ただの映画好き日記

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レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙

2010-09-22 | 映画 ラ行


犯人の心理に自らの心理をシンクロさせ、真犯人を割り出す異常犯罪捜査のプロ、ウィル・グレアム。殺人鬼レクター博士を投獄した彼は、同時に自らの精神バランスを崩し、家族とマイアミで静かに暮らしていた。そんな彼の元に、ある猟奇殺人事件の難題が舞い込む。バーミングハム、アトランタで起きた一家惨殺事件。犯行は決まって満月の夜に行われ、死体の目には割れた鏡が嵌め込まれていた。難解な犯人像に苦戦を強いられた彼は、服役中のレクター博士に犯人像のアドバイスを求めることに……。

レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 1986年/米/マイケル・マン





アンソニー・ホプキンスのレクター博士には到底敵わないけれど、グレアムをメインに観ると(メインなんですが)結構楽しめました。
脚本よりもグレアムを演じたウィリアム・ピーターセンがよかったんじゃないかな~と思いました。

グレアムとレクター博士が電話で話すシーンで、レクター博士は寝転がって壁に足をもたせ掛け、グレアムはソファーのアーム部分に足を投げ出しと、特に意識した演出ではないのかもしれないですが、無意識なところでやはり2人に共通する部分があるのかも?と思ったりしました。

レクター博士はイマイチでしたが、犯人もイマイチなのがもったいないかな~?と思う反面、余計、グレアムに印象が残るのでこれでよかったのかもな~と思ったり、明らかにBのニオイをかもしつつ、トマス・ハリスの原作を買えたってことはお金あったのかな?とか、まぁ~、でも、『羊たちの沈黙』発表以前の映画化だから買えたか・・とか、ついつい余計なことを考えさせる余裕ももたらす映画でした(笑)。

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