妥協を拒んで失職した建築家ハワードは石切工に身を落とす。ハワードを巡る世渡り上手な大学の同級生、彼を支持したことで自らの非を恥じ自殺する新聞社の社長、その娘で傲慢な婦人記者等、個性的な人物がからみ合い深みのあるヒューマニズム映画に仕上がっている。
摩天楼 1949年/アメリカ/キング・ヴィダー
ちょっと物足りないような、長いワリに中身が薄くて、裁判でのハワードの長い台詞も、なんとなく聞き流してしまい、全く入ってこなかったです。
ゲイリー・クーパーさんにしては珍しく(?)、冒頭から表情があって、一応、演技してるんだなーと思ったのですが、パトリシア・ニールさんが怖くて(笑)、そちらに印象が持っていかれて、なんだかなーでした。