先日、納品した品物が図面通りではなかったと言う事で、ユーザーから連絡が入り、
工場長と共にユーザーのもとへ行ってきました。
工場長も自分で加工した製品なので、自分で確認したいと朝の打合せ後すぐに向かいました。
それ程自分で加工した製品に自信を持っている証拠だと思います。
結果は図面の指示通りだったので事なきを得ました。
製品に対する姿勢は尊敬させられます。
他にも車中で話をしていたのですが、ユーザーの支給材でシャフトのキー溝加工のみの依頼があった時、
工場長はシャフトを図面と照らし合わせ、色々調べたそうです。
この製品は工場長の担当ではなかったのですが、あまりにも品物がきれいだったので、気になっての事らしいのですが、
「シャフトの振れが全くない、高い技術を持っている」と感心していました。
「おれも出来るけどね」とにやけてましたが・・・
自分で「おれは負けず嫌い」とたまに行っていますが、それも職人魂の一つなのかな?
ずっと現場の第一線で製品と向き合ってきた工場長だからこそ、誰にも負けない実績と技術を持っている
のではないかなと思います。
製造部全員には、工場長の技術だけではなく、この姿勢や考え方、製品に対する自信と誇りを感じ取って
いただきたいと思います。
私は工場長に尊敬と信頼、そして感謝しています。