがした後、メイン側が受信不能となった無線機を預かりました。

事象は、他にもメイン側のスケルチVRを左に回しても雑音が聞こえずビジーランプも点灯せず、メーターも振れない状態でした、周波数表示及びサブの受信はOKです。

 昔の無線機ですので、回路図で検討メインとサブ回路と比較するのですが、サテライトもできる機種のため、切替回路が複雑でまた部品配置及びジャックの位置が分からず大変でした。(切替はRyではなく、ICでの信号の切替です)

 最終的には、メイン及びサブの切替える為の回路を調査中に抵抗の焼損を発見取替えましたが直りません、Trも取替たいのですが、同種の新品の持ち合わせが無くまた互換も調べましたがありません。最終的にはジャンク箱に同じのがあり、テスターでチェツクしたらOKでしたので交換しました。恐る恐る電源を入れ各種動作試験 メイン側での受信等OKでした。

(MAIN UNIT R17 4.7Ω Q33 2SC1384 取替)

 今回は回路図が小さいので見るのに苦労しました。

最後の写真は、取替えた部品です。抵抗は丸焦げでした。Trが壊れた関係で電流が流れ焼損したと思われます。

  By JA3TMJ


こたつのヒーター制御回路の活用

2018-07-24 19:44:43 | 日記

 居間のこたつの買い替えに伴い、天板を無線機の机に流用したので、このままヒーター回路を捨てるのももったいないため、照明の調光又は半田ゴテの温度調整に活用出来ないか、分解して、電圧の変化を調査しました。先ずそのままの状態で試験、ファンは最初からFULL回転ヒーター回路は、0V~85V位まで無段階で変化しました。次にヒーター回路を切離し、白熱電球を取付これも順調に変化OKでした。次にLED電球ですが電圧の低い時は、点滅あるある程度電圧が上がると、点灯のままですが調光には不向きです、蛍光灯も同じくでした。

 この状態から今回のこたつの温度制御は、AC100Vをパルスに変換して温度調整をしていると思われます、今後は半田ゴテで実用になるか検討します。

      By JA3TMJ

 


真空管電圧計(VTVM)の修理

2018-07-18 15:50:21 | 日記

7月14日(土)の関ハムで購入した真空管電圧計を もちろんジャンク扱いで、500円で購入 本体は KIKUSUI MODEL 107A プローブ2個(30Hz~2MHz、50k~200Mhz)つきで、プローブが欲しい事もあって、外見は汚れあり プローブの線に関しては粘々でした。

先ず清掃家庭用洗剤で、本体の清掃 線の粘々は100円ショップで買ったメラミンスポンジに水を付けて、粘々を落としました。次は中身の確認 抵抗値の測定用の単1電池は液漏れはなかったのですが、錆びていましたさすがメーカ電池は液漏れ対策としてビニールの袋に入っていました。

電池は端子に直接半田付けされているのを、電池BOXを付けました。他に不良箇所が無いか見ましたが、コンデンサーの液漏れ、抵抗の焼損はありませんでした。真空管は2本(12AU7,6AL5)恐る恐る電源を入れると動作するようですが、誤差があり先ず取説、回路図をインターンネットで調査、交流電圧を家庭用のAC100Vで校正しましたが98Vに対して90Vまでしか、後部のVRを回しても上昇しませんでした。後に交流電圧関係の6AL5及び直列のコンデンサーを取替ましたが、少し良くなりましたが大きく変化はなく次は直列の抵抗の取替をするつもりです。直流電圧は安定化電源で10Vを出し、写真の様に標準の電圧計を並列に接続校正できました。

  以上 測定器のマニア JA3TMJ(前田)でした。(このまま押し入れの隅に入るのかな!!)


ID-31用保護回路の製作

2018-07-11 19:48:08 | 日記

ID-31保護の為に遅延回路製作しました

以前にDIAMONDO製GSV3000電源部のブリッジのダイオードが破損した時

異常電圧(17ボルト以上)が出力され、ID-31をメーカ修理に出した経験から

遅延回路製作しました。本体から出力から2~3秒のちID-31に電源が供給されます

回路図及び外観図を添付します。

   By JA3FQO(小倉)

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