おととい、14日に死んだ猫のお葬式を済ませてきました。
幸い評判の高いペット霊園が実家の近所にあり、母とはそちらで
待ち合わせ。
霊園の受付で手続きを済ませてから預けた(保管してもらってた)遺体と
対面する手順だったのですが、その間もお墓参りや葬儀の受け付けに
来る人も多かったように思います。
そして準備が整ってから火葬場へ。
家の愛猫、クーちゃん(オス)は火葬炉の前に設けられた台の上におり、
身体を炉に入れるワゴンの上に家族の手で移しました。
預けた後に遺体を洗浄してもらえたようで、母が見たところでは
以前よりも綺麗に見えるとのこと。
お線香をあげてから式場で用意してもらった花と自分たちで持ってきた花で
周りを埋め、大好きだった海老を供え、最後のお別れ。
私も遺体を目にした時から涙が止まりませんでしたが、私よりも
大泣きしていたのは母。
私が家を出てからはクーちゃんとずっと一緒だったわけですし、
看取ったのも母なのだから、やはり辛かったのだと思います。
お別れを済ませてから遺体を炉に入れて、別室へ。
家族専用の休憩室で1時間くらい待ってから、収骨室に。
猫にしてはかなり身体が大きかったクーちゃんですが、高齢だったのに
骨がかなり頑丈だったらしく、しっぽの先までかなりしっかりとした骨が
残ってました。
葬儀場の方の話では、猫でそこまで骨が残るのはかなり珍しいとのこと。
獣医さんからも頑丈さは折り紙つきだったクーちゃん。
骨は全て手で拾い、用意されていた大き目の骨壷に全て収めてお葬式は
完了。
ちなみにクーちゃんの遺骨は、母と同じお墓に入ることになっています。
母は最初はそのままペット用の霊園に収めようかと考えたらしいのですが、
コストパフォーマンスがあまり良くないことや、クーちゃんの存在を知る
他の身内からも一緒のお墓に入れるからと言われ、引き取ることに
決めたんだそうです。
クーちゃんも一番お世話になっていた家族が母なのだし、それが一番
幸せなんじゃないだろうかと思います。
まあ、母のお墓はもう購入済みで愛媛にあるため、そちらにいる親戚や
私たち兄妹が守っていくことになるのでしょうが。
それまでクーちゃんの遺骨は実家に置いて供養していくことになります。
私もたまに様子を見に行くつもりではありますが、多分母は寂しさに
耐えられずに、遠からず新しい子を迎えるような気が。
もちろんクーちゃんのことは生涯忘れることはないけれど、本当に一人
(父とは離婚済みなので)になってしまった母を癒してくれる存在は
必要だと思ってます。
願わくばクーちゃんが母を見守っていてくれることを……