ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ローン・レンジャー

2014-10-22 | 映画 ラ行


少年時代に起きた事件のせいで、悪人たちへの復讐に燃えるトントは、瀕死の男ジョンを助ける。ジョンは兄の死を知り悪人たちとの戦いを決意、白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。正義と復讐をかけ、キモサベたちがこの世の悪との戦いに挑む!

ローン・レンジャー 2013年/アメリカ/ゴア・ヴァービンスキー





面白かったです!最高!
何度も笑えるシーンがあって、最近よくある、下品な笑いではなくて、普通に素直に笑えるおかしさっていうんですかね、とてもよかったと思います。
コマンチ族が殺されるシーンはこれも素直に哀しめて、少年に話し終えたトントが着替えて故郷に帰るシーンも、エンドロールの後ろ姿もそれまでの面白さをクールダウンさせてくれるような、とても感じ入るものがあり、いいエンドロールだったと思いました。
トントの悲しい過去が明らかにされるシーンもとてもタイミングがよいと思いました。
コルビーの出来事から1933年のサンフランシスコに戻るタイミングもとてもよく、全てにおいてバランスがいいなと思いました。

オープニングの1933年のサンフランシスコのシーンで登場する、ジョンに風貌が似ている少年(ジョンの生まれ変わり)に、剥製になったトントが話しかけ、ワイルド・ウエスト(西部開拓時代)のお話を聞かせるという設定がとても気に入りました。
少年が「トント?」と言っていたので、もしかしたら、後に語り継がれた人物だったのかな?とも思われるので、少年は生まれ変わりではなくレンジャーの格好を真似ていたのかもしれませんね。
で、トントが立てた計画…銀行強盗はシャレだと思うのですが、オープニングでも銀行強盗のシーンが使われていて、一瞬、「ん?」と思わされました。

白馬のシルバーが最高で、最初、登場した時は、大きな岩のテッペンで雄叫びをしていて神々しかったのに、いざ、顔を見ると、なんとまぁ~、間抜け顔!
目が離れていて、口はだらしなくて、お酒は飲むし、高いところが好きだし、そんなシルバーだけど肝心な時に大活躍を見せてくれます。
ちょっと変った馬でしたが、シルバーはスピリット・ホースなんですね~。

特殊メイクキャラのジョニー・デップは好きではないのですが、これはいいですね~、気に入りました(笑)。
キャヴェンディッシュ役のウィリアム・フィクナーもいいですね~、ハマり役でしたね。
他に印象に残ったのが、コリンズが殺された後、ジョンとトントが歩いてくる砂漠がキレイでビックリしました。
あ~、面白かった。

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