鉄道好きな初老の男性エリック・ローマクスは列車で美しい女性パトリシアと相席となり、一目で恋をする。彼女の方もまた、エリックに心惹かれる。間もなく2人の愛は深まり結婚式を挙げる。しかし幸せな日々は長くは続かなかった。エリックは若い頃に第二次世界大戦に従軍していた際の、過酷な戦争体験で負った心の傷に苛まれていたのだ。そんな夫をパトリシアは何とか救いたいという一心で、エリックの退役軍人会の仲間フィンレイを訪ねて救いを求める。だが、フィンレイもまた戦争のトラウマから立ち直っておらず、同じ苦しみを抱えていた。そんな中、彼らの悪夢のような体験に深く関わる、日本人通訳だった永瀬が、今も生きていることを新聞記事により知る。
レイルウェイ 運命の旅路 2013年/イギリス/ジョナサン・テプリツキー
日本人として感想を書くのは難しく、そもそも客観的に観ることはできませんでした。
いかなる理由があろうとも、戦争は犯罪だったんだなとエリックさんの言葉が身に滲みました。
今、日本は戦争をしようとしていると、近隣国のみならず日本国内からも言われていますが、どうして、戦争をしたがっているという解釈になるのかが理解できません。
するわけがないです、日本は70年前に学んだのですから。
そういう声を発している人達こそ、戦争をしたいんじゃないですか?
攻めて来られれば護らなくてはならないし、困っている国や人がいれば出来うる限り助けてあげたい、どうして、それが戦争をしたがっているということになるのでしょうか。
寛大なお心で永瀬さんを許して下さったエリックさんに心から感謝致します。
I am sorry so sorry
真田広之のこの台詞は何とも言えないものがありました、素晴らしかったです。