ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

パパが遺した物語

2016-10-17 | 映画 ハ行


過去のトラウマから、愛を見失ってしまったケイティ。自暴自棄な日々を過ごし、人と深い関係を築くことを避けてきた彼女は、ある日、作家だったケイティの父ジェイク・デイヴィスの大ファンだという青年キャメロンと出会い、恋に落ちる。ケイティは過去と向き合い、新しい人生に踏み出そうとするが…。次第に明かされていく過去の事件と、あまりに純粋な父と娘の愛の物語。そしてケイティに遺された、父の最後の小説とは。

パパが遺した物語 2015年/イタリア/ガブリエレ・ムッチーノ





幸せにならなくちゃー!
辛い思い、悲しい思い、寂しい思いをたくさんしたあなたは幸せにならなくちゃダメなんだよ。
何よりも誰よりもあなたのことを1番に愛してくれた人がいたのだから、あなたが幸せになって、他の誰かを幸せにしてあげなくちゃダメなんだよ。

ラッセル・クロウも素晴らしかったけど、アマンダも素晴らしかったです。
作品の足を引っ張ることなく、逆に、作品の世界観を見事に引き出していたと思いました。
大人になったケイティの寂しさと苦しさが伝わってきて、「幸せにならなくちゃー!」って抱きしめて背中を撫でてあげたかったー。
と思ったら、ちゃんとケイティを受け止めてくれる人に出会えて、ケイティ自身も自分を乗り越えられて、本当によかったです。

ケイティの子役もとても可愛くて、この子から両親を奪うなんて酷い!と本気で思いましたよ。
父と娘の『Close To You』、最高でした!
なぜ、カーペンターズじゃないの?と思ったけど…。

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