アルジャジーラが英語放送を開始

最近何かと話題の中東の衛星テレビ局、アルジャジーラがついに英語放送を開始します（こちらの記事参照）。


国際ニュースチャンネルは現在、アメリカのCNNとイギリスのBBCが有名ですが、どちらも欧米的な視点から見た報道となっています。その中に新しく、中東の視点から報道するアルジャジーラが加わるわけです。一つの出来事に対し、様々な視点から見て聞いて考察する上では、アルジャジーラはとても大事な役割を担うのではないかと思うのです。


記事には「アルジャジーラ系列のスポーツチャンネルが放送を既に開始しており、子供向けチャンネル、ドキュメンタリーチャンネルも来年中に開設する」と続いています。うまく行けば、アメリカのディスカバリーやESPNのようにビッグな放送局に成長するかもしれないですね。ただ、そこまでビッグになるには、「テロリストの報道機関」という世間のイメージをどうにかして変えていかなければなりませんが。


かつてスカパーでもアルジャジーラを放送していたようですが、アラビア語の同時通訳者が確保しにくかったためか、それとも国際情勢に考慮してなのか、現在は放送されていません。しかし、これを機にスカパーで再びアルジャジーラが復活するのかもしれません。どうなるのか、気になる所です。


ちなみに。インターネットでは既に英語版が出来上がっているようです（こちらです）。中東情勢がこれでグッと身近なものとなりそうですね。

仙台新球団はどちらか一社に

これ、結局は楽天側になるんでしょうね。先に仙台を本拠地にすると決定したのはライブドアのはずなのに、神戸にサッカーチームを持つ楽天も後出しジャンケンの如く本拠地を仙台としたり、公開ヒヤリングのときにはライブドアが不利になるような質問をしていたり（例のアダルトサイトの扱いについてですね）…　挙句の果てには例のナベツネが「俺の知らない企業を新球団にはしたくない」的な発言をして、暗に楽天支持を表明していたとか。楽天を使ってNPBがライブドアを潰しにかかっているのは見え見えです（タイトルのソースはこちらの記事参照）。


…とはいえ、僕はホリえもんの成金主義（女は金で買えるだの…）には同意できないし、ライブドアそのものもあまり好きではなかったりします。ただ、収益的には楽天よりも余裕があるそうなので、球団経営をするというのであればライブドアの方が潰れにくいのではないかと思うのです。毎年赤字といわれている楽天が、サッカーチームも野球チームも両方抱えていられるのかと思うと、ちょっと疑問です。


追記：こちらのBlogで、楽天が宮城県に球場の改修費の一部負担を求めていたという記事が紹介されておりました。なんだかますます、楽天に球団経営ができるのか疑問に思えてきました。ひょっとして楽天は、球団側にとって１リーグ制を加速させるための捨て駒的な存在なのかもしれませんね…