フラッグ・デイ 父を想う日

1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン・ヴォーゲルが、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファーという娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく──「私は父が大好き」。史上最高額の贋札を高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか？父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは？ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出が、宝物のように貴い日々がひも解かれていく。

フラッグ・デイ 父を想う日　2021年／あ、エリカ／ショーン・ペン





とてもよかったです。
さすが、ショーン・ペンだなと思いました。
お話的には切ないのただ一言で、ジェニファーは子供の時から辛い思いしかしてこなかっただろうし、環境も境遇も悪い家庭から抜け出し、ジャーナリストになって生き生きと暮らしていたのに、父親の犯罪。
ダメな親はそこらじゅうにいるだろうけど、せめて、子供の足を引っ張るのだけはやめてほしいです。
ジェニファーは、父親の事件後も、ジャーナリストとして活躍したそうで、結婚もし幸せを掴んだことにホッとしました。
薬物の後遺症もないのだろうと思いたいです。