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J_P NEWSIC BLOG

音楽投稿サイト「Eternal Wind」のステキな音楽とJ-Poperの気になるニュースをお届けします。

NHKが提示した6つのマニフェスト

2005-06-21 22:38:44 | テレビ
NHKの受信料不払い件数が97万件に及んでいるといわれている今日この頃。NHKは受信料支払い拒否や保留件数増加に歯止めをかけるために、視聴者へ6つの約束を提示したのだそうです。具体的には…

①番組の充実
②受信料公平負担の徹底
③事業に視聴者の意見を反映させる
④不正根絶
⑤経費節減
⑥デジタル放送普及への取り組み強化

というものだそうです(こちらの記事[毎日]参照)。


業務評価の専門家で構成された「NHK”約束”評価委員会」が視聴者を対象に調査し、それをもとに6項目の達成度を数値化して評価するというものなのだそうですが、これで果たして透明性が保てるのかどうなのか… 数値化して評価するのであれば、目標とする値を公表しなければ意味がないと思うのですが、いかがなものでしょう。


最後に。関係は無いのですがテレビつながりという事で…

やっぱりAは打ち切り決定だそうです(こちらの記事[朝日]参照)^^;

ついに「A」打ち切り!?

2005-06-19 08:30:53 | テレビ
日テレで日曜夜8時に放送されている久米宏司会のバラエティ番組「A」に早くも打ち切りの話が持ち上がっております(こちらの記事[サンスポ]参照)。と、その前に「Aって何?」とお思いの方が非常に多い事が予想されますのでざっと番組内容について説明を…


「A」という番組は「アジア的発想で日本を面白くしちゃおう」ということで、アジアをテーマにインターネット回線を駆使して各国の生活などを伝えるという番組です。これまでにアジアン料理の簡単調理法(えっ、伊東家!?)とか、日本の売れない芸人が韓国人を笑わそうという企画をやっていたり(えっ、電波少年!?)といった、実にオリジナリティーあふれる企画が行われてきました。


番組公式HPを見てみるとこれ以外にも企画が目白押しのようで、「アジア的発想で商売をたて直そうプロジェクト(貧乏脱出大作戦!?)」とか「テレビゲームづけの子供たちにアジアの遊び方を提案しようプロジェクト(別にアジアじゃなくても…)」とか「韓国で美容整形してカッコいいお父さんになろうプロジェクト(どっかの怪しい旅行代理店ですか!?)」とか… とにかく、何が何でもアジアを持ち上げたくてしょうがないんでしょうなぁ^^;


番組スタート前には「テレビは面白いか、面白くないかの2つ。面白くないと思ったらすぐ辞める」と自信たっぷりだった久米さん。彼が日テレに企画を持ち込んでスタートしたこの番組も、視聴率は散々なものでした…


(ビデオリサーチ社調べ。独自でグラフ化)
テレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」にも連敗中で、最近はNHKの教育テレビ(新日曜美術館(再))と熾烈(!?)な視聴率争いが繰り広げられている… とかいないとか。せっかく巨人戦を繰り上げてまで放送してきたのに、今みたいに中途半端な「伊東家」や「電波少年」をやってれば、視聴者も当然離れていくでしょうなぁ。


ちなみに。日テレにはもう一つ、失速を続けている番組(平均8.8%,最低6.2%)があるようなのですが、こっちのほうは今後どうなっていくんでしょうかね… ちょっと気になるところです。

みのと「萌え」

2005-05-15 23:06:54 | テレビ
僕、実はみのさん大好き人間だったりするのですが(汗)、先月から放送が始まったTBSの「朝ズバっ」という番組をつい最近まで見てたのですよ。でもやっぱり見なくなってしまいましたですね(^^ゞ なんか、見てると朝から特濃ソースのかかったとんかつを食わされるような感覚に陥るんですもん… しかも、めざましテレビと違って各コーナーが時間きっかりに始まってくれないので全然時計代わりにならないのも不便な所だったり。めざまし君の如くミノムシのようなものが時間を知らせてはくれるのですが、いつも半端な時間で困り者です^^;


そんな朝ズバの「8時またぎ」というコーナーの中で、最近話題の「萌え」が取り上げられたのだそうです。その中でみのさんが萌えと犯罪を結びつけるような発言をしたり、某ブロッコリーの業務内容で誤解を与えるような表現をしていたりしていたのだそうですよ。まぁ確かに「萌え」の世界を理解するのはみのさんの世代には無理な事なのかもしれませんが(そうで無い人もおそらく「萌え」を理解できる人は少ないかもしれんですね(^^ゞ)、ものを知らずに色々言わないでほしいなぁとは思いますよね…


そんなこんなで。朝ズバに株券を貸すなどして協力したにも関わらずこんな扱いを受けてしまったブロッコリーも黙ってはおらず、このようなプレリリースこんな4コマ漫画を作ってTBSに抗議しております。結局、「萌え」を取り上げた翌日の朝ズバでブロッコリーの業務内容については訂正と謝罪を行ったものの(謝罪してたのはアナウンサーでしたけど)、「萌え→犯罪」発言に感じてはノータッチだったようです。萌えの世界は理解できない部分もあるのですが、かといって萌えを全否定する必要も無いのではないかと思うのですよ。アニメが鉄鋼に匹敵する位に貿易額が大きくなっている日本で、この「萌え」が日本の一部のマニアのものだけではなくなりつつあるという現状をしっかり受け止める必要もあるんじゃないかなぁと思うのです。


みのさんは何でもズバっと物事を言い切るクセがあると思うのですが、今回の「萌え」のように、一言では言い切れない事っていっぱいあるんじゃないかと思うのですよ。みのさんは答えが設定されたクイズ番組や単純明快に健康に良いことを伝える情報番組には向いていると思うのですが、報道系の番組には向いていないのかもしれませんね… 少なくとも、「朝の顔」ではないんじゃないかなぁと(汗)。

誰のためのデジタル化なのでしょう…

2005-05-12 19:26:31 | テレビ
BSデジタルに新たなチャンネルが2つ誕生するようです。総務省は2007年に、BSデジタル放送に2社前後の参入を認める方針を決め、11日の電波監理審議会に選定基準案などを提出したそうなのです(こちらの記事[朝日]参照)。なんでも、2007年にNHKのアナログハイビジョンが終了するそうで、それによって空いた電波を新規に参入する放送事業者に振り分けようという事なのだそうです。


最近はスカパー!110の新規チャンネルラッシュやWOWOWのCS参入によって110度の衛星放送に少しずつチャンネルが増えてきている訳ですが、一方で110度衛星放送の知名度はイマイチ高くないような気がするのです。知名度が低くてただチャンネル数だけが増えていくと言うのも考えものですよね… それは地上波もしかり。ケーブルテレビに入っている人はデジタル放送にふれている人も多いと思うのですが、ケーブルに未加入の人にとってはほとんど縁の無い話となってしまっているのではないでしょうか? 


そんなデジタル放送に対応した携帯電話の開発も始まったのだとか。現在もテレビ機能付き電話を出しているボーダフォンとシャープ、そしてNHKが共同でデジタル放送受信機能つきの携帯電話の開発に乗り出しているのだそうです(こちらの記事[日経]参照)。開発されたとしても、他のケータイに比べるとグッと高い値段になるでしょうから、売れるかどうか微妙な所ですね…


急速にインターネットが発達しているにも関わらず、なぜ電波でもってデジタル化をすすめていくのか自分にはちょっと理解できない所があります。著作権の問題をクリアーしなくてはなりませんが、インターネットの回線を用いれば、電波よりもはるかに低コストでデジタル化が推進されると思うのです。日本のデジタル化というのは、ただ世界の流行にのっちゃってるだけという感じがして、誰のためのデジタル化なのかがぼやけてしまっている気がします。

またまた韓国ドラマがヒット!?

2005-05-05 00:16:09 | テレビ
グォン・サンウとチェ・ジウが出演していた「天国の階段」の後番組としてフジ系で放送がスタートした「悲しき恋歌」の初回視聴率がえらい事になったのだそうですよ。どうやら、日本の韓流の火付け役になった冬ソナ(地上波初回9.2%)や天国の階段(フジ初回7.2%)を追い越し、10.3%なんていう視聴率になったのだとか(こちらの記事[朝鮮]参照)。ゴールデン・ウィークと重なっていたり、展開が気になるようなCMを大量に流していたりした結果なんでしょうなぁ。


ただ、これはフジの売り込み方がとても上手だったからここまで数を伸ばす事が出来た訳で、韓国ドラマだからという理由でここまで高得点をGetできた訳では無いと思うのです。韓国ドラマ流すだけで視聴率稼げたら、今頃日テレは巨人戦がこけても無問題なはずです。日テレでは現在、月曜から金曜のお昼前に「ドラマチック韓流」という枠で韓国ドラマを放送しているのですが、どれも空振り状態で、裏番組の「こたえてちょーだい」に負けてばかりなのです。


韓国のSBSテレビから7000万円という過去最高の放映権料でGetした「パリの恋人」も一部のマニアで受けている程度… 僕は「パリ恋」の初回放送を見てみたんですが、冬ソナのようなドロドロな展開は無く、コミカルタッチで結構楽しめるドラマだなぁと思っていたんですが、「天国の階段」に比べ全然話題になっていないので「あれ?」と首を傾げてしまったのですよ。これはきっと、日テレのPRの仕方やドラマの扱い方に問題があるんじゃないかなぁと思うのです。


フジは「天国の階段」にしろ今回の新作にしろ、「フジテレビのドラマ」という扱いで放送していたり、宣伝を行っています。放送する枠こそ土曜の夕方に追いやられてはいますが、宣伝は他のフジのドラマと同じ位に丁寧に作っていますし、放送しています。これって、NHKでの韓国ドラマの宣伝や扱いと似た部分があるんじゃないかなぁと思うのです。


しかし日テレはと言うと、「ドラマチック韓流」なんていう枠の中で平日に連続して放送するなんていう、ドラマの再放送に似たような扱いをしていますし、いつの間にか新作の放送が始まっているというくらいに宣伝がされていません。これでは7000万円をどぶに捨ててしまっているのと同じです。もし「パリ恋」がフジで放送されていたら、日本でちょっとした人気になっていたかもしれません。このドラマ、BoAがのめり込んでいたそうなので、主題歌やPRをBoAにやらせたりして若年層にも韓国ドラマ人気が浸透し… なんて事もあったかもしれません。まぁ、ただの妄想ですけど(汗)


日テレは「韓国ドラマは人気が出る」という先入観で、安易に7000万も出してしまったのではないでしょうか? 韓国ドラマであっても、自分自身の努力で頑張らなければ人気なんて出るはずがありません。それは、自分の所で作ったドラマでも同じ事ですよね。「ドラマのフジテレビ」と言われている裏では、フジが色々な努力をしているのだと思うのですよ…