ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

三人の妻への手紙

2020-06-12 | 映画 サ行
3人の若い人妻が遊覧船でピクニックに出かけようとしていたところに手紙が届いた。文面には「あなたたちの夫の1人と駆け落ちします」と書いてあった。帰宅して調べようにも、船はすでに動き始めていた。3人のうち誰が犠牲者なのかは夕方に帰るまではわからない。また、3人とも夫に逃げられても仕方がない理由を持っていた。デボラは農家の出身で、名門の子息ブラッドと不釣合な結婚をしたことを肩身に狭く思っていた。リタは貧乏な教師のジョージと結婚したが、彼の収入では家計が苦しく、ラジオ・ドラマの脚本家として夫以上の収入を得ており、それが原因で最近夫婦仲は気まずくなっていた・・・。

三人の妻への手紙 1949年/アメリカ/ジョセフ・L・マンキーウィッツ




え?え?え?え?
結局、ブラッドは駆け落ちじゃなくて普通に泊りがけのお出かけってこと?
それとも、ポーターの気遣い?ではなくて、ポーターは本当に駆け落ちしようとしていたの?
ん〜、せめて、ブラッドの姿が確認できればスッキリするのですが、ブツっと終わってしまったラストが恨めしいです。

そんな不親切なラストを除けば、すべて面白かったです。
3人の妻、それぞれの夫との関係性とか、そこに必ず登場するアディの存在、結局、アディの顔を出ませんでしたが、そこがまた面白くさせていたと思います。
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