草地の肥培管理を再検討

　各種資材が高騰している昨今、肥料の価格も大幅な値上げが予想されています。

　畜産経営では自給肥料（ふん尿）を今まで以上に有効活用することがコスト削減に向けて重要となってきます。また、草地での肥料の効き方は肥料の投入量だけで決まるものではありません。今後に向け、このことについて再検討しましょう。

◎ふん尿の有効活用

ふん尿の形状により肥料成分量や効き方に違いがあります。



液状のものは、固形状のものと比較して、りん酸含量が少ない傾向があります（一般的な肥料成分量は上表のとおりです）。

　また、液状のものは効きが速く、固形状のものはゆっくりと効きます。特徴を考慮して効率的に活用しましょう。

　作業効率の関係から同一ほ場に多量のふん尿が還元される事例も少なくありません。遠隔地への散布は作業時間や燃料代が多くかかるため、困難な場合が多いのですが、可能な限り、まんべんなく投入することも検討しましょう。

◎作業機での処理によって

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１．牧草の倒状が少なくなった
２．牧草の嗜好性が向上した
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という変化が見られたそうです。
物理性の改善により、牧草の生育が適正になり、良質な粗肥料の確保が図られています。


物理性改善作業機

作業後の草地


もっと詳しく知りたい方はこちらから！(ＰＤＦ)

北海道農業危機突破総決起大会

　８月21日(木)札幌市中島公園自由の広場にて開かれました。

　生産資材価格高騰の窮状を訴えるため全道より5300人の農業者が終結しデモ行進を行い危機突破に向けての意思を共有しました。

　当ＪＡからは、組合長をはじめ、10名の方々が参加しました。

　農業経営と生活の危機突破を図っていくことを満場の拍手によって決議いたしました。

市内小学校に、食農教育教材を贈呈

　このたび、ＪＡバンク食農教育応援事業の1つとして子どもたちが、食料を生産する「農」の役割や重要性、自然・社会環境と「農」のつながり等について学び、農業に対する理解を深めていただけるよう、釧路市内にある28の小学校に贈呈されました。

　補助教材は24ページ程度の３部構成となっており、５年生の児童を対象に、社会科、理科、総合学習の中で活用いただき、より一層農業に接し、興味を持ってもらえることを期待しております。



小瀬組合長より教材の贈呈を受ける仁々志別小学校・近藤校長

阿寒ひまわり祭開催

　８月１０日(日)、上阿寒ひまわり畑特設会場にて、「第８回阿寒ひまわり祭」が開催されました。

　当日は好天に恵まれ、たくさんの人が集まり大変賑いました。

　ＪＡでは、地場野菜の販売と、阿寒町肉牛生産同志会による褐毛和牛の販売を行いました。また、牛乳消費拡大運動として牛乳の無料試飲を行い来場者へのＰＲを行いました。

阿寒町阿寒集落総会 開催

　８月７日(木)、農協２階会議室において平成20年度阿寒町阿寒集落総会が開催されました。

　議事については全議案原案どおり可決されました。

　昨年度事業において研修施設を完成しましたので、本年度も目標年に向けて新規就農者確保などの課題・目標について積極的に取り組んでいくことを申し合わせました。

阿寒町ふるさとまつり開催

　７月27日(日)、阿寒行政センター前広場において「第27回阿寒町ふるさとまつり」が開催されました。

　今年はほろろん祭りと合わせて一日での開催となり、当日は天候も良く、多くの来場者で賑いました。

　JA阿寒では本年も地場野菜の販売、褐毛和牛の販売、牛乳消費拡大運動としての牛乳無料試飲を行い、来場者へのＰＲを行いました。

平成20年度 釧路種馬共進会開催

　７月26日、釧路市大楽毛釧路農協連共進会場で平成20年度釧路種馬共進会が開催されました！

　今年は第100回記念として盛大に行われました。

　当JAからは36頭と多数の馬が出陳され、21頭が入賞しました。その中で、小西利行さん出陳の幸福姫は北海道和種馬の部での最高位に選ばれました。

出陳者の皆様ご苦労様でした。


入賞者はこちらから見ることができます。(PDF)