『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『安藤裕子/chronicle.』

2012-11-22 | 立ち直っていく、という時に。
今日の1枚目は、
安藤裕子さんの<chronicle.>です。



私は、<ちゃんと背負えているだろう>ひとの歌が好きです。
安藤さんの歌には、包み込む優しさがあります

<海原の月>が好きです。
この歌は、映画<自虐の詩(うた)>の主題歌でした。



原作は、業田良家さんのコミックで、
笑えるけど泣ける、素敵な作品です。



監督/堤幸彦
脚本/関えり香/里中静流
原作/業田良家

出演/中谷美紀/阿部寛/遠藤憲一/カルーセル麻紀
ミスターちん/金児憲史/蛭子能収/島田洋八/松尾スズキ
斉木しげる/竜雷太/名取裕子/西田敏行 ほか。



<さよならと君、ハローと僕>も好きです。

手放した君の髪を 細い首を二度と放さない
こんなに暖かいこと
こんなに優しいこと
気づかなかった



そして、このアルバムには、
小沢健二さんの曲<僕らが旅に出る理由>が入っています。



発売当時話題になりましたが、
東京スカパラダイスオーケストラの、
茂木欣一(フィッシュマンズ)さんが参加しています。



茂木さんはスカパラの二代目ドラマーですが、
その初代ドラマーだった青木達之さんが、
小沢さんのオリジナルの方でドラムを叩いていました。

青木さんはタイトなきっちりとしたドラムを叩くひとで、
とても気持ちのいい空間を作るひとでした。

 (青木さん作曲、小泉今日子さんの<丘を越えて>

その青木さんは32才という若さで亡くなってしまいます。

その辺りのことは、DVD<SKA EVANGELISTS ON THE RUN>を観ると、

痛いけど、そこで踏ん張った他のメンバーや当時サポートに入った、
ブランキージェットシティの中村達也さんの、すごい音を聴けます。

初代ボーカリストギムラさんの実弟である、
杉村ルイさんの加入と脱退もこの頃となります。



茂木欣一さんも、
フィッシュマンズのボーカリスト佐藤伸治さんを、
同じ頃、亡くしています。

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ(ぼくらが旅に出る理由/小沢健二)




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