ダリ

ダリ回顧展に奥サンと行ってきた。私は絵画に詳しい訳ではないし、美術も得意ではないんです。それでも考えるのですが、絵画には２つの側面がありますよね。写真の代替としての絵画というか、キャンバスの上に筆でいかに絵を描くかという制作の技術力と、いったい何を描こうとするのかという構図・着想の力があると言うこと。私は絵画に詳しくないので制作技術は全然分からない。でもダリ展を見ていると着想のすごさは、伝わってくる。私には１０００年かかってもこんな着想は出来ないだろう。誰にも考えられない絵を思い描く力が完全に天才しているのだ。しかも現物の絵画を見てみると、着想を形にする技術も実はすごかったりするのだ。油彩の筆であんな細かい描写が出来るんだな。脱帽だ。