ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

フロム・ヘル

2012-02-22 | 映画 ハ行


1888年のロンドン、ホワイトチャペル。ある日、メアリと別れて歩き始めた仲間の娼婦の一人、マーサの背後に忍び寄るひとつの影があった……。同じ頃、ロンドンのアヘン窟ではアバーライン警部がアヘンの幻覚の中である殺人事件を目撃していた。路地を歩く女性、背後に迫る視線、女の顔に浮かぶ死の恐怖、飛び散る鮮血、ぶどうの房の小枝、息絶えて横たわる女の体、死体を切り刻むリストン・ナイフ……。しかし、それは単なる幻覚ではなく、現実の世界で起きていた殺人事件だった。その夜から一人、また一人と娼婦たちがナイフの餌食になっていく。そして、ついにメアリにも魔の手が忍び寄る──。

フロム・ヘル 2001年/アメリカ/アレン&アルバート・ヒューズ





これが「切り裂きジャック」の真相だったら大スキャンダルですね~。
実際のところ、犯人は捕まっていないワケで、事件の真相は解らずじまいですが、どうなんでしょうか。

画家の犯人説が強かったようで、その絵描きがイギリス王子だったら、本当にビックリです。
でも、娼婦好きとか、フリーメイソンの儀式とか、全くあり得ないとは言えず、もしかしたら……と思ってしまいます。
臓器を摘出するという儀式と思わしき殺害方法は、単なる猟奇殺人とは思えないフシがあり、となると、この映画での犯人であるフリーメイソンのメンバーというのは、なかなか納得できる話ではあったかな~と思います。

メアリが生き延びたことと、王室の子孫が生きているという設定にはくすぐられるものがありました。
でも、女子なんですね~(笑)。
女王が、「王室は儀式など頼んでいない」と言う(ような)シーンがあったりと、何かしら、王室に配慮している雰囲気に苦笑してしまいました。

これはこれで面白かったです。
ジョニー・デップもなかなか良かったです。

この記事についてブログを書く
« ザ・ライト エクソシストの真実 | トップ | RED/レッド »

映画 ハ行」カテゴリの最新記事