病院のベッドで目を覚ました女性ピアニストが、突然、病院を抜け出し川へ飛び込む。救出された女性の治療にあたる精神分析医は、人の深層心理である“第七のヴェール”を剥がそうと彼女に催眠療法を始めるのだが・・・。
1945年/英/コンプネン・ベネット
面白かったです!
ストーリー的にはたいした話じゃないんだけど(すみません)、とにかくラスト間際まで私は緊張しっぱなしでした。
ニコラスの存在が緊張感の全てで、ラストを迎えてみれば、「あ~、そっか・・・」ってワケなんだけど、脚本が上手いのか、ニコラス役のジェームズ・メイソンが上手すぎるのか、それすらも分析できない程、本当に緊張して観てました。
久々に「やられた~~~~~」といった感じです。
※残念ながら、DVDは発売されていないみたいです・・・。
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お返事が遅くなってしまってごめんなさい~~。
そうそう!そうなんですよね。私も、どう捉えるかで全然違ってくると思いました。
私は、ミステリーかサスペンスかだと思ったんです。そうですよね~、確かに恋愛とも言えるのかな・・・。
えっと、私の感想なんですが、謎解きのミステリーと捉えてしまうとオチがあれですからね、完璧に怒っちゃいます。
でも、私はサスペンスとしてドキドキ感を楽しみました。
ニコラスの演技がそう思わせてくれたんだと思います。
なので、脚本がいいのか、ニコラスの演技が凄いのかが判断できかねたんだと思います。
私ももちろん、感動はありませんでした。なんせ、サスペンスなので。
それと、私だって素人の癖に・・・です。
それを言ってしまえばこのブログは続けていけません。素人が何言ってんだか、でしょうか?
別に好きなこと書いたっていいんじゃないでしょうか。自分のブログなんだから。
こちらこそ、くどくどとすみません。
要はこの映画、サスペンス(的)映画とするか、恋愛(風)映画とするか、そのどちらにポイントを置いているのか。私にははっきり分かりません。
前者に重点を置いたとすれば、たとえば「こうして第七のヴェールは脱ぎ捨てられた」と、説得させるような結末にすべきではないかと、、。あの結末では、な~んだ!となってしまいす。
後者に重点を置いているのであれば、たとえば、ヒロインがジェームズ・メイソンを愛していたことを納得させる心理描写に。もっと努力を割くべきだと思うのですが、、。
素人の癖に偉そうに「脚本、演出がわるい」とか、ケチばかり付けましたが、一応面白くは創っているとは思います。ただ底が浅くて感動は伴いません。
くどくど書いてすみませんでした。m(__)m
この映画は終戦後初めて日本で上映されたイギリス映画でした。流石にこの私も1947年という公開時期には見ていません。見たとしても未だロー・ティーンの私には理解できなかったでしょう。
それから60年も経って見たこの映画ですが、私と相性が合わないのか、全く呆気ない映画でした。