ＪＲ東日本仙台支社によると、東北新幹線及び仙台支社管内の在来線の輸送改善を内容としたダイヤ改正を２０１２年３月に実施します。
主な内容は
○東北新幹線でのＥ５系車両（はやぶさ型車両）の運転拡大
○山形新幹線の速達化
○石巻～仙台間「直通快速」列車（石巻線、東北線）の毎日運転
○東北線、麻時間帯仙台方面上り列車の運転間隔見直し
○仙石線夜時間帯に下り列車増発
このうち東北新幹線の新型車両Ｅ５系車両は、現在「はやぶさ」などに使用されていますが、Ｅ5 系車両の編成数は、今回4 編成追加投入し、従来の6 編成と合わせて10 編成となります。
・新たにＥ5 系車両を使用して「はやて」 (東京～新青森間)5 往復を運転となります。これにより、「はやて」(東京～新青森間)15 往復中、7 往復をＥ5 系車両で運転されます。
・4 月27 日から、Ｅ5 系車両をさらに1 編成追加投入し、「はやて」「やまびこ」それぞれ1 往復をＥ5系車両で運転されます。
※Ｅ5 系車両で運転する「はやて」「やまびこ」「なすの」の最高速度は、Ｅ3 系(「こまち」型車両)を連結して運転するため、現行「はやて」と同様に275km/h となります
また、東北新幹線、朝夕の通勤時間帯の利便性が向上されます。朝時間帯の上り 「やまびこ」 1 本を速達化、盛岡始発の上り「やまびこ」の仙台以南の停車駅を各駅停車から福島、大宮停車に変更し、東京までの到達時間を約30 分短縮されます。
在来線の石巻～仙台間「直通快速」列車（石巻線、東北線）は現在、平日のみの運転となっていますが、毎日運転となります。また、到達時分も8分短縮され、仙台で新幹線「はやぶさ4号」に接続するダイヤとなります。
