イタリア旅行記（フィレンツェ2日目編）

イタリア旅行記続き。
やっぱし長文、注意。


過去日記その4、フィレンツェ滞在二日目編。
本日はフィレンツェ近郊にある中世の面影を色濃く残す街、
シエナとサンジミニャーノ観光のオプショナルツアーに行ってきました。
ツアーの予約自体は日本からネットでやったんですが、うっかりバウチャー
（予約確認書みたいなもん）をトランクの中に入れてしまい、念のため
前日までにやっておけと言われてた確認が結局できなかったりして、
波乱のスタート。ついでに、集合場所のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで
すんなり行けなかったのもまた波乱。しかし何とか地図と人に聞いた
ルートを便りに集合場所まで辿り着く。

……日本人は私とおかんの二人だけかい。他はアメリカ人とスペイン系の
白人さんばっかりで浮いていたことこの上ありませんでした。まあ、
英語のツアーだからしょうがないんだけどね。ツアーの全体人数は40人
程度とかなりの大所帯で、その三分の一程度は観光バスの座席から
はみ出すくらいのデ(ry
いやあ、欧米人の巨体ってホントスケールが違うわ。
イタリア人でも、巨体な人はかなり腹とかケツとかすごいけど。
聞いた話では、イタリア人女性はもともと骨盤がしっかりした体格なので
若いうちはいいけど、結婚して子供を産むと更に腰の肉付きが良くなって
しまうんだそう。
わかりやすく言うと、みんな「ラピュタ」のドーラみたいな感じかなあ。
あ、イタリア人男性はマンマに頭が上がらないので、あの家族は結構
イタリア人一家のイメージに近いと思いますよ（笑）

最初の目的地はシエナで、フィレンツェからバスのドライバーが（二階
建ての観光バスなのに）かなり飛ばして1時間半程度の距離。
到着した先はルネッサンス、ゴシック、モダン様式の各時代の建築物が
そのまま保存され現存する街。民族衣装を着てる人さえいれば、
まんま西洋ファンタジーな世界でした。それでもそんな古風な建物の
1F部分は普通のショップでマックスマーラーとかカルティエみたいな
高級ブランドが入ってたりして、ウインドウはもちろんスタイリッシュ。
こういうミスマッチは、イタリアのレトロな街ならではでしょうな。
観光の目玉はやっぱり寺院。普段はアンチキリスト教の私なんですが、
こういうときは1観光客として素直に楽しむことにしてる現金なやつです。
宗教画は書く人の個性がかなり現れてくるのはもちろんなんですが、
やはり美術品として素晴らしいです。
観光が終わったら、お昼は街で適当なバールに入ってきのこのピザと
サラダ、それにドリンクの昼食で締めて24ユーロ程度だったかな？
昼食ついてないツアーですがその分お昼の休憩時間が長いし、意外と
リーズナブルなんですよね。ちなみにピザは淡白な味でしたが、
日本人の口にはなじんで美味しかったですよ～
こちらではサラダを注文するとドレッシングはついてこなくて
塩コショウとビネガー、オリーブオイルが出されてきます。これを
好きに混ぜて食べろっちゅーわけなんですね。
ここでは会社用のお土産にビスコッティのチョコ、アーモンドの
二種類を購入。そして同じお店でエクレアを立ち食い（イタリアでは
意外と普通のことなんです）し満足。次はサンジミニャーノ。こちらは
特に見るべきところはないので、到着してから出発するまでは完全な
フリータイム扱い。しかしここでかなり酷い雨に見舞われる。
山間の村なので、雲が霧みたいになって視界を遮ってしまい、何が
なんだかわからない状態に。おまけに方向音痴のおかんが街の中心部と
あさっての方向に行っちゃって、途中でケンカになりかけました。
最終的には自分の非を認めてくれたからいいんだけどさ。
サンジミニャーノの特産品はトスカーナのワイン
(キャンティ）と絵皿とかの焼き物。
だがここで某秋葉の武器やのような店を見つけて喜んでしまう
武器防具ヲタの私。自宅に所有してるエクスカリバーソードが
150ユーロくらいで売ってたのに笑いました。あ、んでも秋葉じゃ
見かけないようなかなり珍しい武器もたくさんありましたよ。欲しかったけど、どう考えても成田の
税関あたりで引っかかりそうなので諦めましたが。
ちなみにおかんは乾燥ポルチーニ茸を買って幸せそうでした。
……つうかおかん、最近は仕事仕事でうちで料理してる暇は(ry
ここで、イタリアならではの事情について豆知識。
公衆トイレは基本有料、しかも有人トイレである率も高いです。
有人トイレとは、トイレ入り口あたりに万人のおっちゃん、おばちゃんが
いるので、大体0.2～0.5ユーロくらいを支払って使用するってもの。
場合によってはおっちゃん、おばちゃんが中で使用する紙をくれたり、
用を足して出てくると手を拭く用の紙もくれたりします。
今日行ったサンジミニャーノのトイレにはおっちゃんがいて、外に
出るときに手拭用の紙をくれたはいいんだけど、手まで握られましたよ
……何故？
で、フィレンツェに戻ってきたのがそんなこんなで18:30くらいか。
明日朝早いのと疲れたのとで、ホテルに戻るまでの間に夕食食料
（サンドイッチ）を締めて4ユーロでお安く仕上げ、現在に至る。
おかんの晩酌につき合わされましたが、やっぱ赤ワインは速く酔いが
回るねー。今現在、眠くてフラフラしております。やたら誤字脱字
多いし……ああ。

明日はいよいよイタリアツアー最終目的地のローマに入ります。