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J_P NEWSIC BLOG

音楽投稿サイト「Eternal Wind」のステキな音楽とJ-Poperの気になるニュースをお届けします。

SMエンタ勢が上位を独占!!

2004-08-29 16:57:49 | 韓国
朝鮮日報のK-POPチャートを見てみたのですが、上位が見事にSMエンタ勢で固められています。

1. The Way U Are (東方神起)
2. Spark (BoA)
3. Hotmail (SM Town)
4. Drive (東方神起)
5. Whatever They Say (東方神起)
6. My Name (BoA)

(以下はリンク先参照のこと。以下には韓国で今大人気のドラマ、BoAも見ている「パリの恋人」のサウンドトラックが2曲ランクインしてます。)


SMエンターテインメントというのは、いわば「韓国のavex」と呼ばれる存在で、過去には神話(シンファ)やS.E.S、H.O.Tといったビッグなユニットも在籍しておりました。現在も東方神起、カンタ(H.O.Tの元メンバーで、BoAに楽曲提供もしています)等が所属し、活躍しています。BoAも韓国では、SMエンタで活動しています。ちなみに、本家のavexとSMエンタは提携関係にあり、その関係でBoAはavexから日本デビューしたのです。


…にしてもこのランキング、ちょっと異常な気がしてなりません。日本で言えば、浜崎やdat、BoAやELT辺りでランキングの上位を占めるという感じですよね。調査した会社がSMエンタと仲が良いのでしょうか? 確かに今月は、BoAと東方神起位しか、売れそうな歌手が活動してなかったような印象も受けますが…

韓国では「口パク」は当たり前。なのに…?

2004-08-20 12:52:34 | 韓国
現在韓国で活動中のBoAですが、最近韓国で「口パク」騒動が浮上しているとか(くわしくはこちらの記事参照)…


K-POPに詳しい人なら常識の事だとは思いますが、実は韓国では、歌番組でリップシンク(口パク)するのは常識だったりします。特にBoAや神話等といった、激しいダンスを踊るアーティストはよくリップシンクをしています。この記事で問題となった番組「人気歌謡」を製作しているSBSは特に、口パクに関して寛容なテレビ局です。 …一方では、「歌手はダンサーではない! 歌を聞かせて欲しい!!」という視聴者の要望にこたえてか、KBSやMBCといった他局の場合、踊りが激しくても生で歌わせています。 


しかし、かなり前からリップシンクを行っていたはずなのに、どうして今頃この問題が浮上しているのでしょうか?それは、記事の後半「BoAは韓国ではリップシンクで公演し、日本ではすべてライブ公演を行っているようだ。偏愛だ」と紹介されたネチズン(韓国人インターネットユーザーの事)の一言にヒントが隠されていると思います。BoAは日本でデビューした時から「親日派」として、一部のネチズン達を中心に叩かれてきました(韓国では「親日派」は未だに非難の的となっています)。それが今回、「日本では生歌なのに韓国では口パク。これはどういう事だ!」という怒りになったというわけです。そして、この記事を報じた中央日報もまた、右寄りな報道姿勢(反日、反米、反中国…)をとっている新聞であるがために、こうして取り上げられたという事なんです。


うーん、日本でも番組によっては口パクやってるんですけどねぇ(^^ゞ BoAはMBCやKBSでしっかり生で歌ってるのに、それでもネチズンは「不満だ」というのでしょうか? かえって生で歌うとダンスのキレがなくなって見栄えがしなくなるんですけどね… 「生歌を聞かせてくれる番組(=KBS、MBC)」と、「口パクだけどダンスはしっかり踊ってくれる番組(=SBS、m・net)」という役割分担がしっかり出来ている今の状態が、望ましいのではないかと思うのです。


でもいっそのこと、韓国でもライブ公演をやればいいのではないかと思うのですが、どうでしょう? 今の韓国では、生でアーティストの歌が聞けるのは歌番組の収録とファンミーティング位しかないので、もっと生で歌が聴ける機会を増やしてやるというのも一つの手かもしれません。 …でもこうしちゃうと、今より余計に働かなくてはならなくなりますけれどね。過労死するアーティストも出てくるかも^^;

【不定期連載!?】 J_Pのチェゴ!K-POP (第一回 BoA)

2004-08-19 01:45:17 | 韓国
J-Poperは韓国好きな人間で(100%好き、とまではいきませんが…)、その中でも食べ物とK-POPが好きだったりします。という事で、韓国で活躍するポップス歌手について不定期に紹介していこうかなぁという事にしました。題して、

J_Pのチェゴ!K-POP(チェゴとは韓国語で「最高」の意。)

です♪ …いつまで続くかなぁ^^; という事で今回は早速、日本でも大活躍中のBoAを紹介しながら、韓国ポップスの常識等をお伝えしていこうかなぁと思います。そのBoAですが、来月、いよいよ日本に新曲QUINCY」をひっさげてカムバックします♪



「いちいちBoAを説明しなくてもいいじゃん」ていう人、結構いるのではないかと思うのですが、何しろ僕がK-POPにはまったのはBoAがきっかけだったので… それと、僕の周りでもそうなんですが、意外とBoAが韓国でどんな歌を歌って、どんな活動をしているのかが知られていなかったりするんですよね。そこでちらっと、BoAの韓国でのディスコグラフィーをまとめてみました。


(ちなみに。韓国ではアルバムを「一集」「二集」… と呼びます。韓国ではアルバムリリースを一つの活動の単位としているので、これはとても重要! ちなみにスペシャルアルバムの場合は、一集と二集の間に出されたものを「1.5集」、二集と三集の間に出されたものを「2.5集」… と呼んでいます)

〈◎はJ-Poperおすすめのアルバムです。〉
 2000年8月 アルバム第一集「ID;Peace B」でデビュー

 2001年3月 アルバム1.5集 「Don't Start Now」
(2001年5月 「ID;Peace B」で日本デビュー)

(2002年3月 日本での1stアルバム「Listen To My Heart」)
◎2002年4月 アルバム第二集「No.1」
 2002年9月 アルバム2.5集 「MIRACLE」

(2003年1月 日本での2ndアルバム「VALENTI」)
 2003年6月 アルバム第三集「Atrantis Princess」
 2003年10月 韓国での1stシングル「Double」(日本版と若干内容が違います)
 2003年12月 韓国2ndシングル「Rock With You」(日本版より多めに曲が入ってます)
 2003年12月 アルバム3.5集 「Shine We Are!」

(2004年1月 日本での3rdアルバム「Love & Honesty」)
◎2004年6月 アルバム第四集「My Name」


日本でのデビュー以降、実は一年間に日韓あわせて3枚のペースでアルバムをリリースしていたんですね。


今は日本と韓国で引っ張りだこなBoAですが、実は韓国で人気が出たのは、日本での1stアルバムが大ヒットを記録したのがきっかけだったりします^^; デビュー当時はそれなりに注目されていたのですが、当時のBoAは14歳。ティーンエイジャーが歌謡界で活躍する事がなかった韓国でこの年でトップスターになるのは、よほどのインパクトが無い限り難しい事でした。ちなみに今の韓国歌謡界は、BoAの成功をきっかけにどんどんティーンエイジャーがデビューしています。


そんなBoAですが、日本と韓国での活動をウォッチしているファンの間では、「日本で活動している時は太るが、韓国で活動している時には激やせする」という話が出るのですが、確かにそうなんですよね^^; というのも、韓国でのアーティストの活動はありえない位に過密なスケジュールのため(それ位働かないと十分な収入が得られないのだそうですよ)、休む暇もなくなるために、そんな現象が起きているのです。この過密なスケジュール、現在韓国芸能界で深刻な問題となっているようで、過密なスケジュールによって十分な休みが取れず、体調不良でダウンしたり、専属運転手の寝不足による交通事故によってアーティストが死亡したりといった事が相次いでいます。花形の職業であるにもかかわらず、「忙しい割りに低収入」という劣悪な労働環境というのが、今の韓国歌謡界の裏の顔だったりします。


BoAも一昨年の秋頃に体調不良になったり、昨年(デビュー当時から一緒だった)マネージャーが交通事故にあって死亡するなどといった被害にあっています。韓国ドラマ並みにハードな境遇なのではないかと思うのですが、どうでしょう?


という事で、なんだか本当にK-POPが「チェゴ(最高)!」なのか分からない展開になってまいりましたが(汗)、そんな裏の姿を見ると、ますます彼らを応援したくなるのですよ… それはそうとして、K-POPに興味のある方は、まず知ってるアーティストや知ってる曲から入っていくとはまりやすいので、BoAからK-POPを聴き始めるというのも一つの手かもしれませんよ♪ 

日本人は高句麗史歪曲を楽しんでいる?

2004-08-17 09:23:02 | 韓国
韓国3大新聞の一つ、東亜日報では昨日、高句麗史をめぐるこんな感じの社説を掲載しました(「高句麗史論争を楽しむ日本 サンケイ社説が代弁」)。


この記事を読む限り、産経新聞の主張は「中国側の主張も韓国側の主張もそれなりの理由があり、各国の主観に立った歴史観があっても良いのではないか」と言っているように取れるのですが、どうも東亜日報は「産経=保守メディア」という色眼鏡でこの社説を読んでしまったようで、「日本のナショナリズム勢力が発行した歴史歪曲教科書を擁護した」なんていう文で締めてしまっています。 …韓国側の主張も産経は擁護していると思うのですが、わざわざ敵に回さなくてもいいのになぁ…


高句麗は、日本の教科書でも取り扱っているように、れっきとした朝鮮・韓民族の歴史の一部です(じゃなきゃ、後に「高麗」という名の国が生まれてなかったと思うのですが…)。中国が最近、高句麗を自国の歴史に取り組もうとしているのは、北朝鮮が近い将来崩壊してしまった時に、朝鮮半島の北側をもらってしまおうと画策しているため、とも言われています。 …やっぱり中国って、利己的な国なんだなぁ…

8月15日、韓国では「独立記念日」だそうです。

2004-08-15 23:20:06 | 韓国
8月15日。日本では「終戦記念日」ですが、韓国ではニュアンスが異なります。韓国での8月15日は「光復節(=独立記念日)」という祝日なのだそうです。

韓国内では各地で様々なイベントが行われたようです。ノムヒョン大統領が「過去の歴史は(統治時代、軍事政権時のものも含めて)真相解明していく必要がある」と発表した一方で、野党ハンナラ党(割と右的な考えを持つ政党ですね)の一部の議員は竹島(韓国名:独島)で光復節の祝賀行事を行い、「竹島の領有権は韓国側にある」と宣言し、駐留中の韓国軍を激励していたのだとか。同じ「光復節」でも、前向きに歴史問題を解決しようとするグループと、植民地時代を良く思わないグループとでは、意味合いが全く異なる祝日なんだなぁと思いましたです。

現在でも韓国内では「親日と反日」、「右と左」、「金日成体制支持派と北朝鮮否定派」等でくっきり分かれており、それぞれの立場で光復節を祝っているようです。8月15日は日本にとっては終戦記念日ですが、韓国ではまだ戦争が終わっていません(北朝鮮とは「停戦」しているだけなのです)。まだ戦争が終わっていないから、国民が一つにまとまって祝日を迎える事が出来ないのではないか、とも思えるのです。これもまた、第二次世界大戦が残した一つの傷なのかもしれませんね(日本にも責任はありますが、世界を東西に分けようとしたアメリカと旧ソ連にも、同等の責任があるはずです)。

戦争って、起こす事によって得られるメリットもあると思いますが、同時に後に残るデメリットもあると思うのです。外交の「最後の手段」として使うのも一つの手かもしれませんが(人間、戦わなければならない時もあると思うのです)、後に残る『傷』についてもしっかり目を向けた上で、最後の手段を使うべきかどうか、考えるべきだと思うのです。なるべく、使わないでもらいたいものですけれどね。