ロサンゼルス、1949年。ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエンは、麻薬、銃、売春、そして、手段さえあれば何でもするという勢いでこの街を牛耳り、さらにはシカゴから西の広い地域の賭博も仕切っている。そしてそんな彼の活動を守っているのは、彼自身が雇っている手下だけでなく、首根っこを押さえこんでいる警察や政治家たち。コーエンの勢力は、街で鍛え上げられた、極めて勇敢な刑事でさえ怖気づくほどだ。例外はおそらく、ジョン・オマラ巡査部長とジェリー・ウーターズ巡査部長率いるL.A.市警の“はぐれ者たち”から構成された少人数の極秘チームだけ。コーエンの帝国をぶち壊すために集められた“最強部隊”である。
L.Aギャングストーリー 2012年/アメリカ/ルーベン・フライシャー
アメコミの実写版のような雰囲気で、目を背けたくなるようなシーンでも、ワリと普通に見ていられました。
ショーン・ペンが素晴らしくて(笑)、こういう悪党の役の方が合ってるな~としみじみ思ってしまいました。
最後の情けない表情もとてもよかったです。
やはり、悪党が勝ったところで全く面白くないですし、正義が勝ってくれなくちゃ意味がないですし…。