
評価:★★★★☆【4,5点】
ベン・アフレック久々のヒット作!
単なるアクション映画にとどまらず、そこに人間ドラマを深く織り交ぜ
そのため、この映画は感情移入という観るものにとっては
なくてはならない要素がうまくはめ込まれていたと思う。
本作は以前から割と楽しみにしていた作品。
そして期待通りの出来に大変満足でき今月のすべり出しは好調かと!^^
◇
全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。
この街に生まれ育ったダグは、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、
今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみたちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。
毎回周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきた彼らだったが、
ある時、やむを得ず一時的に人質を取って逃走を図る。
しかし、解放した女性クレアが、同じ街の住人だったことから、
自分たちの正体に気づかれたかもしれないと不安がよぎる。
そこで探りを入れるため、偶然を装い彼女に近づくダグ。
しかし、不覚にも恋に落ちてしまう。
やがて、FBI捜査官フローリーの追及がダグへと迫る中、
足を洗ってクレアと新たな人生に踏み出したいと考え始めるダグだったが…。
<allcinema>
◇
まずなんと言っても脇のジェレミー・レナーのキャラクターが良い!
ダグ(ベン・アフレック)と同じチームで強盗という悪事を働く幼いころからの親友。
友情を超え、今や兄弟以上の結束を持っていた。
しかし、ジェム(ジェレミー・レナー)の暴走し過ぎる過剰な行為に
ダグは常に彼の感情を制御させるために気を使っていた。
今回も死を恐れず、破滅に向かってどんどん進んでいく
まるで『ハート・ロッカー』のときのままのキャラだと感じる。
本作、冒頭からのシスター・スタイルでの銀行襲撃にアドレナリンが出まくった。
過去に数ある銀行襲撃シーンは見てきたけれど、今回は新たなアイテムが使われます。
これは知らなかった!こんなところで利用できるとは^^;
どこの家庭のもかならず有るものでした。
そして襲撃シーンで成り行き上計画にはなかった人質を取らざる得なくなったこと。
ココからこの物語は思わぬ方向へと進むことになるのですが
その方向性に関しても、かなり共感出来ちゃったりして
ワタシ的にもひとりの青年のその気持ちに対しかなり入り込めました。
男の友情、絆、人情、恋、親子愛など
割とバランスよく描かれていたためにアクション映画でありながら
背景に潜むドラマがメインとなっている感じの作品です。
ただもう少し欲をいうなら、せっかくあの人質のルックスなんだから
そこをもう少し掘り下げて行ってくれたら満点評価となった予感もしているんですが^^;
スタッフのキャストの選択でジェムの妹とクレアを逆にしなくて正解でしたね。
おまけ)
・本作でアカデミー助演男優賞に輝いて欲しいジェレミー・レナーさんです。
その彼の本作での名言はコレ
「AK-47自動小銃を持ってる強盗に口答えしてはいけない」^^;
・無音警報装置のセキュリティもすごいが、それを見破ったチームの技師ももっとすごい。
にしても、チーム4人の描かれ方格差もこれまた凄かった^^;
・とにかくカーチェイスが素晴らしい!なんというかリアルなんですよね~
たぶんカメラ構図がよかったのか覆面シスター4人のイメージからくる意外性とか。
封鎖寸前の橋をクリアする時間との戦いという緊張感も上手かった!
ベン・アフレックってなかなか有能なひとだったのね。
ここへ来て親友のマット・デイモンに格付けでやっと追い付いたという感じでしょうか^^
・ベンとジェレミーの考え方の違いから取っ組み合いのケンカになりますが
あそこで打撃系の殴り合いアクションをいれなくて正解!
なぜなら取っ組み合いこそ、ある意味、過激ながらもスキンシップそのものですから^^;
・編集画面で書き上げたレビューを送信したらログイン画面に戻った!
ぎゃ!嫌な予感、、、と思い恐る恐るログインし記事一覧を見たら、、、ない!
やっちまったな~!!!ショック!
ということで、かなりの脱力感が~、でもそこで挫けていたらいけない。
頭にまだ残っている内容を思い出しながらの2度目の記事がこれです(爆)
もうそろそろベータバージョンに変える方向で行こう^^;
------------------------------------------------------------------------------
監督:ベン・アフレック
脚本:ベン・アフレック/ピーター・クレイグ/アーロン・ストッカード/
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:デヴィッド・バックリー
出演:ベン・アフレック/ジョン・ハム/レベッカ・ホール/ジェレミー・レナー/
『ザ・タウン』
ベン・アフレック久々のヒット作!
単なるアクション映画にとどまらず、そこに人間ドラマを深く織り交ぜ
そのため、この映画は感情移入という観るものにとっては
なくてはならない要素がうまくはめ込まれていたと思う。
本作は以前から割と楽しみにしていた作品。
そして期待通りの出来に大変満足でき今月のすべり出しは好調かと!^^
◇
全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。
この街に生まれ育ったダグは、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、
今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみたちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。
毎回周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきた彼らだったが、
ある時、やむを得ず一時的に人質を取って逃走を図る。
しかし、解放した女性クレアが、同じ街の住人だったことから、
自分たちの正体に気づかれたかもしれないと不安がよぎる。
そこで探りを入れるため、偶然を装い彼女に近づくダグ。
しかし、不覚にも恋に落ちてしまう。
やがて、FBI捜査官フローリーの追及がダグへと迫る中、
足を洗ってクレアと新たな人生に踏み出したいと考え始めるダグだったが…。
<allcinema>
◇
まずなんと言っても脇のジェレミー・レナーのキャラクターが良い!
ダグ(ベン・アフレック)と同じチームで強盗という悪事を働く幼いころからの親友。
友情を超え、今や兄弟以上の結束を持っていた。
しかし、ジェム(ジェレミー・レナー)の暴走し過ぎる過剰な行為に
ダグは常に彼の感情を制御させるために気を使っていた。
今回も死を恐れず、破滅に向かってどんどん進んでいく
まるで『ハート・ロッカー』のときのままのキャラだと感じる。
本作、冒頭からのシスター・スタイルでの銀行襲撃にアドレナリンが出まくった。
過去に数ある銀行襲撃シーンは見てきたけれど、今回は新たなアイテムが使われます。
これは知らなかった!こんなところで利用できるとは^^;
どこの家庭のもかならず有るものでした。
そして襲撃シーンで成り行き上計画にはなかった人質を取らざる得なくなったこと。
ココからこの物語は思わぬ方向へと進むことになるのですが
その方向性に関しても、かなり共感出来ちゃったりして
ワタシ的にもひとりの青年のその気持ちに対しかなり入り込めました。
男の友情、絆、人情、恋、親子愛など
割とバランスよく描かれていたためにアクション映画でありながら
背景に潜むドラマがメインとなっている感じの作品です。
ただもう少し欲をいうなら、せっかくあの人質のルックスなんだから
そこをもう少し掘り下げて行ってくれたら満点評価となった予感もしているんですが^^;
スタッフのキャストの選択でジェムの妹とクレアを逆にしなくて正解でしたね。
おまけ)
・本作でアカデミー助演男優賞に輝いて欲しいジェレミー・レナーさんです。
その彼の本作での名言はコレ
「AK-47自動小銃を持ってる強盗に口答えしてはいけない」^^;
・無音警報装置のセキュリティもすごいが、それを見破ったチームの技師ももっとすごい。
にしても、チーム4人の描かれ方格差もこれまた凄かった^^;
・とにかくカーチェイスが素晴らしい!なんというかリアルなんですよね~
たぶんカメラ構図がよかったのか覆面シスター4人のイメージからくる意外性とか。
封鎖寸前の橋をクリアする時間との戦いという緊張感も上手かった!
ベン・アフレックってなかなか有能なひとだったのね。
ここへ来て親友のマット・デイモンに格付けでやっと追い付いたという感じでしょうか^^
・ベンとジェレミーの考え方の違いから取っ組み合いのケンカになりますが
あそこで打撃系の殴り合いアクションをいれなくて正解!
なぜなら取っ組み合いこそ、ある意味、過激ながらもスキンシップそのものですから^^;
・編集画面で書き上げたレビューを送信したらログイン画面に戻った!
ぎゃ!嫌な予感、、、と思い恐る恐るログインし記事一覧を見たら、、、ない!
やっちまったな~!!!ショック!
ということで、かなりの脱力感が~、でもそこで挫けていたらいけない。
頭にまだ残っている内容を思い出しながらの2度目の記事がこれです(爆)
もうそろそろベータバージョンに変える方向で行こう^^;
------------------------------------------------------------------------------
監督:ベン・アフレック
脚本:ベン・アフレック/ピーター・クレイグ/アーロン・ストッカード/
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:デヴィッド・バックリー
出演:ベン・アフレック/ジョン・ハム/レベッカ・ホール/ジェレミー・レナー/
『ザ・タウン』
ジェレミー・レナーを「絶妙のタイミング」で
引っ張って来た(?)手際の良さにも感心。
そんなに長くなさそうな上演時間も、逆に好感が持てます(=^_^=)
ジェレミー・レナーのキャラは前作とほぼ同じ感じなので
ある意味、旬の俳優をホットなうちに使いたかったのかもしれません^^;
ベンの手腕もこれで証明された形となるでしょう。
できれば次はマット・デイモン主演でベンの監督作が観てみたいですよ(笑)
>ベン・アフレックってなかなか有能なひとだったのね。
いやん♪itukaさん!
弟主役にした「ゴーン・ベイビー・ゴーン」ご覧になってない?
どーして未公開?と腹立つほどの秀作でした。
モーガンやエド・ハリスと何気に出演者も揃ってるのに…。
まあ、ちょっと重いかもしれないけど、私は何とも言えない空気感で終るラストにやられました。
ベンは裏方になって、イーストウッドのようになって欲しいです♪
カー・アクション、久々にドキドキしました。
低いアングルが怖かったし、善の象徴であるようなシスターが撃ちまくるギャップが、小バカにしてるようでしたね!
意外とラブ物だったのね~な印象(苦笑)
俳優としてはアリマゲドン以後ヒット作に恵まれませんでしたが、監督として才能があるとは思いませんでした。
次は何を撮るんでしょうかね。
ハンズに売ってるなら今度の『砂漠の花』のついでに見に行こうかな(爆)
>弟主役にした「ゴーン・ベイビー・ゴーン」ご覧になってない?
これって邦題は聞いたことありますが、未公開だったのね。
レンタルしないし、その題名から某カーメーカーのゴーン社長の
赤ちゃんの話かと思ってましたよ(←おい)
秀作だったのね!ちょっと気になります^^
キャストも一流どころを使うところをみると、ベンの信頼感は相当なもんですね。
そうそう、ローアングルで撮ったりしてカメラ構図をよく知ってますね(ってなにを偉そうに)^^;
あのヒロインのルックスはベンのお好みなんでしょうか~^^;
ワタクシてっきりシシー・スペイセク路線を狙ってるのかと思いましたよ。
ベン兄さんはロマンスもの、アクションものすべてをこの作品に入れ込みましたね。
しかもカーチェイスもなかなかリアルで、『ボーン』シリーズの上を狙ってたのかと^^
作りは割とオーソドックスでしたが、これで次の作品も期待を持ってしまいます。
次はマット・デイモン主演の霊媒師の話でしょうか(←それ、イーストウッドが撮ってますし)^^;
細かいトコで描写不足がありましたが・・監督2作目ってトコに
驚かされ、総てを赦せそうです(=^_^=)
あのおねーちゃんの「支店長」ってキャラ造型が、
どうにも取って付けたっぽい印象のままでした。
「1日支店長」みたいなもんだったんかな?(←タレントかよ!)
何かを耳打ちすると見せかけて、至近距離からドタマを
ぶち抜かれては、さしものマッチョなおっさんも
ひとたまりもなかったっスね(⌒~⌒ι)
追記:んでも、女性の視点から観たら、きっとつまらないんでしょうねぇ・・
危険な男ジェムの存在が本作を面白くした感じに思えました。
コインランドリーで彼女が25セント持ってたら
どのようにナンパしたのかが気になってます(爆)
あのおねーちゃんを支店長にした采配に一票!^^
割と生活感あふれる支店長のキャラがよかったのか、
これがリース・ウィザスプーンだったら、ウソ臭くなりそうです^^;
>何かを耳打ちすると見せかけて、至近距離からドタマを
>ぶち抜かれては、さしものマッチョなおっさんも
>ひとたまりもなかったっスね(⌒~⌒ι)
まさに、フェイントですよね~^^;
その至近距離は反則だろうと言いたい(←おい)
そうか!この映画は各シーンで、フェイントを多用してたんでしょうかね^^
>追記:んでも、女性の視点から観たら、きっとつまらないんでしょうねぇ・・
たぶん、ラストの都合良さが気になるのかもしれませんね。
でも、あういう終わり方も予想の範囲だったし
ワタシは気にならなかったです^^
それよりも脇のキャストや銃撃戦、カーチェイスの本物志向に唸った作品です。
ドンパチやカーチェイスは良いのですが、ストーリーの芯が「ここから脱出したい」だけではねえ・・・。
☆3つでしたか~、ちょっと微妙ですよね^^
あ~、確かに生まれ変わりたいだけでしたもんんね。
ワタシ的には、それが逆に分り易くて良かったです。
主人公と対照的な男との人情物語も、どこか韓国映画なみにココロに響きましたよ^^