ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

42~世界を変えた男~

2014-11-11 | 映画 ハ行


4月15日。その日、大リーグではグラウンドにいる全員が背番号「42」をつける。どのチームの、どの選手も。敵も、味方も、関係なく。「42」、それは、大リーグで唯一の、全球団共通の永久欠番。その裏側に、鳥肌の立つようなドラマがあった。1947年、ひとりのメジャーリーガーが誕生する。彼の名はジャッキー・ロビンソン。背番号は「42」。当時、白人選手だけで構成されていた400人のメジャーリーガーの中でたったひとりの、そして初めての黒人選手だ。そんな彼を待っていたのは、出ていけ!の大合唱。敵は相手チームだけではない。観客、マスコミ、ときには審判、そしてチームメイトさえ、まわりじゅうのすべてを敵にまわす中、何にも屈せず、やり返さず、ただ黙々と渾身の自分のプレーを続けることで、彼はそこが自分のいるべき場所であることを、自ら証明してみせていく。そして世界は少しずつ、しかし確実に変わり始める。

42~世界を変えた男~ 2013年/アメリカ/ブライアン・ヘルゲランド





野球は全く興味がないので、どんなもんかな~?とあまり期待せずに観始めました。
思った程、野球そのものは描かれていなかったので、集中して観ることができたと思います。
たった1人の黒人選手、ホテルもトイレもシャワーも白人とは別々という差別の時代、野球の才能と野球への愛、そして、プライドだけで差別と闘ったのだと思いました。

どんなに罵倒されようとも、必死に必死に耐え抜いたロビンソンの勇気と気持ちの強さは凄いと思いましたが、ロビンソン以外、というかロビンソンを含め全ての黒人が耐えていた時代だったのだと思います。
そんな時代でも、人種差別を嫌い、平等であるべきと思って行動する白人がいたことと、時間はかかっても、肌の色ではなく、ロビンソンの人柄を見るようになった白人たちにホッとする思いがしました。

全球団共通の永久欠番があることも知らなく、1つのチームだけではなく野球界全体に影響するその偉大さに驚きました。

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