ワタミの社長

今朝の番組で、ワタミの渡邊美樹社長が出演されていた。いつ見てもシュッとしててカッコイイわぁ～。

それは兎も角、ワタミと言えば全国に４６０店舗ある居酒屋チェーン。渡邊さんはそこの社長で、小説「青年社長」（著・高杉 良）のモデルになった方です。（私はず～っと課長・島 耕作のモデルになった人だと思ってました）かなりヤリ手の人物です。
そのワタミが、先頃Ｍ＆Ａで老人ホーム会社を取得したそうだ。Ｍ＆Ａといっても私もよく分からないのだが、簡単に言えば買収ですね。買取り金額は９３億ちょっと。あぁ、目がくらむ金額。
社長が言うには、この借金を５～６年で回収し、２０２０年までには１６棟あるホームを１０００棟まで拡張する計画らしい。

ホームの経営では、居酒屋チェーンでのノウハウが色々活かされるらしい。食事はもちろんの事、人材育成、改築なんかもいけるそうだ。ちなみに、食品は自社工場があり、改築も自社建設会社を持っているとのこと。それらを効率よく使う事によってコストの削減も図るそうだ。

社長の目指す所は、普通に年金の範囲で入れるホームだそう。現在、国などで運営されている公立のホームでは、入居希望者が３５万人待ちなんだって！高いホームならあるらしいのだが、安くて安心して入れるホームが少ないんだそうだ。これは是非とも頑張ってもらいたい。

あと番組の最後に「ワタミエコロジー」って会社を作ったと言っていた。
なんでも、京都議定書では今より１３％のＣｏ２削減を唱えているらしく、ワタミではその１３％削減にすでに成功しているのだそうだ。そのノウハウ（エネルギーマネージメントと言っていた）を色々な所に売っていく予定なのだそう。いや、本当に凄いわ。